京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

大晦日

2014-12-31 | 京都案内

今年も残すところわずかとなりました。
小春日和の穏やかな大晦日となった京の街です。夕方に一時雨が予想されておりますが、今のところ柔らかな陽の温もりを感じます。
穏やかな元旦がむかえたいものですが、予報では明日から荒れ気味で寒くなりそうです。初日の出を迎えられれば良いのですが。


私どもの迎春準備も整い、お早いお着きのお客様をご案内させていただいております。エントランスの門松、お飾り、石台、ご朝食会場のお飾りなど整いお客様を待つばかりとなりました。
 

 

お宿いしちょうのお風呂は正月恒例となりました柚子風呂をご用意させていただきます。皆様の無病息災をお祈りいたしましての催しでございます。石長松菊園の光明石温泉はいつも通りでございます。石長松菊園にお泊まりいただくお客様がこの柚子風呂を楽しむこともできますし、お宿いしちょうにお泊まり頂くお客様が光明石温泉を楽しむこともできます。
因みにこの柚子、愛宕さんの麓にあります水尾の里のものを使用しております。なぜこの地で柚子が作られるようになったかは定かではありませんが、この清浄幽邃の地を愛しこの地で没した清和天皇も柚子風呂を楽しまれたと伝わっております。柚子が実る晩秋、柚子風呂を楽しみ地鶏の水炊き、鳥スキを提供されるお家もおありとか。
 

 


思えば今年も多くのお客様をお迎えすることができました。これは、ひとえに皆様のご贔屓の賜物と心から御礼申し上げる次第でございます。おかげさまでお褒めの言葉をたくさん頂戴することできました。また、お叱りのお言葉、ご指摘もいただきました。反省すべきは反省し、来る2015年にはすべてお褒めの言葉を頂戴できますよう努めてまいる所存でございます。
本年の感謝を重ねて申し上げますとともに、来年が皆様にとって素晴らしい歳となりますようお祈り申し上げます。

本当にありがとうございました。