インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

肘の使い方

2011年08月24日 | 歴史

平成塾近辺では「あど街っく天国」でも紹介された田吾作が、とってもメジャーな社交場である事を昨夜痛感した塾長です。
もう、知り合いだらけ。
まるで待ち合わせしたみたい?

さて、平成塾として開塾してから丸9年が経過する平成塾ですが。
少年野球では奇跡とも言える、故障者を一人も出しておりません。
特に肩や肘の故障者は野球チームに付物。
けれども、そんな常識を覆すべく指導者が一丸となって記録更新中でございます。


その最も大きな理由は、塾長を始め指導陣が肩や肘を壊した経験を持つから?

ほんの「一瞬、ほんのちょっと気を抜いた瞬間。
それまで蓄積して来た努力が全て無駄になるだけで無く、今後の野球人生の全てを失います。
それを知っているからこそ、投げ方にはとても厳しい指導が行われる平成塾なのです。


けれども、たまに指導陣の想定を遥かに越える塾生がいるのも事実。

ジミーは段々と投げ方が良くなってはいるんだけど・・・
何故か不思議な塾生なのです。


こちらはチュートン。

最も肘を高い所で使える塾生の一人。
作新学院時代の江川さんと同じ肘の位置ですね。
後は、もうちょっとだけ腕を速く振れるようになると良いんだけど。


豪快に投げ込むコモモ。

どうです?
これが小学校3年生の女子の投球フォームですよ。
リリースが早いとか、軸足に完全に体重が乗っていないとか、指摘をすればキリが無いのですが。
それでも小3女子がこのフォームでボールを投げられれば立派です。


こちらは3塁にコンバートしたリョウヘイ。

怖いなぁ・・・
これであと20球も投げたら、間違い無く肘を壊すぞ。
投げる瞬間には、確実に肘が前に出ているように意識しなくちゃ駄目だよ。


対するミニアサ。

とっても穏やかな空気が流れるミニアサの周辺ですが。
きちんとやる事はやっていますよ。
後は、もっとしっかりと腕を速く振り下ろす事だね。


こちらはペッパー。

やばいね。
これは危険でしょ。

肘の畳み方、高さ、腰の開き、どれをとっても危ない所に来ています。
プチ塾生の指導陣、即効でペッパーの投げ方を直して下さい。
この投げ方では、いつ肘や肩が飛んでもおかしくありませんよ。


カジツ。

腕を強く振れるだけに、ちょっと危険を感じます。
あと5cm肘が高ければ安心なんだけど。
この高さで強く腕を振っていると、かなり危険かも知れませんね。


アヤナ。

肘の高さは問題無いけど、肘が前に出る前に投げ始めていますね。
投げる直前に自分の肘で投げる相手を指してごらん?
それだけでコントロールも良くなるし、何より肘を壊す心配が無くなるから。


こちらは意外と正しい投げ方をしているソウシ。

フォームはバラバラなんだけど、肘の使い方は完璧です。
ボールのリリースポイントも、塾生の中ではピカ1。
是非ともみんなのお手本にしたいリリースポイントですね。


最後はダイキ。

肘が高い所から振り下ろせるようになりました。

体重移動も出来るようになって、凄く格好の良い投げ方になったんじゃない?
例年多くの塾生が合宿中に飛躍しますが、今年はダイキの番かな?
指導陣一同、とっても期待していますよ。