草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本保守党が落ち目の三度笠に

2025年01月29日 | 日本保守党
 良識あるネット民は、犬笛に騙されることはないのである。ごとうやすゆき氏のXによると、百田チャンネルや有本チャンネルの再生回数は、大幅に激減しているという。
 これに対して、飯山チャンネルは若干プラスの傾向があるとか。一時期は、だらしない自民党を叱咤激励する観点から、百田、有本両氏の過激な物言いにも、一定の理解を示したが、もはや落ち目の三度笠になってしまったのだ。
 何度でも言うが、岩盤保守の期待を裏切ったのは、リベラルの減税日本と組んだことと、公約を守らなかったからだ。さらに、大げさに、飯山さんを法的に訴えるとか大口をたたいたのに、何一つできないからである。
 これではいくら何でも、日本保守党を支持できないだろう。有本氏は少しずつ党員は増えているとか言っているが、勢いがなくなっていることは確かである。
 選択的親子別姓に向けて、石破茂と野田佳彦が動き出しているが、高市早苗さんをはじめとする自民党保守派は、除名を覚悟で反対する意向を示している。ここにきて岩盤保守は、高市政権樹立に向けて結集しつつある。日本保守党のレベルでは、間違っても日本を守り抜くことはできないし、保守を分断するようなことに手を貸してはならない。流れは変わりつつあり、エンタメ政治に付き合っている時間はないのである。
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デマで憎悪を煽るのはナチスと一緒だ

2025年01月25日 | 日本保守党
 手段を選らばず相手を貶めるというやり方は、ナチスが用いた戦術である。ヒトラーの言葉がそれを語っている。何が事実であるかなどは、どうでもよいことなのである。憎悪を駆り立てて、大衆のヒステリーに、どんどん油を注げばいいのである。
「民族大衆は大学教授からも、そして外交官からも成り立っているのではない。かれらが少ししか抽象的知識をもっていないことはかれらの気持ちを感情の世界により多く住むようにさせる。かれらの肯定的であるか、そうでなければ否定的である態度は、その点に基づくのである。彼らはこの二つの方向中一方の活動だけを感じるのであり、この両者の中間を浮動している中途半端にはけっして感受性をもたない。だが彼らの感情的態度は、同時に彼らをはなはだしく堅固にする」(『わが闘争上 民族主義的世界観』平野一郎 将積茂訳)
 未だに日本保守党を支持し、エコーチェンバーから抜けられない人たちは、ヒトラーがいう大衆そのものなのだろう。すでに怪物化している集団に対して、保守派は勇敢に立ち向かわなければならない。左の全体主義者同様に、警戒しなければならない。右からの全体主義者にほかならないからである。
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犬笛に踊らされネットリンチに加担する人たち

2025年01月24日 | 日本保守党
 第一次大戦後のドイツでは、ナチスと共産党が勢力を拡大したが、後者から前者に移った者も多いし、一部は両方の党員になっていた者もいた。激しくナチスや共産党は街頭で衝突しながらも、イデオロギーではなく、心情的には相通じるものがあったのだ。
 現状に不満を持つ点においては、まさしく両者は一緒であり、過激な言動も大差がない。そのことを念頭に置けば、日本保守党もれいわも、それほど違いがないように思えてならない。極右と極左は同根なのである。
 日本保守党党員によるネットリンチの酷さが問題になっているが、そこまでのことをやってしまうのは、彼らにやり場のない怒りがあるからだろう。それを手っ取り早く解消するのは、犬笛に呼応して騒ぎ立てることなのだろう。
 犬笛というのは、犬にしか聞こえないように、日本保守党の党員だけが聞き分けることができるのだ。危惧すべきは、そうした人たちが、かなりの数いることだ。いくら道理を説いても、耳を傾けようとしないのである。
 この混乱を収拾させるには、もはや正論を主張しても無駄ではないだろうか。失われた日本を取り戻さなければ、抜本的な解決策にはならないからであり、今求められているのは、日本人の内なるパトリア(原点)の再建ではないだろうか。
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今の日本保守党は保守勢力の結束を乱すだけだ

