ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.10.28 職場婦人科検診と一日遅れの祝!ブログ開設7周年

2016-10-28 21:06:57 | 日記
 今日は午後、都心まで婦人科検診のため出張。午後から雨、の予報だったがそれより早く、午前中から雨が降り出した。昨日に比べて8度も気温が低いということで、今年も11月を待たずしてタイツデビューしてしまった。

 足元を暖かくしておかないと、足の痺れが悪化するのは経験済みだ。本当は毎朝でも浴槽足湯をしたいのだけれど、なかなかその余裕もない。
 昨夜、注文していたボアタイプのルームシューズが届いたので、早速履いた。スリッパより脱ぎ履きが面倒だけれど、暖かいのでなかなか良い。
 
 午前中に仕事を片づけ、お昼過ぎに検診機関に向かった。今年も昨年と同じ検診機関だ。5年前に初めて診て頂いた時はドクターから「貴女のような(再発治療中の)方は何も検診などしなくてもよいのでは」というコメントがあり、そういうものかなあ、と正直あまり印象が良くなかったのだが、4年ぶりの去年はそんな発言もなく無事終了。そのため、今年も乳がん検診もあわせて申し込みを行った。

 遅い昼食を会場近くで済ませ、最寄駅から徒歩15分以上かかる検診機関を目指した。指定時間の5分前に到着。受付を済ませ、着替えてからロッカーに荷物を預けて問診に呼ばれるのを待つ。

 20分ほど待って問診からスタート。現在の治療状況を報告し、左の傷口付近には押されると痛みがあり、右にはポートも入っているので、とマンモグラフィのキャンセルをお願いする。

 再び15分ほど待って、婦人科検診。何度受けても幾つになっても、なかなかリラックスが出来ない。女性ドクターによる子宮頸がんの細胞診、内診、超音波と続いた。ホルモン治療のことについて若干聞かれたが、それ以外は何らコメントもなかったので問題なさそうと思うことにした。

 さらに15分ほど待ち、今度は乳腺の超音波。万歳の姿勢になってまずは健側の右から。術側の局所再発の部分のしこりが気になることを言うと、しこりが独立していないので骨だと思うが、一応ドクターに申し送りをしておくとのこと。技師さんから「もう12年も経つのですね」としみじみ言われてしまった。確かに初発の頃しこりに気づいたのはちょうど12年前の晩秋の頃だった。

 「ドクターに画像を送りますので、呼ばれるまでまた外でお待ちください。」と言われ、再び待合廊下に出た。15分ほどして今度は女性ドクターによる視・触診は健側から。「治療が一段落しているわけでもないし、何かあってもこちらからいつも通っている病院に画像を送れるわけでもないので、そちらでフォローして頂いたほうがいいと思います。」とぴしゃりとしたコメント。

 まあ確かにおっしゃるとおりなのだけれど、「通っている病院が腫瘍内科で、乳腺の検査はリクエストしない限りして頂けないので・・・」と言ったけれど、取り付く島がない感じ。来年もこの検診機関だったら申し込まないほうがいいかしら、と思いつつ御礼を言って診察室を後にした。

 正式な結果の通知が届くのは後日。そこそこ混んでいたが、思ったより早く終わって滞在時間は1時間半ほど。
 外は冷たい雨。傘をさしていてもレインコートも足元もびしょ濡れだった。いつもより少し早く帰宅することが出来たが、やはり都心往復の検診は精神的にも結構疲れるイベントである。

 そして、表題の後半部分のこと。
 昨日でブログ開設からちょうど7周年になった。昨年までは独立して記事を書いていたけれど、自分で毎年「祝!〇周年」と題して記事を書き続けるのもなんだかなあ、と思い、今日の記事のおまけとして記録として残しておくことにした。

 7年間で2,049、今日の記事で2,050を数える。昨年の記事によると6年間で1,809だったので、この1年で240だ。ほぼ毎日書いていたかつてに比べペースは落ちているけれど、3日に2つ書いている計算だから、今の私にとっては十分だろう。

 振り返れば、この7年の間には言葉に尽くせないことが色々あった。このブログのおかげで有難い出会いもあったし、思いもよらず傷つけられるようなこともなかったわけではない。けれど、それでもこうしてごく普通の生活を続けることが出来、その様子を細く長く続けて綴ることが出来ていることに感謝だ。

 来年もまた、あまりナーバスになることなく、ふと気づけば、あれ、開設から8周年過ぎていたな、と思うような感じでゆる~く過ごしていければと思う。
コメント (2)
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