京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京都の世界遺産(人類で手厚く保護)

2012-05-16 | インポート

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千年の古都である京都は様々な歴史や文化の宝庫ですよネ。

中でも特に歴史的・文化的に重要としてユネスコの「世界文化遺産」に認められたのが7カ所の社寺および城ですネ。

国内では上記の「古都京都n文化財」の地に15件が登録されており、今年、世界遺産40周年ということで、記念行事を締めくくる会合が11月に京都市で開催されることになっています。

古くは飛鳥時代の上賀茂神社から江戸時代の二条城まで国宝・特別名勝がずらりと並ぶ至宝です。

京の世界遺産が価値が認められた大きな理由のひとつに庭園があります。

形の美しさはもちろん、周囲の自然を取り入れた借景や植栽で季節ごとに風情を感じられるよう工夫されているのは、四季のある日本ならではのことでしょう。

「上賀茂神社」「下鴨神社」の葵祭、「清水寺」の紅葉、「金閣寺」の雪景色、「仁和寺」の御室桜、「平等院」の藤棚など、その時季にしか見られない美がある世界遺産、いろいろな季節に訪れることで、何度でも新しい表情に出会えることでしょう。

今年は節目の年に当たることで、観光客に根強い人気を誇る「世界遺産」、雑誌やテレビ等特集が組まれることと思いますが、傑出した文化財意義や自然的価値があることを次代に伝える意義を見つめ直す機会にしたいものです。

(補足:歴史資料館が「特別展」開催中です)

                   京都大好き  しーちゃん