草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本保守党は地道な組織づくりをすべきだった

2025年02月16日 | 日本保守党
 日本保守党はもはや四面楚歌状態であるが、何のことはない、やるべきことをしてこなかったから、それで立つ瀬がなくなったのである。結党したのはいいだろう。党員集めもいいだろう。党としての組織づくりに専念し、金がかかってもスタッフを揃えるべきだった。せいぜい20人もいれば、それなりに対応できたはずだ。
 飯山陽さんが口火を切った領収書の問題も、そんな難しいことではなかったと思う。大口のカンパに応じてくれた人たちは、人数が限られており、親身に対応すればよかったのである。党員に対するケアも、ネットを通じてではなく、年何回の機関紙の発行で、ある程度メリットを与えられたはずである。
 百田氏や有本氏は、朝8に専念するのではなく、地方回りをして、全国各地に拠点をつくるのに努力すべきであった。集まった党費は有効に活用すれば、どんどん党員の輪が広がったのである。
 ネットを中心に政治活動をすれば、再生回数などにこだわってしまう。さらに、公私のけじめがつかなくなる。うまくやっていれば、党の支持率は国民民主党と並ぶくらいになっただろう。そうならなかったのは組織作りに失敗したからである。このままでは党の存続は難しいだろう。地道に活動をする気がないわけだから、将来の展望などあるわけがないのである。
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ネットリンチをやめない日本保守党は孤立していくだけだ

2025年02月14日 | 日本保守党
 飯山陽さんを病人扱いにする日本保守党関係者のXは、名誉棄損の疑いが強い。飯山さんは事実に基づいて批判しているのに、何一つ答えられず、勝手に病名までつけて罵倒しているのである。それを受けて連日騒ぎ立てている人たちも、まさしく同罪ではないだろうか。
 自分を守るためにも、飯山さんには法的対抗処置を取ってもらいたい。何をしても許されると思っているのは、甚だしい勘違いである。とくに心が病んでいるかのような言い方をして、この社会から特定の個人をスポイルするというやり方は、スターリニズムやナチスの手口と一緒である。
 それにしても、有本氏のXを読むとあまりにも嘘が多い。苦言を呈する人は日本保守党にはいないのだろうか。このままでは日々信用を失うだけだろう。
 日本保守党のそうした体質は、ネット民からも違和感を持たれているが、飯山さんはもはや一人ではない。圧倒的なネット民が付いている。恐れる必要はないのである。
 後は、飯山さんの判断一つなのである。やるやる詐欺の日本保守党とは違って、ガツンとやるしかないからである。
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ネット民に愛想を尽かされた日本保守党

2025年02月12日 | 日本保守党
 ネット民は愚かではありません。飯山あかりさんと日本保守党のバトルに対しても冷静でした。あくまでも事実を列挙して、反証を要求する飯山さんに対して、百田氏と有本氏はほとんど何一つ反論ができませんでした。徐々に党員や支持者が離れて行き、今では両氏の個人商店のように成り下がってしまいました。
 表向きの主義主張に関しては、それほど異論はありませんが、まずは政党としてのガバナンスがないことが驚きでした。飯山さんが衆議院補選に出馬した際に、私は、選対がなさそうなことに気づきコメントしました。候補者をガードする人間を増やすことも提案しました。それは動画を見れば誰もが気づくことでしたが、そうした声を日本保守党はまったく無視しました。
 さらには、領収書問題もビックリでした。税金の控除の対象になると党のホームページに書いておきながら、実際は違っていたからです。普通であれば、一度返金をして、該当するようになってからもう一度寄付してもらえばよいだけです。なぜそれができなかったのでしょう。
 飯山さんを刑事・民事の両方で訴えると公の場で口にしていながら、それを実行しないことも、日本保守党の信用を失墜させました。保守系月刊誌も離れ始めているようですし、石平さんも日本保守党からは出馬しないようです。このままでは参議院選挙で候補者を擁立することも大変だと思います。
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日本保守党が落ち目の三度笠に

