工場直売のシュークリームを食べ過ぎて、顔に吹き出物ができている塾長です。
賞味期限が迫っているのよねー
自分でも貧乏性だと思う・・・
さて、塾長は久々に卒部生の練習にお付き合いして参りました。
御存知、足立クッパーズB。
足立クッパーズにはAチームも有るんだけど、卒部生のほとんどがBチーム。
Aチームに所属している卒部生は現在のところ陛下だけ。
この日は試合でAチームはお出かけでした。
平成塾でお馴染みの小原コーチも、ここでは鬼コーチなのでございます。
塾長を見かけると、走り寄って挨拶に来る卒部生。
かと思えば、目と目が合って初めて挨拶をする卒部生。
自立心が芽生え始める反抗期なのでしょうが、そんなものには塾長はお構い無し。
教わる態度が出来ていない奴には、例え卒部生であっても何も教えてやらないのじゃ。
この時期は身体に筋肉が付き始めるので、今までと同じように野球をしていても球が速くなったり、遠くまでボールを飛ばせるようになります。
その為に、自分は凄く上手くなったのではないかと勘違いするんですね。
けれどもパワーに頼ると、どんどんフォームが崩れて段々と取り返しのつかない世界に入り込みます。
そうなった時は手遅れ。
フォームを矯正しようにも簡単には戻らなくなっていますし、下手をすると突然ボールが投げられなくなります。
この日は好都合に紅白戦が行われました。
卒部生の実力を見るには格好の練習でございます。
捕手を任されるべったん。
試合前に変化球を打つ為のトスバッティングの方法を教えて上げました。
一人ではできないけど、きちんと練習してね。
先発の旦那。
やたらでかくなって、身体を生かしたフォームで直球を投込みます。
下半身がしっかりと使えるフォームで投げられるのは平成塾で教え込まれた財産。
この日も面白いようにバッターを打ち取っておりました。
けれど、フォームが既に崩れ始めていますね。
長い手足から繰り出される直球は、バッターの手元で伸びて来ます。
その為に空振りを重ねる打者陣。
そこに落とし穴が有るのですが、投球フォームは見れた物では有りません。
このままではここで伸び悩み。
けれど旦那は現在反抗期の真最中。
教えて下さいと言う態度が気に喰わなかったので、特に何も注意して上げませんでした。
続いてひで。
相当数バットを振っている様子ですが無駄骨。
振りは早くなっていますが、これでは当分きちんとボールを捕まえられないでしょう。
しっかりとボールを見ていますが、これでは打てません。
小学校の野球では通用するバッティングフォームなんだけれどね。
中等部の野球で、このフォームで打つには無理が有ります。
ここもきちんと挨拶が出来ないのでアドバイスは無し。
勝手に気付いて、勝手に上手くなりなさい。
現在2年生の卒部生の中で、唯一まともに挨拶をして来たエコ(自然に優しい)。
バッティングフォームをチェックしました。
それを守った時には、綺麗にヒットが打てたでしょ?
そもそも指導者と言うのは、選手が自分で気付かないフォームの乱れや、考え方の違いを指摘する為にいるものなのです。
塾長だって、自分のフォームの乱れには気が付きません。
「打てない」「打てない」「打てない」を繰り返して、悩んで悩んで気がつきますが、その時間を短くしてくれるのが指導者なんですね。
プロ野球にコーチ陣がいるのはその為です。
この日、塾長に真剣に教えを乞いに来たのは、悲しいかな卒部生では有りませんでした。
塾長が教えた事を、しっかりと繰り返し練習していましたよ。
彼は次に見る時が楽しみです。
そんな中・・・
出たがりのポロ和がマウンドへ。
こやつの良い所は、とても器用である事。
自ら考える力を持っている事。
ひとつの事を掘り下げて追求できる事なのですが。
反面、悪い所は総合的に見れない事。
今はピッチャーマウンドに立つより、確実にポジションを取れる練習に励みなさい。
卒部生へ。
まだまだ相当下手です。
その事を念頭に入れてしっかりと練習しないと、少なくとも高校では通用しないでしょう。