我が国の安全を維持するためにも、情報収集衛星の活用は急務である。種子島宇宙センターから昨日打ち上げられ、予定の軌道に入ったH2Aロケット38号機は「光学6号機」を搭載しており、北朝鮮の軍事施設を監視するための役割が期待されている▼「光学6号機」は日中の地上を撮影し、夜間や悪天候時はレーダー衛星がカバーする。これによって光学衛星が3基、レーダー衛星が4基の7基となる。最終的には光学衛星、レーダー衛星各4基、データーの送受信を中継する2基の10基体制を目指している。北朝鮮に対しては警戒を怠ってはならない。独裁国家はいつ暴発するか、見当がつかないからだ▼我が国の軍事力の整備は、日本人にとって死活の問題である。何よりも最優先をさせなくてはならない。北朝鮮の動きが手に取るように分かれば、それなりの対応も可能となる。野党の中には北朝鮮の核保有を容認するかのような発言が出始めているが、核で恫喝され、日本人の生命と財産を脅かされるのを、何とも思っていない暴論である▼ミサイル発射の兆候を察知できれば、即座に敵地攻撃をすべきであり、それ以外に被害を最小限にとどめることは困難だ。東京が核ミサイルで攻撃されれば、それこそ何百万人もの犠牲者が出る。大東亜戦争の戦死者の数を上回りかねない。もはや平和ボケではいられないのである。
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