昨夜はブログアップ後、いつ寝落ちしてもいいように支度をしてお布団に潜り込み、ドラマを視る。普段は日付が変わるか変わらないのかの時間にベッドに入るのだが、なんとそれより2時間以上早く、眠りについた。
そして今朝、平日仕様のスマホアラームが鳴るまで目が覚めなかった。たっぷり8時間眠った勘定だ。いつもの寝不足の負債を十分チャラにした感じがする。両脇を見れば夫と母もまだ眠っている様子。
こっそりスマホをチェックしながらお布団の中でグズグズ。7時を過ぎたところで母が喋り出し、その相手をする。夫は起きたかと思うと、シャワーを浴びてくる、と部屋のテラスにある露天風呂へ。お風呂キライの夫も、窓を開けるだけでお手軽に汗が流せるとなると、フットワークが良くなるようだ。
残念ながら、今朝も外は土砂降りの雨。ニュースによれば、各地で大雨警報が出ている。新幹線も在来線も運転見合わせの状況。明日は無事帰れるのだろうか、とバスで帰れなくなった時の経路を調べてみるも、お手上げ。
朝ドラを視てから階下のレストランへ向かう。
朝食は、夕食とは別会場でバイキング。まず1回目は母を連れて、母が欲しいと言うものを取ってから席についてもらう。2回目は自分の分を。ということで、足の痺れですぐに脱げそうになるスリッパを履きながら、またしても右親指をぶつけて、ううう、となる。はあ。バイキングは嫌いだ。
雨降りでなければ、富士山を愛でながらホテルの日本庭園を散策したり、併設されている足湯を愉しんだり、プールの営業もあるというのに、とにかくこの雨降りではどうしようもない。カラオケやら卓球、テニス、麻雀(どれも私は出来ないけれど)もお愉しみは多々用意されているようだけれど、窓の外に振り付ける雨粒を見ながら、なんだかテンションが下がる。
朝食を済ませ、駅前の地図をもらって部屋に戻る。せっかくなので、お腹ごなしに部屋の露天風呂にトライ。かなり深い陶器の湯船で、2人でも十分入れる大きさ。母の足取りが心配なので一緒に入ることに。さすがに禿げ頭を晒した写真を撮られるのはちょっと・・・なので、シャワーキャップを被ってから後ろ姿でハイ、チーズ。
夫は、何やら職場から連絡があって、スマホとPCを駆使しながら書類を作っている。電話連絡を済ませ無事終了した模様だが、今は休みでも旅先でも、もっといえば海外のどこにいても連絡がついてしまうので、なかなか大変である。
お茶を淹れ、さてこれからどうしようか、と悩む。訊けば駅の反対側にショッピングセンターがあるという。タクシーを呼んで、ランチ方々行ってみることに。それにしても雨が酷い。
ショッピングモールに到着したが、イートインのお店は殆どなくテイクアウト主流。フードコートにもなっていない。結局、客席があるファストフードに落ち着く。
母は一人でいれば決して食することのない、ハンバーガーのお子ちゃまセットが新鮮で、これで十分と嬉しそう。たまにこういうジャンクなランチも悪くないだろう。とりあえず昼食を済ませ、物見遊山で2階に上がってみる。
ここで買い物をするとは全く思わなかったが、沢山の衣料品を見て物欲が湧いたのかどうか、母が家に帰ったら、すぐに穿きかえられるズボンが欲しいと言う。なんといっても145㎝、35kg。丈は子ども用140㎝で十分。ところが足は細いが、お腹周りはアンバランスなほど立派なので、何着か見繕って試したものの合うものがなく、あれはダメでこういうのが良くて、とないものねだりを言い始める。
だんだん面倒になってくる。夫が戻ってきてもう一度あれこれ物色し、ようやく妥協点を見つけ、150㎝のお腹ゆったり丈が短めのものをお買い上げに。はぁ。
スーパーでお茶菓子や赤青ヨーグルトを調達し、買い物を済ませた後は、夫が「帰る前に珈琲とソフトクリーム!」と言うので再びファストフードに行って(2時間の間に2回も!)人心地着く。
タクシー乗り場がすぐ前なので、タクシーが待機していれば迎車を呼ばずともそのまま乗り込める。果たして感じのよいドライバーさんとお天気の話をしながらホテルまで戻ってきた。
フロントでは、今日からの宿泊客がチェックインの列をなしている。金曜日のせいか、昨日より人が増えている様子だ。夕食前に貸切風呂が空いていれば、と確認するとOKだったので、暫し休んでから母と入浴タイム。昨日と同じ家族風呂だったので、慣れた感じで汗を流せた。その間、夫は部屋でお昼寝。雨は降り続いていたけれど、それぞれが好きなことをして過ごせたので何よりだ。
お風呂あがりに、先ほど買ってきた和菓子とお茶で一服したら、メインダイニングで夕食。夕食が始まるまでの間、少しだけ雨が止み、雲の切れ目から美しい富士山が顔を出した。本当に美しい山だ。しっかと写真を収めてから夕食会場へ向かう。少しでもこうして富士山の姿を拝めたのは神様の思し召しかも、と有難く思う。
バイキング客が多かったのか、昨夜よりメインダイニングは静か。全く違うお料理が並び、ちょっとずつ色々頂いてお腹一杯。
その後は売店でお土産を調達し、再びお腹ごなしに貸切風呂に行った。昨日とは違う2つ目のお風呂だ。洗い場も湯船も広く快適だった。すっかりふやけているが、肘も膝も踵もツルツル。
夫はすっかり大浴場や露天風呂に行く気はないようで、部屋の露天風呂に入っておしまい、にしそうな雰囲気だ。
ということで、文字通り食べて飲んでお風呂に入ってそれ以外は何もしないだらだらの1日。
明日はチェックアウトした後、帰りのバスまで大分時間がある。この雨の中、どうして時間を潰すものか、今から頭が痛いことである。