TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

SHAMBARA-シャンバラ- 1

2006-03-05 22:44:09 | J-FUSION
これからしばらくはテーマをJIMSAKUと決めて書いていきたいと思いますが、まず最初に触れなければならないのはこれ、JIMSAKUの二人がボーカルバンドをやる!という思いから結成されたダンスミュージックボーカルバンド「SHAMBARA」であります。
このSHAMBARAのスケジュールを優先させたことが、JIMSAKUの二人がCASIOPEAを脱退する直接の引き金になった、という話もある曰く付きのユニット。時は1989年、当時の最先端ゾーンであったMZA有明がバックアップ、そして山本寛斎がビジュアルプロデュースを行い、ステージデザイン・衣装などを担当、更に空間プロデューサー山本コテツがスーパバイザーに名を連ねていたという、典型的なバブル絶頂期を象徴するメンツが関わっていたのがわかります。そんなバブルに踊らされていたのがこの「SHAMBARA」。結局バブルの終焉が見え始めたところで1枚のアルバムを発表するに終わることになりますが、CASIOPEAも脱退してしまいましたし、その後JIMSAKUとしての活動に移行していきます。本人達はどう思っているのかわかりませんけど、そんな意味でJIMSAKUにとっての古傷みたいなもんですかね。

メンバーは
櫻井哲夫/TETSUO SAKURAI(b)
神保彰/AKIRA JIMBO(ds)
そして
古川望/NOZOMI FURUKAWA(g)
伝説のプログレフュージョンバンド(と言われているらしい)羅麗若でデビューし、この数年では兄の古川初穂と古川兄弟(羅麗若の再結成版です)としての活動も再開しています。ちなみに神保さんがドラマーをやってる熱帯倶楽部SORに、梶原順の後任ギタリストとして加入したというところが最近のニュースでしょうか。う~む歴史は繰り返す。
梁邦彦/KUNIHIKO RYO(keys)
医大出身で、医師としての勤務経験もあるという異色ミュージシャン。このSHAMBARA以外どんな活動をしているのか全然しらなかったんですが、調べてみたら凄い人だったんですね。香港、中国、そして元々の出身地である韓国でもスーパープロデューサー的な存在になってます。詳しくはこちらを。
国分友里恵/YURIE KOKUBU(vo)
83年の角松敏生とのデュエット曲「さよならは愛の言葉」がつとに有名なベテランシンガー。最近でも教会を中心に活動をされているようで。
秋元薫/KAORU AKIMOTO(vo)
この人もソロ作品をリリースしているシンガーソングライターです。秋本奈緒美と顔が良く似ているんですが、やっぱり関係ないみたいですね。

次回もこのネタが続きます。
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ここ数年の趣向はスタンダードナンバー

2006-03-05 00:44:52 | Weblog
HMVから、「6日まで!全予約商品ダブルポイント!」なんてメールが来たもんですから、そりゃ買わななるまいということで早速注文したのが...JACO PASTORIUS BIG BANDの「WORD IS OUT」。日本盤(というか輸入盤に帯を付けたもの)は既に発売されてますが、EUROPE輸入盤は3月末発売、故に予約商品ということになります。

そもそもJACOに対してそれほどリスペクトがあるわけでもないんですが、ここ数年の趣向で、スタンダードナンバーを集めた作品を聴くのが増えてきています。そんなこともあって、もちろんJACOのナンバー自体スタンダードと言えるものですし、それを数々のベーシストが演奏するってのも更に興味を惹かれて試聴もせんと即注文といった経緯です。
ところで、スタンダードナンバーを聴くようになったきっかけを自己分析してみると、多分CHICAGOの「NIGHT & DAY 」、そしてTOTOの「THROUGH THE LOOKING GLASS」特に「MAIDEN VOYAGE」あたり、そして神保彰とBRIAN BROMBERGの「BROMBO!」の影響ですね。そんなんで最近でもちょこちょこそんなCDを買い集めてます。
例えばちょっと前に触れました「BURNING FOR BUDDY」シリーズ。これはいろんなドラマーがスタンダードビッグバンドジャズを演る、という点で「WORD IS OUT」と共通してます。それからFAZJAZ.jpもスタンダードジャズを電気的にアレンジしてノイジーに演奏しているのが面白いところです。ハードロックばりの「MAIDEN VOYAGE」にはぶっ飛びますよ。そして笹路正徳&L.A.ALLSTARSによるビッグバンドジャズアルバム「AFRO BLUE」(もう一枚「BIRDLAND」もありますがこちらは未購入)なんかこのBLOGでもしょっちゅう出てくるL.A.のミュージシャンによる演奏に加え、これは聴くまで知らなかったんですが、JOSEPH WILLIAMSによるボーカルナンバーもあったりしてとってもお買い得でした。DIMENSIONの「LONELINESS」も賛否両論だったようですが、小生の趣向からして結構○印でしたし、そうそうこないだカミさんが買った宮崎隆睦の「NOSTALGIA」も、モロにその系統でした。このところ金欠なんでまだ買ってませんが、次の候補は納浩一の「琴線」あたりでしょうか。カミさん買ってきてくんないかな~なんて言ってみたりする。
そんなわけで、スタンダードナンバーが入っているアルバムには妙に興味をそそられる今日この頃です。

ところで、予約商品ダブルポイントに加えて2005年以降リリースの輸入盤、2枚以上買うと20%OFFのキャンペーンやってるHMV、どうせならと「WORD IS OUT」に加えたもう一枚は...CHICAGOXXXでありました。これも3/21リリースですね。

長くなりましたが、このところ小ネタが続いていたもので、そろそろ次のテーマを決めていきたいと思います。前回は神保彰ネタでしたがその続きということで...しばらくはJIMSAKUネタを。
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