インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

目的意識

2007年12月08日 | 歴史
そこにいる。 そこに立つと言うだけで、必ず何らかの目的があるものです。

昨今は本来の目的から逸脱し、立場による権威だけを振り翳す大人を目にする機会が多く、とても嘆かわしく感じています。
いったい何の為に自分達は何をしようとしているのか、最終的な目標は何なのかをもう一度振り返って頂きたいものです。

さて、目的意識の欠如と言う点では、塾生達も負けず劣らずかなりの才能を発揮してくれます。
その際たる極め付けがバッティング。

今日は打撃練習の一コマを御紹介しましょう。



大阪より古巣に戻って来たシキボー。

関西のチームでは相当鍛えられたらしく、立ち位置も構えもしっかりしていますね。
バットの振りもとてもシャープですよ。

打撃練習ではなるべく多くの塾生に数多く打たせたいので、全員がツーストライクから1打席交代で行います。
つまりストライクを1球でも見逃したら、次のバッターと交代です。

最初から追い込まれている訳ですから、ストライクかボールか判断できない球は全て打ちに行かなくてはなりません。

にも関わらず・・・・


入った? 入ってる? 入ってないよね? 入った?

そんなに心配なら、バットを出せっつうんじゃいっ! (-"- )



だんだんと構えがサマになって来たコウタ。

如何にも打ちそうな構えになって参りました。
が・・・

このままの姿勢でストライクを見逃したりします。 (-"- )


おりゃっ!

目的意識をしっかり持っている秘密兵器。
ストライクは見逃しません。
多少肩に力が入っていますが、最後までボールもしっかり見ています。

なのに・・・・
きちんとバットがボールに当たっていません。 (-"- )


ドキドキドキドキ

明らかに空振りを怖がっている構えです。
ボールが来る前に腰が開いていますね。

バッターは空振りを嫌がると、どうしても身体の正面でボールを捕まえようと意識するものなんですね。
大丈夫♪
空振りなんて怖がらなくても良いよ。

辛い思いをするのは塾長じゃ無いから。


俺が何とかするぜい。

シキボーの弟のユウヤ。
構えは立派ですね。
バットさえ振らなければ、とても打ちそうに見えます。


えいっ!

どうなった? どうなった? ボールはどこへ行ったの?

まったくボールを見ていないナオキ小。


ジャーン♪ ボールはここじゃ。

やっぱり・・・・・



暇だな・・・・

身体が冷えまくる守備陣。

何しろ打撃練習の最中に、守備陣にノックをしてあげていても何ら練習に支障が有りません。


さっきのマグレを再現したいアチャモ。

でも、マグレとは続かないからマグレと言うのでした。
次にクリーンヒットを打つのは、1498回後だね。


不動のバッター、タカ。

ど真ん中を平然と見逃し。
全く動こうとしません・・・


周りの背景が無ければ、何をしようとしているのか解らないアキラのフォーム。

頼むから、もう少し素振りをしなさい。
何もしないで簡単に打てるほど、野球は甘くはありませんよ。


え~と・・・

何やら考え込んでいるマサト。

悩みが無くなってから、もう一度打席に立とうね。


で・・・
ここで塾長の堪忍袋の緒が切れました。

お、お、お前らぁ~
バッティングってのは・・・


こうやって打つんじゃーいっ!!







こうですか?

違うっ! (-"- )



こうですよね。

ぜっんぜん違う~っ! (-"- )



わかった♪  こうだ。


お、お、お前ら、全員回って来~いっ!! (-"- )