日本保守党はもはや四面楚歌状態であるが、何のことはない、やるべきことをしてこなかったから、それで立つ瀬がなくなったのである。結党したのはいいだろう。党員集めもいいだろう。党としての組織づくりに専念し、金がかかってもスタッフを揃えるべきだった。せいぜい20人もいれば、それなりに対応できたはずだ。
飯山陽さんが口火を切った領収書の問題も、そんな難しいことではなかったと思う。大口のカンパに応じてくれた人たちは、人数が限られており、親身に対応すればよかったのである。党員に対するケアも、ネットを通じてではなく、年何回の機関紙の発行で、ある程度メリットを与えられたはずである。
百田氏や有本氏は、朝8に専念するのではなく、地方回りをして、全国各地に拠点をつくるのに努力すべきであった。集まった党費は有効に活用すれば、どんどん党員の輪が広がったのである。
ネットを中心に政治活動をすれば、再生回数などにこだわってしまう。さらに、公私のけじめがつかなくなる。うまくやっていれば、党の支持率は国民民主党と並ぶくらいになっただろう。そうならなかったのは組織作りに失敗したからである。このままでは党の存続は難しいだろう。地道に活動をする気がないわけだから、将来の展望などあるわけがないのである。
ネットを中心に政治活動をすれば、再生回数などにこだわってしまう。さらに、公私のけじめがつかなくなる。うまくやっていれば、党の支持率は国民民主党と並ぶくらいになっただろう。そうならなかったのは組織作りに失敗したからである。このままでは党の存続は難しいだろう。地道に活動をする気がないわけだから、将来の展望などあるわけがないのである。