万博中央駅の記念復刻乗車券

このたび、水カツ様のブログ「EXPO的ブログ 科学万博編」とリンクを張らせて戴きました。単なるきっぷ系というわけではなく、科学万博に関するいろんなジャンルについてテーマにされております。特に、我々きっぷコレクターにとっては、そこからリンクされている「科学万博的頁」のなかの万博中央駅の写真なんか、とても懐かしい気になります。（そういえば、あの時写真を撮っておけばよかった…）

さて、前回・前々回に引き続いて科学万博ネタです。
当時、何の記念なのかカテゴリーのよくわからない記念乗車券が発売されました。それは昭和60年6月22日に万博中央駅で発売された「萬博中央駅驛復刻きっぷ」です。
「現在」という当時使用可能な万博中央から東京ゆきの矢印式硬券が「国鉄きっぷ」としてついており、同区間の「明治時代=帝國鉄道廳」「大正時代=鉄道院」「昭和初期=鉄道省」という復刻乗車券がついて、片道分の1,000円で発売されておりました。

（全体像）    「現在」　

「明治時代」　（表）　（裏）

「大正時代」　（表）　（裏）

「昭和初期」　（表）　（裏）

復刻乗車券の券紙は特別なものではなく、単なるツヤツヤのボール紙で、交通博物館の閉館時に発行されたような「復刻乗車券」ほどの精巧さ（？）はありませんが、当時、「復刻乗車券」というものがもの珍しくて、それはそれで満足しておりました。
今になって考えてみれば、何のカテゴリーで、何の記念で発行されたんだろう、と首をかしげたくなります。
まっ、深いこと考えるのやめようっと