2015.8.7 灼熱の1週間も終わり・・・

　猛暑日連続8日目。
　東京都心では10時半前に35度を超え、正午過ぎに36度9分まで上昇したという。もはや微熱状態である。
　ようやく金曜日まで辿り着いた。お昼にいつものメンバーと学内のレストランでランチを摂ったが、僅か100m程度外を歩くだけで、日傘をしていても腕が焦げつきそうな感じ。さすがにこの猛暑の中、学外からのお客様は敢えて出かけてこないとみえて、珍しく空席が目立っていた。

　さて、息子の九州旅行も折り返しを超えた。今日も早起きをして、長距離移動をした模様。
　観光仕様の洒落た“いさぶろう・しんぺい号”に乗って内部の写真を撮りまくり、途中の駅に5月末にオープンしたばかりだという鉄道博物館ではミニSLを楽しみ、超ローカル電車では、日本三大車窓といわれる素晴らしい景色を愛で、某百貨店の駅弁大会では買うことが出来なかった幻の九州グランプリ駅弁に舌鼓を打ち、築100余年という嘉例川駅舎をチェックしながら、遂に無事鹿児島中央駅に到着したようだ。お天気に恵まれており、送られてきたどの写真もとても綺麗だ。

　鹿児島には、小学校4年生の夏休み、当時大好きだった昆虫ゲームのイラストでラッピングされた飛行機に乗るためにと、その2年後に再度訪れたことがある。以来、約8年ぶりのこととなる。暑いね～と言いつつ、元気に老舗の喫茶店で名物の“しろくま”もたいらげたようだ。
　なんとも自由で羨ましい鉄道一人旅である。いいなあ、19歳、これからだよな・・・・とついつい指をくわえてLINEの連絡に見入ってしまった。

　鹿児島には滞在時間3時間弱、その後、九州新幹線で熊本方面に引返し、更に博多方向の玉名まで行って、熊本ラーメンのルーツとされる玉名ラーメンでお腹を満たした後、花火大会を観て、再び熊本に戻って昨日宿泊したホテルにもう1泊という強行軍である。スマホで撮った花火の写真を送ってくれたが、なかなか趣があった。2年前に家族で訪れた長岡の花火大会を懐かしく思い出したようだ。

　いやはやそれにしても乗り鉄、食べ鉄、撮り鉄・・・どれかひとつに特化することもなく、3つとも制覇する欲張り心は健在、お楽しみはてんこ盛り。そんな旅が明後日の朝まで続くのである。

　とにもかくにも灼熱の1週間をなんとかやり過ごし、こちらはようやく金曜日。明日明後日は待ち遠しかった休日だ。
　月曜日にはおそらく大量の洗濯物とともに息子が帰省するだろう。
　水曜日には無事通院治療を乗り切って、家族揃って夏休み！といきたいものである。