毎日新聞出版から標題の書籍が発売された。下記紹介文をHPから転載させて頂く。
※ ※ ※(転載開始)
乳がんと生きる ステージ4記者の「現場」 著者 毎日新聞生活報道部(発売日2016年10月14日)
日本で乳がんと診断される女性は、1年間に4万人にのぼっています。
2016年6月9日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが都内で会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん(33歳・当時)が進行性乳がんだと明かしました。この報道をきっかけに、同年代の女性たちの乳がんへの関心が一段と高まってきています。
「どうして私が......」――がんと診断された人は誰しも、最初に思う気持ちだと思います。これまでの平穏な生活から一転して、どうすればよいのか分からない不安感と絶望感に苛まれてしまうものです。一方、このような気持ちから立ち直り、自分に合った治療法を選び、がんと向き合って生きている人もいます。
本書は、毎日新聞で連載された「がんを生きる」「がんステージ4を生きる 笑顔で過ごしたい」、「がん社会はどこへ 第1部~第5部」の記事から、乳がんに関する内容を中心にピックアップし、さらに追加取材で内容を構成。どのような治療法を選べばよいのか、手術前や手術後の治療はどうするのか、患者と医療従事者とのコミュニケーションを良好に保つにはどうすればよいのかなど、乳がん患者やその家族に有益な情報を、乳がん患者である記者を中心とした取材班がまとめて書籍化しました。
脚注に用語解説、巻末に乳がんの基礎知識を掲載。
(転載終了)※ ※ ※
2年前の夏、このブログを通したご縁があって毎日新聞生活報道部の記者であるMさんとお目にかかる機会を得た。「がんステージ4を生きる 笑顔で過ごしたい」というシリーズの取材だった。掲載された記事についてはこのブログでもご紹介させて頂いた。
そして2年。好評だった連載が書籍化することになったと伺った。
2年の間に、当時取材された方の中には残念ながら亡くなられた方もいらしたという。生存している患者として再び、お目にかかる機会を得た。
齢も近く、同じステージ4の患者でもありながら、新聞記者というハードな仕事を続けておられるMさんは、図々しいのを承知で言わせて頂ければ、いわば戦友のような存在だ。取材抜きでお食事でも、と何度か声をかけて頂いていたが、何分ご多忙でおられるし、再会はそうそう簡単なことではなかった。結局、実際に1対1でお目にかかるのは2年ぶり2回目であった。
そんなわけで、上記の新刊で、私のその後についても数頁を割いて頂いた。
書店でもし見かけられたら、お手にとって頂けると、幸いである。
※ ※ ※(転載開始)
乳がんと生きる ステージ4記者の「現場」 著者 毎日新聞生活報道部(発売日2016年10月14日)
日本で乳がんと診断される女性は、1年間に4万人にのぼっています。
2016年6月9日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが都内で会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん(33歳・当時)が進行性乳がんだと明かしました。この報道をきっかけに、同年代の女性たちの乳がんへの関心が一段と高まってきています。
「どうして私が......」――がんと診断された人は誰しも、最初に思う気持ちだと思います。これまでの平穏な生活から一転して、どうすればよいのか分からない不安感と絶望感に苛まれてしまうものです。一方、このような気持ちから立ち直り、自分に合った治療法を選び、がんと向き合って生きている人もいます。
本書は、毎日新聞で連載された「がんを生きる」「がんステージ4を生きる 笑顔で過ごしたい」、「がん社会はどこへ 第1部~第5部」の記事から、乳がんに関する内容を中心にピックアップし、さらに追加取材で内容を構成。どのような治療法を選べばよいのか、手術前や手術後の治療はどうするのか、患者と医療従事者とのコミュニケーションを良好に保つにはどうすればよいのかなど、乳がん患者やその家族に有益な情報を、乳がん患者である記者を中心とした取材班がまとめて書籍化しました。
脚注に用語解説、巻末に乳がんの基礎知識を掲載。
(転載終了)※ ※ ※
2年前の夏、このブログを通したご縁があって毎日新聞生活報道部の記者であるMさんとお目にかかる機会を得た。「がんステージ4を生きる 笑顔で過ごしたい」というシリーズの取材だった。掲載された記事についてはこのブログでもご紹介させて頂いた。
そして2年。好評だった連載が書籍化することになったと伺った。
2年の間に、当時取材された方の中には残念ながら亡くなられた方もいらしたという。生存している患者として再び、お目にかかる機会を得た。
齢も近く、同じステージ4の患者でもありながら、新聞記者というハードな仕事を続けておられるMさんは、図々しいのを承知で言わせて頂ければ、いわば戦友のような存在だ。取材抜きでお食事でも、と何度か声をかけて頂いていたが、何分ご多忙でおられるし、再会はそうそう簡単なことではなかった。結局、実際に1対1でお目にかかるのは2年ぶり2回目であった。
そんなわけで、上記の新刊で、私のその後についても数頁を割いて頂いた。
書店でもし見かけられたら、お手にとって頂けると、幸いである。