TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

RELAX/本多俊之

2006-03-19 02:47:44 | J-FUSION
唐突ですが、本多俊之です。
1991年12月にリリースしたアルバム「RELAX」、実はJIMSAKUのお二人はこのアルバムに2曲だけですが、参加しています。
しつこいようですが、ナルチョがCASIOPEAに連れ去られてラジオクラブのメンバーチェンジを余儀なくされてしまった本多さん、JIMSAKU派になってしまったんでしょうか、JIMSAKUの「45℃」にゲスト参加した直後にリリースのこのアルバムでは、アルバム~ツアーにJIMSAKUの二人が参加しています。ラジオクラブというバンド名ではその後「CHAMELEON」などのアルバムをリリースしていますが、結局パーマネントな活動にはならずに「ラジオクラブ」というネーミングを返上してこのアルバムのリリースに至ってます。

JIMSAKUが参加しているのは最初の2曲、「UPDRAFT」と「IN THE MIDDLE OF REEF~微風のまなざし」です。
「UPDRAFT」はゆったりとしたバラードナンバー。神保さんの8と片手16を組み合わせたハイハットワークがポイントです。
「IN THE MIDDLE OF REEF」は一転して元気元気なポップナンバー。神保さんのハネるようなノリが感じられる、曲とドラミングがマッチした曲です。最後に一瞬だけですが軽いドラムソロも入ってます。バランス的にベースが目立たないのが若干残念な面はありますけどね。
ちなみに他の曲では御大HARVEY MASON、NEIL STUBENHAUSのリズム隊とPAUL JACKSON JR.に、鳥山啓治を加えた編成でレコーディングされています。ラジオクラブのクドさから一転して爽やかさを前面に押し出した軽めのフュージョンアルバムといったところでしょうか。

既に日本のフュージョン界の重鎮といってもいい存在でありながら、リリースされた作品は軒並み廃盤の憂き目。現在入手可能なのは一部のサントラと最近再発売になった初期の1作品くらいでしょうか。今更ながらラジオクラブの作品とかが再発されたら絶対買っちゃうんですけどね。

RELAX/TOSHIYUKI HONDA
TOSHIYUKI HONDA(sax,keys)AKIRA JIMBO/HARVEY MASON(ds)TAKAYUKI HIJIKATA/JUN KAJIWARA/PAUL JACKSON JR./FRED TACKETT(g)TETSUO SAKURAI/NEIL STUBENHAUS(b)REI ATSUMI(org)MAKOTO KIMURA/MICHAEL FISHER(perc)KEIJI TORIYAMA(syth)
コメント
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