TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

続・PSE法って

2006-03-06 23:57:24 | Weblog
JIMSAKUネタをのっけからすっとばして、もうあっちゃこっちゃで書かれていると思いますが、小生も一言。
今日のNHKニュース10でPSE法が取り上げられていました。JSPAの署名運動の中心人物である松武秀樹氏(YMOのシンセサウンドの生みの親であるのは言わずもがな。小生の青春のアイドルつちやかおり嬢=フッくん妻のデビューアルバム1曲目「哀愁のオリエンド行」のサウンドプロデューサーだったのが懐かしく...ってこれはどうでもいい話です)がインタビューでご出演。署名運動では7万人以上集まったそうですね。「この機械にしか出せない音がある」、というお言葉には激しく同意。ただ苦言を言えばこの編集じゃ一部のYMOマニアにしか影響ないようなコメントにも聞こえかねず、NHKさんもちっと普遍的なコメントっぽく配慮してもらいたかったな~。中古家電の流通不可=捨てるしかない、というところをもう少し強調してもらった方が視聴者の共感を得られたのかも知れません。

にしても、最後の経済産業省担当官の苦し紛れの言い訳にもならないコメントに怒りを覚えつつ、この人個人も立場上こう言わなしゃあないという雰囲気もありありで、もしかしたらこの人も心の中では反対なんかもしれんな~なんて思えてきてちと同情。
しかし、経産省のコメントVTR終了後の今井キャスターが怒りを押し殺したようなコメント(ちと怒りで顔が歪んで声が震えていたように感じたのは小生だけでしょうか)といい、国営放送NHKにしては明らかに政府を批判する取り上げ方ですから、いかにこの法律が無茶なモノなのかを再認識します。

リサイクルという時代の流れを逆行し、更には古いものでしか手に入らない楽器・オーディオ機器の存在を無視して音楽文化を冒涜するこの法律。相当な批判があるにも関わらず、何故ここまで意固地になって推し進めようとしているんでしょうか。
コメント (2)
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