TBSのNスタには驚いた。消費増税をしなければ、社会保障は駄目になるとの一方的な意見を垂れ流している。増税で税金を取ることよりも、景気を回復させた方が税収が増えるのに、そんなことはまったく無視である。こともあろうにアベノミクスが失敗したとのデマを流している。民主党政権時代と比べて、どれだけ日本経済が良くなったかについては、一言も触れていない。失業率や雇用が改善し、就業人口も100万人以上も増加していることは、一切認めたくないのだろう。まったく対案がなく反対のための反対をしている民進党を、どうしてバックアップする必要があるのだろう▼民進党は日本を敵視する国家の代弁者になりはてている。そうした動きに対して今の自民党はあまりにも鷹揚過ぎはしないか。ネットでいくら声なき声の国民が反撃しても、情報弱者には届かず、テレビ局はデマを真実であるかのように報道している。安倍首相が伝家の宝刀を抜かないことで、民進党や共産党が勢いづいてきた▼今回こそがチャンスであった。自民党以外の保守勢力に期待するしかない。安倍内閣を支持しても、もはや局面が打開できないからだ。TPPがあろうとも、移民を推進しようとも、これまではじっと耐えてきたのである。なぜ攻勢に転じなかったのだろう。テレビ局の勝手な報道を恐れたのだろうか。TBSやテレビ朝日は目に余るものがあるが、それに対抗するには行動で示すべきであった。敵に後ろをみせてはならないのである。日本の政治は安倍以後を模索しつつある。憲法改正を一気呵成に行うためには、衆参同時選挙しかなかったのである。
←応援のクリックをお願いいたします。