昨夜は温泉と露天風呂とサウナを堪能した後、そのままリラクゼーションマッサージサロンへ。ラベンダーオイルでフルボディマッサージにうっとり癒されて・・・のつもりが、衝立の隣にいる夫は、これまた気持ち良かったと見えて、寝息どころか鼾をかいているではないか。うーん、恥ずかしい。ちょっと集中出来ずに残念。
それでも丁寧にほぐして頂き、一日中バスに揺られて浮腫んだ足や凝り固まった首肩腰が大分楽になった。部屋に戻ってそのままベッドでバタンキュー。選挙結果のTVニュースも夢うつつで、5時間弱熟睡した。
今朝も、温泉がオープンすると同時に一人で入浴。お風呂嫌いの夫は部屋でパッキングするとのこと。せっかくの温泉なのになんともったいないことか。
朝食はイクラかけ放題が謳い文句のビュッフェに舌鼓。赤い宝石のようなイクラは大好物だ。ご飯が見えないほどたっぷり乗せて頂く。気持ち悪さもどこへやら、食欲旺盛で夫に「よく食べるね」と驚かれるほど。4日ほどろくに食べられない期間を越えて、身体が栄養を求めているのを実感する。
今朝は冷え込むという予報が当たり、気温は3度。霙混じりの雨で風が強い。ニュースによれば、東京方面では50年に一度の大型台風の影響で、普段利用している私鉄が運転見合わせとのこと。
ガイドさんや添乗員さんから、万一今日中に飛行機が飛ばないと、延泊の宿泊費は実費で、と脅される始末。早い時間の飛行機で余裕を持った帰宅の筈だったのだけれど、嗚呼、自然には逆らえない。後は神のみぞ知る、である。
時間通りにバスは出発。38人だったツアー客は2人減。足が痛み、地元の病院で診てもらってから自力で空港集合します、とのことだそうだ。慣れない旅先で昨日はかなりの距離歩いたせいか。お気の毒なことである。
今日の観光は一か所のみ。富良野と言えば、ラベンダー。ラベンダーといえばここ、というファーム富田である。まだお店も開かない時間に到着。霙混じりの雨風が酷い。折り畳み傘がきちんと差せず、吹き飛ばされそうである。昨日までの暖かさが嘘のように寒く、身体がびっくりする。風が冷たく、いきなり手がかじかむ。体感温度はもはや零下ではないか。
そんな中、夏以外の季節でもラベンダーを愉しめるというグリーンハウス(温室)へ急ぐ。暖を取りながら写真撮影。そうこうしているうちにメインのショップが前倒しでオープンされた模様ですよ、とガイドさんからの情報。
再び傘をさして、お天気が良ければステンドグラスから淡い光が差し込む筈のウエルカムハウスへ移動する。オリジナル製品が沢山。目移りしてあれもこれも欲しくなってしまう。隣接したドライフラワーの舎(いえ)は日本最大級のフラワー展示スペース。ハロウィンだけでなく早くもクリスマスを思わせる飾りつけの美しさに目を見張る。
かごの中はあれよあれよと一杯になってレジへ急ぐ。ガイドさんいわく、今の時期なのでゆっくりお買い物が出来ますが、夏に来たらそれは大変とのこと。気づけば夫はこの寒さの中、カフェでラベンダーソフトクリームをお買い上げ。寒さでお腹が痛くなりそうで一口だけ味見させてもらう。
今日の観光はこれにて終了。後は空港近くの市場に特産品を買いに立ち寄るのみである。霙は雪に変わり、雪道の中、バスは走る。みるみるうちに辺りは雪景色となる。
小一時間走ってお手洗い休憩に占冠の道の駅に。屋根も道も白くなっている。ここで滑っては大変、慎重に歩く。
再び小一時間走って市場へ。千歳の街も雪がうっすら積もっている。添乗員さんは飛行機の運行状況の情報収集に余念がない。出発の2時間前に早めの空港入りするが、搭乗手続きが中断されているので、状況がどう転ぶかわからないとのこと。
