昨夜もブログアップ後、MSコンチンを飲んでからゆっくりと湯船に浸かった。夫も今日の出勤に備えていつもより早寝の準備だ。
薬が効いてくる感触を得ながらベッドに入って消灯した。横になってどちらを向いても咳込みのきっかけにならない。びくびくしながら体勢を調整することなく横になれるのが本当に有難い。
今朝は平日仕様のスマホアラームが鳴る少し前に目が覚める。まだ外は暗い。アラームが鳴って消して、ゆるゆると起きる準備。洗面を済ませ、夫とかち合わないようにリビングへ移動する。夫は既に朝食を終えている。
夫を送り出してから洗濯機を廻す。BSと地デジの朝ドラを視ながらゆっくり朝食を摂り、洗濯物が出来上がったタイミングでタオル等の厚物は乾燥機に、それ以外は浴室乾燥にして干す。
ふとダイニングテーブルに目をやると、なんと夫のスマホが。新年仕事始めからスマホを忘れるとは・・・今年も忘れ物大王は健在である。
公衆電話から電話があり、今日はスマホはお休みです、とのこと。ハイ、承知しています。
今朝も体重が減らず、なんとか41kgを保ったのでほっとする。
諸々片付け終わってからメールチェックを終え、リビングで温かくしてゆっくり過ごす。ちゃんと夜に眠れるようになったのはMSコンチンのおかげだが、朝起きても眠いし、当然11時に薬を飲んで効き始める昼過ぎからも眠い。夕方は疲れるのか、また眠い。一日中カスミがかかったままの頭で何をやってもオチがあり、確認作業が必要である。
今の私は、巣の中で大きな口を開けながらピーピーと餌が届くのをひたすら待つ燕の雛(髪の毛の生え方も似ているかも・・・)以外の何物でもない。夫が食事を作って出してくれるのを待っているだけで、夫の分の食事を作れていないのが情けない。1人ランチは冷凍麺とフルーツで簡単に済ませ、洗濯物を畳んで仕舞う。
今日は、明日の受診とそれに伴う事前検査のため病院近くのホテルに前泊。車内のお供は信田さよ子さんの「母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き」(朝日文庫)。
帯には「『母の愛』という幻想に傷つけられてきた娘たち 母娘問題は解決することができるのか 赦しでも復讐でもない方法とは ロングセラーが待望の文庫化」とある。
解説は三宅香帆さんが書いておられ「どれほどの娘たちが『母が重い』を言うことができなかったか。母に愛されている、期待されている、仲が良い、しかしー母が重くてたまらない。それでも、母の重さを払いのけることが出来ない。娘たちの悲鳴を、本書はすくいあげた」とあり、墓守娘(もしかすると母より自分の方が先に墓に入るかもしれないが)の一人として手に取った。電車は予定していた一台前の乗換駅始発の各駅停車。眠くてたまらないのに、本が面白くてやめられない。
今日はお正月ということで、久しぶりに温泉、岩盤浴付きホテルを予約した。7階のダブルルームにチェックインして、いつものように荷物を置き、身軽になってから、病院に向かう。少し早く歩いただけでもすぐ息切れするので、前方だけでなく、左右を確認しながらゆっくり歩く。
病院に到着し、受付のIDカード機を通し、採血・生理検査受付へ移動する。遅い時間なので、待合椅子は誰もいない。受付票のバーコードをスキャンしてピンクの採血受付票を取る。
生理検査は紙の番号受付札も取らず、すぐに受付。保険証チェックも終え、採血が終わったら戻ってくるように言われる。すぐに採血室に入れた。今月は今日と月末の2回の通院なので、マーカー測定なしで2本の採血。
今日は3人の技師さんがいらしたが、「1、2の3」のかけ声で針刺しするほっこり臨床検査技師のOさんは隣でもう1人の方を担当しておられた。私は若い技師のSさん。刺す時全く痛まず、抜く時も問題なく終了。「全然痛みませんでした。素晴らしい。ありがとうございます。」とお礼を言って採血室を後にし、止血をしながらエスカレーターで2階のレントゲン検査受付へ。こちらもバーコードをスキャン。だが、今日は検査はありません、と出る。?レントゲン撮影の日は予め無地のニットにブラトップを着て、検査着への着替えは不要にしてきたのだが、全くの思い込みで今日は採血と心エコーのみ、レントゲンは次回だった。これまたモルヒネ頭。
