草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

中国海警局が台湾漁船を拿捕したことで戦争一歩手前に

2024年07月03日 | 台湾有事
 いよいよ中国は台湾を海上封鎖する気なのだろうか。中国福建省に近い金門島周辺で台湾漁船が昨日夜、中国海警局に拿捕された。そのための前兆でなければよいのだが。
 そんなことになれば、台湾の2357万の人々の暮らしはままならなくなる。決死の覚悟で台湾軍が強行突破しようとすれば、中国軍との間で軍事衝突が起こりかねない。
 自由と民主主義を守り抜こうとする国家は、海上封鎖などの動きがあった場合には、結束してノーを突き付けなくてはならない。軍事的な示威行動もためらってはならない。当然その中に日本も含まれることになるだろう。台湾を締め上げることは、それらの国々を敵に回すことであるのを、習近平に思い知らせるべきだろう。
 そうした安全保障政策を選択する意味でも、自民党の総裁選挙では、高市早苗さんに勝ってもらわなくてはならない。親中派や媚中派の政治家が総裁となり、さらに総理大臣に就任すれば、待ってましたとばかり、日本に揺さぶりをかけてくるのは必至である。
 戦争という最悪の事態にならないためにも、日本が自由台湾を背後から支えなくてはならない、孤立主義の陥りがちな欧米を説得し、中国へ毅然たる態度を示す必要があるのだ。それができないならば戦火は東アジア全体に広がるだろう。現在のウクライナと同じ運命を辿ることになることだけは、断固として阻止しなくてはならないのである。

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