空港に到着。チェックインできない人たちの長蛇の列である。私たちの乗る予定の飛行機は搭乗手続き中止中で、航空券は頂いたものの手荷物を預けることが出来ない。
結局、いったん解散し、万一遅い飛行機に振り替えも出来ないということになれば、宿泊するために再集合ということで、微妙な最後のご挨拶になった。バスも私たち一行が無事飛び立つまで駐車場で待機とのこと。大変なことである。
ひとまず遅い昼食はラーメンで。空港ビルのラーメン道場はどのお店も賑わっている。日本人のソウルフードなのだなぁと改めて思う。
食後、再度確認するも搭乗手続きは始まらず。荷物を持ったままラウンジに移動してお茶を飲みながら時間調整。前の便が遅れて飛んでいることもあり、遅れてもなんとか飛びそうだということでほっとする。
ようやくチェックインの長い列に並び、荷物を預け、保安検査を終える。使用する飛行機が羽田を遅れての出発で、少なくとも小一時間遅れて離陸になりそうだ。この後どんどん遅れ、1時間10分遅れての搭乗になった。
羽田到着便はどの便も遅れていたのだろう、予定通り離陸して1時間20分で着陸はしたが、最終的に駐機場に入れたのは当初の予定より1時間半以上の遅れ。とはいえ、うんと夜遅くなって羽田に泊まる羽目になるとか、それよりなにより北海道に延泊という非常事態は免れたので良しとしなくては。
リムジンバスは10分ほどで出発。予定より大分遅い到着になったが、渋滞がなかったので自宅最寄駅まで1時間半かからなかった。台風が本当に来たのだろうか、と思うほど街は静か。最寄駅前のレストランで夕食を済ませ、帰宅後は大車輪で片付けと洗濯。もはやへとへとであるけれど、明日からの生活を回していくためには放置も出来ず。結局、こんな時間になってしまった。ああ胸痛も出てきて・・・、ならばブログなんて書かなければよいではないか、ということなのだけれど。
そんなこんなで2泊3日、花を愛で、紅葉も愛で、初雪にも遭って、ということで一粒で3度美味しい旅になったこと、間違いなしである。
それでも丁寧にほぐして頂き、一日中バスに揺られて浮腫んだ足や凝り固まった首肩腰が大分楽になった。部屋に戻ってそのままベッドでバタンキュー。選挙結果のTVニュースも夢うつつで、5時間弱熟睡した。
今朝も、温泉がオープンすると同時に一人で入浴。お風呂嫌いの夫は部屋でパッキングするとのこと。せっかくの温泉なのになんともったいないことか。
朝食はイクラかけ放題が謳い文句のビュッフェに舌鼓。赤い宝石のようなイクラは大好物だ。ご飯が見えないほどたっぷり乗せて頂く。気持ち悪さもどこへやら、食欲旺盛で夫に「よく食べるね」と驚かれるほど。4日ほどろくに食べられない期間を越えて、身体が栄養を求めているのを実感する。
今朝は冷え込むという予報が当たり、気温は3度。霙混じりの雨で風が強い。ニュースによれば、東京方面では50年に一度の大型台風の影響で、普段利用している私鉄が運転見合わせとのこと。
ガイドさんや添乗員さんから、万一今日中に飛行機が飛ばないと、延泊の宿泊費は実費で、と脅される始末。早い時間の飛行機で余裕を持った帰宅の筈だったのだけれど、嗚呼、自然には逆らえない。後は神のみぞ知る、である。
時間通りにバスは出発。38人だったツアー客は2人減。足が痛み、地元の病院で診てもらってから自力で空港集合します、とのことだそうだ。慣れない旅先で昨日はかなりの距離歩いたせいか。お気の毒なことである。
今日の観光は一か所のみ。富良野と言えば、ラベンダー。ラベンダーといえばここ、というファーム富田である。まだお店も開かない時間に到着。霙混じりの雨風が酷い。折り畳み傘がきちんと差せず、吹き飛ばされそうである。昨日までの暖かさが嘘のように寒く、身体がびっくりする。風が冷たく、いきなり手がかじかむ。体感温度はもはや零下ではないか。
