いきごみクラブ 最新ニュース

江戸川区生ごみ堆肥化実践クラブ(いきごみクラブ)の
活動の様子を中心に掲載します。

ミミズで生ごみ堆肥づくり ①

2020-05-10 16:16:29 | ミミズ堆肥

生ごみ堆肥づくりにはいろいろな方法がありますが、

中でもミミズに生ごみを食べさせて堆肥にする方法は

ちょっとマニアックな堆肥づくりかもしれません。

「頭も尻尾もわからないミミズは気持ちが悪くて嫌い」

という人も多いでしょうが、ミミズ糞は良質な完熟たい肥で、

花は色鮮やかに、野菜は安全でおいしく、無農薬の菜園づくりを助けてくれます。

どんな植物にも有効な液肥も採集できます。

     ミズの卵

春と秋には卵(3㎜ほど)を産み個体数も増えて、たくさんの生ごみを食べてくれます。

増えるといっても、容器のサイズに合わせて生息数は調整されますので、

あふれるほど増えることはありません。

     シマミミズ

生ごみを食べてくれるミミズは、シマミミズという種類です。

植え込みの中の落ち葉の下などに集まってくる体長4~8㎝ほど、小型で縞々があるミミズです。

雨上がりに道路わきで見かけるミミズは

完熟たい肥に集まってくるフトミミズという種類で、生ごみは食べません。

シマミミズの飼育方法は難しいことではありません。

多くの人が実践している、微生物の働きを利用した生ごみ堆肥づくりと違って、

生き物を飼育する楽しみもあり、

子供たちの環境教育に取り入れている学校もあります。

その飼育方法は次回ご紹介します。(ikiiki)

 

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