生ごみを食べてくれるミミズは、体にシマ模様があるシマミミズという種類です。
落ち葉の下や積み上げた草の下などに集まってきます。
生ごみ堆肥づくり用に養殖販売もされています。
ミミズの数が少ない場合、生ごみを入れても食べきる前に腐敗することがありますので、
しばらく生ごみは入れず、腐葉土を餌として入れて、
個体数を増やすことを目的に飼育します。
腐葉土は腐敗しないので、3㎝程度に厚く入れても問題ありません。
ミミズは春と秋に卵を産み、1個の卵から数匹生まれ、どんどん増えていきますので、
数が多くなってきたら生ごみを餌として入れます。
生ごみ堆肥づくりに適した個体数は、500g(1200匹)ほど、
「食べたら与える」を基本として、餌(生ごみ)を入れていきます。
生ごみは粗みじん切りにして、表面に分厚くならないように広げ、
軽くかき混ぜて土をまぶします。
餌の上には水で濡らした古タオル、
または新聞紙を3~4センチ幅に裂き水で濡らして、
土が見えなくなるようにふんわりとかけます。
タオルや新聞紙はミミズが好むじめじめした暗い環境を作ってくれます。
新聞紙もタオルもミミズは餌として食べてしまいます。
蓋をして作業終了です。
次回はミミズの好きな餌、嫌いな餌についてご説明します。 (ikiiki)