無駄足だったなあ、とエスカレーターで1階の生理検査受付に戻り、「採血終わりました。」と声をかけるとすぐ中待合に入るように言われる。3か月ぶりの心臓超音波検査予約時間まで20分ほど。
中廊下の待合椅子に座りながら、文庫の頁を繰り始めていると、予約時間ちょうどに女性技師さんから名前を呼ばれた。検査着に着替え、少し薄暗い検査室のベッドに横になる。ブラトップを着てきたので、着替えが手間取った。これも自業自得。
今日は1番手前のベッド。名前、生年月日を訊かれ、身長、体重も確認される。今朝は41.2kgだった。10月半ばに検査した時より更に2kgほど減っているが、キープするのがやっとでなかなか元に戻らせい。
頭と背中に枕。最初は左を下に横になって、左手は上に、右手は腰に下げて左胸を、続いて背中の枕により寄り掛かるように身体を開いてプローブで押される。普通に呼吸を続ける。はい、そこで息を止めて、楽にして、はい、そのまま止めて、を何回か繰り返す。
最後は仰向けになって鳩尾からお腹の辺りをわりと強めにプローブで押され、お腹を膨らませて深呼吸を繰り返す。今日はなんとなく長く感じたが、20分ほどの検査が無事終了した。温かいおしぼりを渡され、付着したゼリーを拭いて着替えを済ませ、お礼を言って検査室を後にした。
腫瘍内科受付を通さず直接総合会計窓口へ。自分の会計番号が出て、自動支払い機にIDカードを通す。今日の検査代5,000円弱をカード払い。
ちょっと疲れて喉の渇きを癒すため、院内カフェに入りたかったが、次の日程まで時間がないので自販機のホットミルクティーで我慢。カフェタイム込みで病院滞在時間は1時間20分ほど。
コンビニで明日の朝食等を調達しながらホテルに戻って不要な荷物を置き、態勢を立て直して、予約した爪のケアセンターに向かう。9週間ぶり4回目の来所である。
右親指はまだかつてのようには戻っていないが、見た目が随分綺麗に健康な感じになってきた。もう少し長く伸びて普通の状態になるまでにまだ時間がかるだろうが、靴を履く時も歩く時も全く爪が当たらず、痛みから解放されたら歩行が嘘のように楽になった。これで足裏の痺れがなくなってくれたら言うことがないのだけれど。
左親指も前回削ったことで今迄通りにはまだ伸びていないが、変色もなくピンク色だ。
ヒジキはせいぜい思い出した時に、というレベルだけれど以前より摂っている気はする。夫も煮物を作ってくれたので有難く頂いた。
左足の爪は2か月で4ミリ伸びたそうで、こんなに早いのは珍しいとのこと。平均は2ミリだそう。ヒジキ毎食食べたの方が6ミリだったそう。右足も巻き爪に注意しながら経過を見ていくそうだ。今日は担当のTさんによる足の測定もあり、O先生の45分の施術を含めて1時間15分ほどかかった。靴は23センチだが、左は22.8センチ、右は23.3センチなので、推奨するウォーキングシューズは23.5センチが良いそうだ。幅はDだそう。こうして測って頂くのは初めて。左足のアーチがやや下がり気味だという。そのままにすると踵の骨が歪んだりするので、寒いけれどなるべく歩きましょうとのこと。
次回も9週間後。3月になるが、体調や治療の状況はどうだろう。靴は必ず試し履きをするように、とのこと。ひとまず治療前泊に合わせた予約を入れて頂いた。
夕食には野菜たっぷり、ヒジキも摂れるの定食を頂き、しっかり完食して再び部屋に戻ってくる途中、母にMeet通話をするも出ないので携帯。今日はヘルパーさんがいらっしゃった日。ご近所の方に日程調整をお願いしていた蜂の巣の撤去作業が来週月曜日に決まったそう。デイサービスをお休みして対応するそうだ。まぁ、何か事故があったら大変なので、まずはデイサービスよりこちら優先だろう。
明日は今年初めての診察日。
MSコンチンのおかげで夜中の咳込みから解放され、よく眠れるようになったこと、息切れや息苦しさも以前より落ち着いていることなど、この3週間の自覚症状の報告と介護保険症が近々到着する予定であることを報告したい。体重減少が気になるので悪液質だった場合の栄養相談についても相談してきたいと思う。
久しぶりに温泉の大きなお風呂で手足を伸ばした。曲がりなりにも髪の毛が生えているのでベリーベリーショート(SAGA♪)ということで、黒いシャワーキャップもしないで図々しくすませた。岩盤浴へ3人、温泉は6人だった。しっかり温まったので、うまく入眠したいと思う。