2025年01月29日 | 日本保守党
 良識あるネット民は、犬笛に騙されることはないのである。ごとうやすゆき氏のXによると、百田チャンネルや有本チャンネルの再生回数は、大幅に激減しているという。
 これに対して、飯山チャンネルは若干プラスの傾向があるとか。一時期は、だらしない自民党を叱咤激励する観点から、百田、有本両氏の過激な物言いにも、一定の理解を示したが、もはや落ち目の三度笠になってしまったのだ。
 何度でも言うが、岩盤保守の期待を裏切ったのは、リベラルの減税日本と組んだことと、公約を守らなかったからだ。さらに、大げさに、飯山さんを法的に訴えるとか大口をたたいたのに、何一つできないからである。
 これではいくら何でも、日本保守党を支持できないだろう。有本氏は少しずつ党員は増えているとか言っているが、勢いがなくなっていることは確かである。
 選択的親子別姓に向けて、石破茂と野田佳彦が動き出しているが、高市早苗さんをはじめとする自民党保守派は、除名を覚悟で反対する意向を示している。ここにきて岩盤保守は、高市政権樹立に向けて結集しつつある。日本保守党のレベルでは、間違っても日本を守り抜くことはできないし、保守を分断するようなことに手を貸してはならない。流れは変わりつつあり、エンタメ政治に付き合っている時間はないのである。
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デマで憎悪を煽るのはナチスと一緒だ

2025年01月25日 | 日本保守党
 手段を選らばず相手を貶めるというやり方は、ナチスが用いた戦術である。ヒトラーの言葉がそれを語っている。何が事実であるかなどは、どうでもよいことなのである。憎悪を駆り立てて、大衆のヒステリーに、どんどん油を注げばいいのである。
「民族大衆は大学教授からも、そして外交官からも成り立っているのではない。かれらが少ししか抽象的知識をもっていないことはかれらの気持ちを感情の世界により多く住むようにさせる。かれらの肯定的であるか、そうでなければ否定的である態度は、その点に基づくのである。彼らはこの二つの方向中一方の活動だけを感じるのであり、この両者の中間を浮動している中途半端にはけっして感受性をもたない。だが彼らの感情的態度は、同時に彼らをはなはだしく堅固にする」(『わが闘争上 民族主義的世界観』平野一郎 将積茂訳)
 未だに日本保守党を支持し、エコーチェンバーから抜けられない人たちは、ヒトラーがいう大衆そのものなのだろう。すでに怪物化している集団に対して、保守派は勇敢に立ち向かわなければならない。左の全体主義者同様に、警戒しなければならない。右からの全体主義者にほかならないからである。
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犬笛に踊らされネットリンチに加担する人たち

2025年01月24日 | 日本保守党
 第一次大戦後のドイツでは、ナチスと共産党が勢力を拡大したが、後者から前者に移った者も多いし、一部は両方の党員になっていた者もいた。激しくナチスや共産党は街頭で衝突しながらも、イデオロギーではなく、心情的には相通じるものがあったのだ。
 現状に不満を持つ点においては、まさしく両者は一緒であり、過激な言動も大差がない。そのことを念頭に置けば、日本保守党もれいわも、それほど違いがないように思えてならない。極右と極左は同根なのである。
 日本保守党党員によるネットリンチの酷さが問題になっているが、そこまでのことをやってしまうのは、彼らにやり場のない怒りがあるからだろう。それを手っ取り早く解消するのは、犬笛に呼応して騒ぎ立てることなのだろう。
 犬笛というのは、犬にしか聞こえないように、日本保守党の党員だけが聞き分けることができるのだ。危惧すべきは、そうした人たちが、かなりの数いることだ。いくら道理を説いても、耳を傾けようとしないのである。
 この混乱を収拾させるには、もはや正論を主張しても無駄ではないだろうか。失われた日本を取り戻さなければ、抜本的な解決策にはならないからであり、今求められているのは、日本人の内なるパトリア(原点)の再建ではないだろうか。
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今の日本保守党は保守勢力の結束を乱すだけだ

