インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

大切な時間

2010年09月28日 | 歴史
合宿報告も終わり、先日の練習が中止になった為に、直近の報告事項が無くなってしまいました。
なので日付がちょっと前後致しますが、合宿前に行われた練習の後半を御紹介。


この日はプチ塾生達の底上げが行われております。

この時期の子供達に基本を教えるのが最も難しく、最も大切な事なんですね。
クラブチームなんかですと、適当に放っておかれてしまう学年や実力だったりするのですが、ここで基本をしっかりと身に付けてくれるかくれないかで、この後に大きな違いが出て来ます。


とは言え、人生は楽しければ良いのだと言うツワモノ揃い。

しかも集中力なんて、持っても5分。
ひどい奴になると、最初から持ち合わせておりません。


そんな連中に基本の大切さを教えるのは、並や大抵の事ではありません。

しかも身体が柔らかいので、こちらの想像を遥かに超える身体の使い方をしてくれます。
人の身体って、そんな風に曲がったっけ?


ちょっとやらせて、即休憩ってのを繰り返します。

既に懐かしく感じる散水のシーン。
今月前半の光景ですよ。


教える時も、常に遊びの要素を取り入れます。

これはプチ塾生向けストラックアウト。
決められた距離から、用意された的にボールを当てさせますよ。


この線が2本書かれている所がミソですね。

たったこれだけの事で、プチ塾生達の闘争心に火が点きます。
当然、前の線から当てた奴より、後ろの線から当てた奴の方が偉いのです。


ここで重要な事は正しい投球フォームを覚えさせる事。

なんで当たらないんだろう? と考えてくれれば締めたものです。
どうすれば当たりますか? なんて聞いてくれれば完璧ですよ。


そんな事を知ってか知らずか、当の塾生達は投げる事に夢中です。

誰もフォームなんて気にしてくれませんし、疑問なんてこれっぽっちも持ちません。
下手な投球、数打ちゃ当たるって感じ?


やった♪ 当たり~♪

それでも、たまに当たるから始末が悪い。


指導陣の目の前にある坂道は、果てしなく遠く険しいのでした。