2025年01月22日 | 日本保守党
 日本保守党の百田氏や有本氏は、飯山あかりさんに向かって、事実に基づいて反論できない。文藝春秋が提案した、飯山さんとの討論に応じない。これではしっぽを巻いて逃げたといわれても、それは仕方がないだろう。
 日本の保守が結束して石破内閣を倒し、トランプとまともに交渉できる政治勢力の結集が急務なのに、それを実現するためにも、日本保守党の存在が、あまりにも迷惑この上ない。
 百有党と呼ばれているように、公私のけじめがまったくないからである。さらに、夫婦漫才のように、何をするにも一緒である。そんな政党がこれまであっただろうか。政策などそっちのけで、金の話と品のない暴論の連発である。
 ようやくネット民の多くの人が気付き始めている。あれだけLGBT法案に反対したにもかかわらず、今では、ほとんどそのことを口にせず、驚くなかれ、それに賛成している減税日本と組んでいるのだ。
 日本保守党離れが加速しているようだが、犬笛に騙されてはならないし、常識が通用せず。政治資金規正法を理解していないような人間の後を、ノコノコ付いていくことはできないのである。
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保守と左翼との違いは「誠」があるかどうかだ

2025年01月18日 | 日本保守党
 藤岡信勝氏が日本保守党批判を強めているが、これでほぼ勝敗は決した感がある。日本保守党は保守層から相手にされない存在となりつつある。
 そこまで追い詰められてしまったのは、飯山あかり氏の日本保守党への質問に対して、何一つ返答せず、飯山氏への個人攻撃で乗り切ろうとしたからである。自分たちが正しいと主張するのであれば、その根拠を示せばいいのである。
 政党交付金を半額にすべきだ、と公約に掲げておきながら、自分たちが国政政党になったら、それを反古にしてちゃっかり全額もらう。これでは信用されなくて当然である。
 三島由紀夫の言葉を借りるならば、左翼との違いは「誠」があるかないかであった。それがなければ左翼と同類なのである。「嘘も方便」という言葉がないわけではないが、嘘ばかり吐いている人間を、どうして支持することができるだろう。東アジアは危機的な状況下にある。保守は団結しなければならないが、三島が言った「日本人といううのは自分の主義主張のためには体を張るものである」という根本原則がなければならないのである。
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上意下達の日保が保守であるわけがない

2025年01月13日 | 日本保守党
 藤岡信勝氏や長谷川幸洋氏が元左翼だったから信用できないという意見がネット上に散見されます。若いときにそうした経験をしないで、すんなり大人になる方が、実際はどうかしています。
 今は亡き西部邁、志水速雄、林健太郎、香山健一の各氏も、かつては左翼でした。麻疹みたいなもので、一度かかると免疫ができるのです。そして、党中央や指導部の独裁的な運営に嫌気がさすのです。
 今回の藤岡氏が名指しで日本保守党を批判したのは、上意下達(じょういかたつ)で、百田、有本両氏の暴論に付き従っている人に対しての、ある意味では警告でもあるのです。
 金だけ払わされて何の権限もない。エコーチェンバーのメンバーになって、いじめに加担していることは、保守と呼ぶにはふさわしくないからです。
 それでもなお付いていく人たちは、ドストエフスキーの『悪霊』に登場する悪鬼にとりつかれた豚のようです。悪鬼が入った豚の群れは、激しく馳せくだり、崖より湖に落ちて溺れるというシーンを思い浮かべてしまいます。
 未だに日本保守党を信じている皆さんは、ご自分の胸に手を当てて考えてみて欲しいと思います。百田氏の公衆の面前で抜刀するようなことが、許されてよいわけがないからです。
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反証可能性を拒否する日本保守党は保守主義にはあらず

