草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

フクシマが人住めぬ地となるのを傍観するだけの民主党政権

2011年09月22日 | 災害

 今の日本の政治にどこまで期待できるのだろうか。そんな不信感に襲われるのは、福島第一原発事故への対応の遅れが、目に余るからである。マスコミに取り上げられることが減ったことから、収束に向かっていると勘違いしている国民もいるようだが、それはとんでもない。今日あたりの会津地方の放射線量も、いつもよりも高くなっている。雨が降った後は常にそうで、一つも良くなっているわけではない。福島市では渡利地区の一部を避難勧奨地点にするかどうかでもめているが、民主党政権の腰が定ならないために、自治体レベルではパニック状態なのである。そこの地区が指定されれば、福島市全体が問題視されることを地元は恐れているが、子供を始めとする住民の健康のことを考えれば、そんな悠長なことを言わせておくのではなく、一刻も早く国は避難させるべきだろう。昨日はウクライナ製の線量計を手にして磐梯熱海に出かけてきたが、音が鳴りっぱなしであった。それでもまた、郡山市の中心市街地と比べると、半分以下だというから、言葉に窮してしまう。福島県内の小中学生のうちで、14000人もが転校を余儀なくされたといわれる。このままでは、フクシマが人住めぬ地となるのは目に見えているが、それを傍観しているのが民主党政権なのである。

  人気ブログランキングへ

               ←このままではフクシマは消滅すると思う方はクイックを

  にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
  にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする