京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

冬である

2014-12-28 | 京都案内

冬である!

寒い季節のスポーツとして、ラグビーやスキー、マラソンや駅伝がある。私はとりわけマラソン、駅伝が好きで冬になるとテレビでいつも観戦しています。
先日は高校駅伝が行われ、男女8校、9チームにお泊まり頂きました。
京都にはこの他にも、1月には全国女子駅伝、2月には京都マラソンがあります。12月23日には「京都高尾マウンテンマラソン」が初めてひらかれ高尾パークウェイを往復するという、箱根の山登りというほどではないだろうが相当きつそうなマラソンが行われました。

全国女子駅伝では石長松菊園には静岡県チームが、お宿いしちょうには長崎県チームが泊られ、京都マラソンでもご予約をいただいております。ゴールの平安神宮が近く、スタート地点に向かわれるときに荷物を預け、ゴール後それを取りに来やすいということでしょうか。因みに、新コースの2015年大会は2月15日に開かれますが、前日2月14日、余裕がございます。
http://www.kyoto-marathon.com/

ところで私どもは鴨川に近くお泊まり頂いたお客様の中には河川敷をジョギングされる方もおられます。桜、紅葉、ユリカモメと四季を感じながら走ることができます。また、京都御苑もすぐ。1週約4kmほどありジョギングコースになっているようです。

松井でした

 


冬至と矢田寺のかぼちゃ供養

2014-12-28 | 京都案内

昼が最も短い冬至、今年は12月22日。
冬至には、よく言われることとして「かぼちゃ」を食べて「柚子湯」に入る習慣があります。京の人々は「かぼちゃ」のことを「なんきん」と呼びますがその云われはさておき、冬至に「なんきん」を食するのには中風除けとか風邪をひかないとか金運を祈願する意味があるそうです。また冬至には「ん」の二つ付く食べ物、「なんきん」、「にんじん」、「れんこん」、「ぎんなん」、「きんかん」、「かんてん」、「うんどん」(うどん)を食べると幸運が得られるとも。

冬至に「柚子湯」に入るのは「冬至」と「湯治」かけたとか、寿命が長く病気にも強い柚子の木のように無病息災を祈り「柚子風呂」に入るようになったとか言われます。正直「柚子湯」に浸かるとなんとなく風邪をひかないような気がします。

冬至のころ23日に行われた寺町三条にある「代受苦地蔵」で有名な矢田寺の「かぼちゃ供養」に行ってきました。
同寺の境内にある巨大な「撫でかぼちゃ」を祈念しながら撫でると中風除けや諸病退散にご利益があると言われ、参拝者はこれを撫で本堂前の鐘を撞きご祈祷された「なんきん」の接待を受けます。寒い時、熱いお茶と美味しく炊かれた「なんきん」が心の奥まで沁み込みました。約1000食分用意されたようです。
  

 

来年も皆様が健康で過ごせますように!

京都好き男