2025年01月11日 | 日本保守党
 ネット保守を名乗れば金儲けになるというのは、おかしな世の中になったものです。しかも、煽ったり、犬笛を吹くというやり方は納得できません。とくに驚くのは、百田氏あたりが、公然と「証拠はない」と口にすることです。それで他人を批判するのはどうかしています。
 保守であるならば、カール・ポッパーの名前くらいは知っているとは思いますが、今の日本保守党の関係者は、それも理解していないようです。ポッパーは反証可能性を重視しました。人間は間違いをするのが普通であり、絶えず反証されることで軌道修正が行われ、漸進的な改革が可能となるからです。それが保守主義の定義であり、そこではカリスマ的な指導者は排除されます。
 保守派が共産主義を否定するのは、マルクスの思想を絶対化し、反証されることを拒否しているからです。それと同じように、百田氏の主張が次々と反証されているにもかかわらず、それに固執する人たちは、宗教的な意味の「信者」と変らない存在とみられても仕方がありません。
 
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百田氏が公衆の面前で刀を抜いたのはあまりにも軽率だ

2024年12月30日 | 日本保守党
 安岡正篤は「元来剣というものは積極的に人を攻撃する武器、消極的には護身の武器と考えるのは、幼稚な考えである」(『日本精神の研究』)と述べるとともに、「いわゆる剣が武道と謂われるようになっては、そこに非常に深遠な霊的意味が発展して往った。此れは確かに東洋人の民族精神を表す一証左であると思う」(『同』)と書いている。
 三種の神器の一つに、鏡や玉と共にあるのは、我が民族精神の体現でもあるからだ。安岡は「真剣味」という言葉にしても、白刃を執って敵に臨んだときの心持であることに注目する。だからこそ、人前で剣を抜くということは、切り結ぶことを前提にしている。それを覚悟しての行動でなければならない。それを脅かしに使うようでは、武士としては最悪である。
 一旦抜けば、自らがその責任を負わなければならない。簡単に用いることができないからこそ、「魂を磨くための刀」となるのだ。日本保守党の代表である百田尚樹氏を、YouTubeの動画で、日本刀を抜いて見せ、自らの力を誇示した。まさしくデモンストレーションでしかなく、刀を見せびらかすということは、武士の精神とは、まったく無縁な「真剣味」に欠けた行為であり、単なる脅かし以外の何物でもないのである。
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もはや日本保守党を支持することはできない

2024年12月26日 | 日本保守党
 岸波内閣を倒すためにも、保守が結束しなければならないときに、その足を引っ張っているのが、日本保守党ではないだろうか。LGBT法案の成立に反発して誕生したと言いながら、一緒に組んだのがリベラルの減税日本であった。
 自民党総裁選で高市早苗さんが敗れたのをこれ幸いに、岩盤保守の支持を受けようとしたが、金は集まったものの組織ができていないし、百田氏と有本氏の個人商店であることが明らかになった。だからこそ、先の総選挙では保守の票が国民民主党に流れたのである。
 飯山かおり氏のユーチューブによる批判に対しては、刑事告訴や真実の暴露を公言しながらも、実際は何一つできず、逆に政治とカネの問題で追い詰められている始末だ。「ポッケナイナイ」という言葉も、百田氏が口にしたのが最初で、ブーメランになって、替え歌までできる始末である。
 今の日本保守党はガタガタである。公約すらも平気でかなぐり捨てている。保守の私たちができることは、自民党を保守の手に取り戻すことである。
 日本に残された時間は限られている。日本のチカラを発揮した強い経済、中国に立ち向かい、国家の主権を守り抜く覚悟が求められており、そこに力を結集して、高市さんを中心にして、保守が大同団結をしなくてはならないのである。
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上から目線で自慢話をする日本保守党

2024年12月25日 | 日本保守党
 日本の保守を名乗る政党の代表が、サンタクロースの帽子をかぶって、たわいのない若き日のクリスマスイブの話をして、それでユーチューブの再生回数を稼ぐというのは、あまりにもお粗末だと思います。しかも、その相手をする事務総長が、モテモテだったというな話を聞かされては、途中で見たくなくなってしまいました。
 年末といえば、決まって貧しい親子のことが話題になります。皆がたらふく食べて、騒いでいる一方では、腹をすかしている子供たちもいるのです。そのことを論じることなく、恵まれた人たちの体験談などは、どうでもいいことです。
 世の中が豊かになればなるほど、そこから取り残された人たちが出て来ます。その人たちのための政治でなければなりません。自らが金持ちであるとか、自分は天才であるとか、平気で口にするような人たちを、どうして私たちが信用することができるでしょう。
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