ミミズの飼育箱は市販されていますが、
身近にある木箱、木製の植木鉢、発泡スチロール箱などを使って飼育できます。
今日ご紹介する飼育箱は、サイズが自由に選べて断熱性にも優れている、
発泡スチロール箱です。
発泡スチロール箱は通気性が悪いことが難点ですので、
側面上部にカッターなどで通気孔をあけます。開けたままでは虫が侵入しますので、
発泡スチロールボンドを使って防虫網(網戸の網)を2重に貼ります。
箱の底には液肥を取り出す穴を1ヵ所あけ、ミミズが逃亡しないように、
またみみず糞(堆肥)が落ちないように防虫網を乗せます。これで完成です。
設置場所は直射日光や雨が当たらない軒下などが適しています。
設置方法は、液肥が採集穴に流れてくるようにするため、
ブロックなどの台に少し勾配をつけて乗せます。
液肥採集穴の下に容器を置いて液肥を集めます。
箱の中にはココナツ繊維や腐葉土、庭の土などを混ぜて入れ、ミミズの生活床とします。
資材には農薬が使われていないものを選ぶようにします
ココナツ繊維はホームセンターや100円ショップなどで、
ブロック状にして販売されていますので、水に戻して利用します。
飼育箱を設置して生活床の用意ができました。
次回はミミズの飼育方法についてご説明します(ikiiki)