学園祭の入場券

学校の部活において「鉄道研究会=鉄研」の類いの組織が多々あり、学園祭などで出展される機会も多いと思います。
今回は、今年実際に見学させていただいた催しのなかで配布された、「手作り感」のある入場券を御紹介いたします。

一押しは、東京都目黒区にある「攻玉社中学・高等学校」の鉄道研究部の入場券です。

images(表) images(裏)

これをみて新鮮に感じたのは、「マルス券風」ということです。たいてい、鉄研の入場券といえば硬券スタイルが主流ですが、ここは敢えてマルス券なのです。
せっかくならば「普通入場券」の下のアンダーラインと「玉社駅」の下のアンダーラインが逆だと素晴らしいのですが、なかなかの出来です。恐らく印刷業者に発注したものと思われますが、マルス券時代の中高生ならではの発想です。
また、入鋏も「パンチ」ではなく「チケッター」であることもなかなかです。(チケッターも、それっぽいものを使っていました。)

次に御紹介するのは、東京都小金井市にある「東京電気大中学・高等学校」の鉄道研究部のものです。

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裏は真っ白で何も印刷されていませんが、用紙は半硬券程度の薄さであるものの、硬券と券売機券の合の子みたいな券で創造性があります。
さすがに「理系」の学校だけあって、パソコンを駆使して作ったと思われるTDUの地紋がよく出来ています。
こちらの入鋏は、柄のカチカチいわない「関西風」のパンチが使用されておりました。

どちらもきっぷコレクターにとっては興味深い逸品です。

皆様もぜひ一度、学園祭の鉄道研究会巡りをされてはいかがでしょう?

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