謎の乗車票

昭和60年12月23(?)日に青梅線各駅が一斉に軟券化され、硬券入場券が無くなりました。
そのときに各駅を廻った際、古里駅の券箱の入場券の入っているホルダーのとなりに「乗車票」と書かれたホルダーが刺さっているのを見つけました。
若気の至りでなんとか1枚戴けないかと窓口氏に申し出たところ、裏に無効印を捺すという条件で、あっさりと御好意で1枚戴くことができました。本来は簡単に戴けるものではないものと認識しておりますが、同駅は既に簡易委託化されていることと、既に20年以上経過しているものですので、時効ということではないですが、御紹介させていただきます。

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B型の片道用の乗車票で、無地紋になっています。「から」という活字より推察するに、昭和30年~40年前半ごろに東京印刷場にて作成されたものと思われます。裏面は単なる券番のみが印刷されており、何の注意書きもありません。

それにしても、このような乗車票は通常駅に設備されていても金庫などに保管されているのが一般的ですが、古里駅のように、券箱に他の乗車券と同じようにして刺してある例はあまり見たことがありません。せいぜい、秩父鉄道の無札証明くらいのものでしょうか?

実は私、この乗車票が何のためにあるものなのか、わかりません。いったい、どういうときに使用されたのでしょうか?ご存知の方がおられましたら、コメント欄にてご教示いただけたらと思います。

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