そんな中、夏以外の季節でもラベンダーを愉しめるというグリーンハウス(温室)へ急ぐ。暖を取りながら写真撮影。そうこうしているうちにメインのショップが前倒しでオープンされた模様ですよ、とガイドさんからの情報。
再び傘をさして、お天気が良ければステンドグラスから淡い光が差し込む筈のウエルカムハウスへ移動する。オリジナル製品が沢山。目移りしてあれもこれも欲しくなってしまう。隣接したドライフラワーの舎(いえ)は日本最大級のフラワー展示スペース。ハロウィンだけでなく早くもクリスマスを思わせる飾りつけの美しさに目を見張る。
かごの中はあれよあれよと一杯になってレジへ急ぐ。ガイドさんいわく、今の時期なのでゆっくりお買い物が出来ますが、夏に来たらそれは大変とのこと。気づけば夫はこの寒さの中、カフェでラベンダーソフトクリームをお買い上げ。寒さでお腹が痛くなりそうで一口だけ味見させてもらう。
今日の観光はこれにて終了。後は空港近くの市場に特産品を買いに立ち寄るのみである。霙は雪に変わり、雪道の中、バスは走る。みるみるうちに辺りは雪景色となる。
小一時間走ってお手洗い休憩に占冠の道の駅に。屋根も道も白くなっている。ここで滑っては大変、慎重に歩く。
再び小一時間走って市場へ。千歳の街も雪がうっすら積もっている。添乗員さんは飛行機の運行状況の情報収集に余念がない。出発の2時間前に早めの空港入りするが、搭乗手続きが中断されているので、状況がどう転ぶかわからないとのこと。
空港に到着。チェックインできない人たちの長蛇の列である。私たちの乗る予定の飛行機は搭乗手続き中止中で、航空券は頂いたものの手荷物を預けることが出来ない。
結局、いったん解散し、万一遅い飛行機に振り替えも出来ないということになれば、宿泊するために再集合ということで、微妙な最後のご挨拶になった。バスも私たち一行が無事飛び立つまで駐車場で待機とのこと。大変なことである。
ひとまず遅い昼食はラーメンで。空港ビルのラーメン道場はどのお店も賑わっている。日本人のソウルフードなのだなぁと改めて思う。
食後、再度確認するも搭乗手続きは始まらず。荷物を持ったままラウンジに移動してお茶を飲みながら時間調整。前の便が遅れて飛んでいることもあり、遅れてもなんとか飛びそうだということでほっとする。
ようやくチェックインの長い列に並び、荷物を預け、保安検査を終える。使用する飛行機が羽田を遅れての出発で、少なくとも小一時間遅れて離陸になりそうだ。この後どんどん遅れ、1時間10分遅れての搭乗になった。
羽田到着便はどの便も遅れていたのだろう、予定通り離陸して1時間20分で着陸はしたが、最終的に駐機場に入れたのは当初の予定より1時間半以上の遅れ。とはいえ、うんと夜遅くなって羽田に泊まる羽目になるとか、それよりなにより北海道に延泊という非常事態は免れたので良しとしなくては。
リムジンバスは10分ほどで出発。予定より大分遅い到着になったが、渋滞がなかったので自宅最寄駅まで1時間半かからなかった。台風が本当に来たのだろうか、と思うほど街は静か。最寄駅前のレストランで夕食を済ませ、帰宅後は大車輪で片付けと洗濯。もはやへとへとであるけれど、明日からの生活を回していくためには放置も出来ず。結局、こんな時間になってしまった。ああ胸痛も出てきて・・・、ならばブログなんて書かなければよいではないか、ということなのだけれど。
そんなこんなで2泊3日、花を愛で、紅葉も愛で、初雪にも遭って、ということで一粒で3度美味しい旅になったこと、間違いなしである。