京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

最も早い、梅と桜便り

2016-01-09 | 京都案内

寒に入り冬らしい寒さがやってきました。

総じて暖かい日が続き、北野天満宮では、境内の梅の開花がすすんでおります。
梅苑の公開は例年2月上旬なのですが、早まることがあるのでしょうか。梅花祭は2月25日と決まっております。

  

また、桜の名所、平野神社では、寒桜が開花しております。
この桜は、元来冬に咲く桜で4月頃までちらりちらりと咲き続けます。

  

お駒姉さん


初春 酒の神 松尾大社

2016-01-09 | 京都案内

四条通の西の端にかかる松尾橋。その袂に松尾大社はあります。



松尾大社は京都最古の神社の一つで、由緒書きによると起源は5.6世紀までさかのぼりますが、今の形になったのは701年ころ。

拝殿の前に申の巨大絵馬が飾られ、正月三が日には約25万人の人が参拝に訪れました。



同社は古くから「酒の神様」と信仰され、全国の酒造業者が奉納した酒樽が置かれています。
知った銘柄も、もちろんあります。



境内の曲水の庭には、京都三名水の一つ「亀の井」があり、この水をお酒を醸造するときに混ぜると、お酒が腐らないと伝えられています。
お酒の資料館もあります。





また、同社の占いは「樽うらない」と言われ、おみくじではなく、的の樽に向かって矢をはなち、その的中で吉凶を占います。





今年の運勢は、自分の腕次第・・自分で切り開くということでしょうか。

京都好き男