田原総一朗があの政治改革騒動のときに急先鋒をつとめたのは、紛れもない事実である。小選挙区制を導入する旗振りをやったのである。その当事者であるにもかかわらず、朝生でもって、自民党をやり玉に挙げた。公平な報道をテレビ局に求めたことに腹をたてたようだ。それも自分の意見として述べるのではなく、朝日や毎日の記事を持ち出すのである。他人の主張を並べたてて、自分を正当化するのである。それこそマスコミ特有の卑怯な自己弁護ではないか。ネットでは田原はもう過去の人である。時代に便乗して金儲けをしてきたテレビ芸人のレベルなのである。今度ばかりは相手にされなくなっている。未だにマスコミがまともだと思い込んでいる。しかし、ネットがテレビのいい加減さを暴露したのであり、自民党はそれを追認しただけなのである。共産党だって公平な報道を求めて働きかけをしており、ことさら話題にする問題ではない。テレビの報道番組を見ていて思うのは、まともなコメンテーターが少ないことだ。お笑いのタレントに政治を語らせるのは、世界中で日本だけではないだろうか。テレビ局が下請けに丸投げで、プロダクションが特定アジアの影響下にあるように思えてならない。田原あたりに扇動されて大失敗をやらかしたに国民も、今では後悔しており、もう二度とその手には乗らないのである。報道の中立性をこわした田原の反省の弁が先だろう。
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