2025年01月22日 | 日本保守党
 日本保守党の百田氏や有本氏は、飯山あかりさんに向かって、事実に基づいて反論できない。文藝春秋が提案した、飯山さんとの討論に応じない。これではしっぽを巻いて逃げたといわれても、それは仕方がないだろう。
 日本の保守が結束して石破内閣を倒し、トランプとまともに交渉できる政治勢力の結集が急務なのに、それを実現するためにも、日本保守党の存在が、あまりにも迷惑この上ない。
 百有党と呼ばれているように、公私のけじめがまったくないからである。さらに、夫婦漫才のように、何をするにも一緒である。そんな政党がこれまであっただろうか。政策などそっちのけで、金の話と品のない暴論の連発である。
 ようやくネット民の多くの人が気付き始めている。あれだけLGBT法案に反対したにもかかわらず、今では、ほとんどそのことを口にせず、驚くなかれ、それに賛成している減税日本と組んでいるのだ。
 日本保守党離れが加速しているようだが、犬笛に騙されてはならないし、常識が通用せず。政治資金規正法を理解していないような人間の後を、ノコノコ付いていくことはできないのである。
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保守と左翼との違いは「誠」があるかどうかだ

2025年01月18日 | 日本保守党
 藤岡信勝氏が日本保守党批判を強めているが、これでほぼ勝敗は決した感がある。日本保守党は保守層から相手にされない存在となりつつある。
 そこまで追い詰められてしまったのは、飯山あかり氏の日本保守党への質問に対して、何一つ返答せず、飯山氏への個人攻撃で乗り切ろうとしたからである。自分たちが正しいと主張するのであれば、その根拠を示せばいいのである。
 政党交付金を半額にすべきだ、と公約に掲げておきながら、自分たちが国政政党になったら、それを反古にしてちゃっかり全額もらう。これでは信用されなくて当然である。
 三島由紀夫の言葉を借りるならば、左翼との違いは「誠」があるかないかであった。それがなければ左翼と同類なのである。「嘘も方便」という言葉がないわけではないが、嘘ばかり吐いている人間を、どうして支持することができるだろう。東アジアは危機的な状況下にある。保守は団結しなければならないが、三島が言った「日本人といううのは自分の主義主張のためには体を張るものである」という根本原則がなければならないのである。
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上意下達の日保が保守であるわけがない

2025年01月13日 | 日本保守党
 藤岡信勝氏や長谷川幸洋氏が元左翼だったから信用できないという意見がネット上に散見されます。若いときにそうした経験をしないで、すんなり大人になる方が、実際はどうかしています。
 今は亡き西部邁、志水速雄、林健太郎、香山健一の各氏も、かつては左翼でした。麻疹みたいなもので、一度かかると免疫ができるのです。そして、党中央や指導部の独裁的な運営に嫌気がさすのです。
 今回の藤岡氏が名指しで日本保守党を批判したのは、上意下達(じょういかたつ)で、百田、有本両氏の暴論に付き従っている人に対しての、ある意味では警告でもあるのです。
 金だけ払わされて何の権限もない。エコーチェンバーのメンバーになって、いじめに加担していることは、保守と呼ぶにはふさわしくないからです。
 それでもなお付いていく人たちは、ドストエフスキーの『悪霊』に登場する悪鬼にとりつかれた豚のようです。悪鬼が入った豚の群れは、激しく馳せくだり、崖より湖に落ちて溺れるというシーンを思い浮かべてしまいます。
 未だに日本保守党を信じている皆さんは、ご自分の胸に手を当てて考えてみて欲しいと思います。百田氏の公衆の面前で抜刀するようなことが、許されてよいわけがないからです。
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反証可能性を拒否する日本保守党は保守主義にはあらず

2025年01月11日 | 日本保守党
 ネット保守を名乗れば金儲けになるというのは、おかしな世の中になったものです。しかも、煽ったり、犬笛を吹くというやり方は納得できません。とくに驚くのは、百田氏あたりが、公然と「証拠はない」と口にすることです。それで他人を批判するのはどうかしています。
 保守であるならば、カール・ポッパーの名前くらいは知っているとは思いますが、今の日本保守党の関係者は、それも理解していないようです。ポッパーは反証可能性を重視しました。人間は間違いをするのが普通であり、絶えず反証されることで軌道修正が行われ、漸進的な改革が可能となるからです。それが保守主義の定義であり、そこではカリスマ的な指導者は排除されます。
 保守派が共産主義を否定するのは、マルクスの思想を絶対化し、反証されることを拒否しているからです。それと同じように、百田氏の主張が次々と反証されているにもかかわらず、それに固執する人たちは、宗教的な意味の「信者」と変らない存在とみられても仕方がありません。
 
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