ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.5.20 今日は元気じゃない、ご飯も要らない!?

2020-05-20 20:10:41 | 日記

 昨日は在宅勤務。あいにくの雨降りで肌寒い一日だった。
 新型コロナウィルス感染拡大防止という外圧により、否応なく始まった在宅勤務日なるものは、私にとってほぼ一日PCを見ながら靴を履かずに済む日、夕方階下までポストを覗きに行くだけの日、と化している。
 動かないからお昼になってもそれほどお腹がすかない。喉も乾かないから昼食時以外水分も摂らないし、間食も一切なし。一方、運動量はほぼゼロに等しいのに、なぜか普段より疲れやすく眠くてたまらない。代謝が下がっているせいだろうか。

 一方、夫は昨日が出勤日。週2日在宅、週3日出勤になってからかなり忙しいというが、昨夜は予約したライナーで定時にきちんと帰宅し、しっかり食事を摂り、好きなテレビ番組を見て笑い、いつもと変わらず元気な様子だった。
 私はなぜか眠くてだるくて、普段より2時間も早く眠りに落ちた。そして今朝まで途中一度も目覚めることなく、間もなく目覚ましが鳴るという時間に自然に目覚めた。

 朝、起きてリビングに行くと、夫が「具合が悪い、眩暈が酷くて何度も吐いた。」という。
 ???“今日も元気だ、ご飯が美味い”がキャッチフレーズの夫が、眩暈と嘔吐のダブル攻撃?
 大体夫が眩暈だなんて聞いたことがないし、飲み過ぎで吐いたと聞いたのもずいぶん昔のこと。最近はすっかりそんなこととはご無沙汰だった。びっくりしていると私がお手洗いに行く暇もなく、お手洗いに駆け込む姿を見てこれは大変だと思った。

 当然仕事は休むというので、今日のライナーはキャンセル。「朝食は要らない、クリニックに行く。」とリビングでぐったり横になった。私が朝食を摂っていると寝息が聞こえ始めたので、ミネラルウオーターだけおいて、水分補給だけはしてね、と出勤した。

 かかりつけのクリニックで診て頂いたところ、“お腹の風邪”との診断だった模様。本人は脳梗塞か食中毒(昨夜の夕飯は同じものを食べているので、ここに原因はないと思うが、私が寝た後、何か別におやつを食べたのであればその可能性もある。)を心配したようだが、お昼にはLINEで「素麺でも茹でようかな」という返事が返ってきたのでひとまず安堵した。
 こちらは自席でお昼を頂いた後、気分転換に学内を散歩して池まで行ったところ、蓮の花がとても綺麗だったので、お見舞いに写真を送った。

 コロナ禍による長引く巣ごもり生活で、皆の活動範囲が、めっきり狭まっている。動かなければ疲れないかといえば決してそうではない。
 適度に活動して、きちんと疲れてお腹を空かせて食事を美味しく頂き、お風呂で温まってぐっすり眠る-その生活のリズムが乱れてきているのは我が家だけではあるまい。

 いつも夫の“今日も元気だ、ご飯が美味い”を揶揄してきたけれど、”今日は元気じゃない、ご飯も要らない“となると、これは心配・・・ということを改めて思う週の半ばの夜である。
コメント
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