JR東日本 快速フェアーウェイ号座席指定券

昭和63年9月に宝積寺駅で発行された、快速フェアーウエィ号の座席指定券です。


   


緑色JRE地紋の料金専用特別補充券(料補)で発行されています。まだ民営化初期の様式で、現在の料補よりも国鉄時代の料補に近く、指定欄が横に連なっています。


快速フェアーウェイは民営化後の昭和62年9月から運転開始された定期快速列車で、快速ムーンライト(後のムーンライトえちご)の間合運用として、沼垂区の165系電車を使用して新宿~黒磯間の1往復に設定された、全席指定の快速でした。
列車名の通り、沿線のゴルフ場への足として誕生したようですが、平日の利用率の低さから平成5年に休日および多客時のみの運転の不定期列車となり、485系電車に置き換えられてからは会津若松まで延長運転もされています。しかし、その後平成20年代になってから運転されていませんので、事実上廃止されてしまったものと思われます。


当時、宝積寺より普通列車で東京へ帰る予定でしたが、次の列車が快速フェアーウェイ号の新宿ゆきであるということでしたので、駅窓口で座席指定券を購入して乗車した次第です。
当時の宝積寺駅のマルス端末の有無などの記憶が定かではありませんが、ホームにある事務室で座席指定券を発売している旨の案内があり、特に補充券でとお願いしたわけではありませんでしたが料補での発券となったように記憶しています。

着地の新宿では列車ホームに到着し、当時階段下にあった中間改札口で、裏にボールペンで「無効」と書かれています。

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