アヤメ科の花でアヤメ類の中で一番早く咲きだすところから名づけられたといわれている一初・・・
乾いた土に映えるのが特徴で、昔はかやぶき屋根の頂上部分にたくさん植え、屋根を締め付け守ってそうです。
又、災害台風などから家を守る厄除けの意味もあったと言われているんですよ。
その一初の寺として知られている得浄明院で珍しい体験をしてきました。
本堂下に作られた真闇の戒壇を一周し、如来様の功徳をえるものです。
有名な信州善光寺の戒壇廻りと同様で、現代社会ではほとんど見ることのない真の闇です。
頭の墓も心の中も洗い清められたようで、異次元の世界に入った感じでしたよ。
京都東山に佇む当院は信州信州善光寺の京都別院として建立さらた尼寺で、建物は大小の差こそあれ同じとなっています。
開山上人の尼僧が信州までお参りするのは大変であろうと、この地に創建されたとのこと。
その他、初夏のはなごよみとして、つつじ、さつき、杜若。シャクナゲ、ボタン等ありますね。日常、花を観賞する事が少ない私たちですが、さわやかな風薫る5月、新緑とともに花の美しさを再発見してみてはどうでしょうか。
京都だいすき しーちゃん