京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京都のぜひお越しやす   客室係  入江

2012-03-17 | インポート

☆今しかないとか、見逃したくないものを記載しております。

平成24年新春特別展「釜師 大西家歴代」

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京都・三条釜座にて約四百年にわたり‘茶の湯釜’の伝統と技を守り続ける千家十職の釜師・大西家。二代浄清の名作「鶴ノ釜」をはじめ、歴代の代表作を一堂に公開。十六代にわたる創造の軌跡をご高覧ください。

安野光雅が描く洛中洛外展 -旅と歌と花- 

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平成235月から産経新聞に連載中の“洛中洛外”の作品を中心に安野光雅の世界約120点を展観します。

京都市伝統産業技術功労者顕彰記念作品展 

平成24310()20(火・祝) 

昨年1216日に顕彰を受けた平成23年度伝統産業技術功労者による作品を展示します。

俵屋宗達筆「蔦の細道図屏風」修理完成記念館蔵の屏風絵展 

平成231210()~平成24320(火・祝) 

よみがえる俵屋宗達のモダニズム。長谷川等伯、伊藤若冲、長沢芦雪…館蔵の屏風、襖、杉戸等障屏画の名品を一堂に展観します。

新春展 新春の取り合わせ 

平成24221()320(火・祝) 

後期では、「梅」に桃や桜の意匠を加えて、本格的な春の到来にふさわしい取り合わせを紹介します。なお、入館者は季節の和菓子とお抹茶を頂けます。

2012年コレクション名品展「朝鮮 木のもの100選」 

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食事の際に用いたソバン(小盤)や箪笥として使ったパンダヂ(半閉櫃)、婚礼の道具であるモッキロギ(木雁)、木彫仮面など。朝鮮の生活文化に即した木のものに焦点を当てる展覧会です。

ホノルル美術館所蔵北斎展-葛飾北斎生誕250周年記念- 


関口哲也<水瓶・声とギター>『祇園小唄』

2012-03-16 | インポート

当館にも舞妓プランで来てくれはる舞妓はんの踊る「祇園小唄」。

幾度となく聴いているうちに、京の四季の侘びさびや、日本語の美しさを感じる良い曲だなあ、   

と感じるようになり、自分なりにカバーしました。1930年のヒット曲だそうな。

iphoneで作った古都の映像とともに、お愉しみ下さい。

今期の花灯路や、いしちょう館内の映像も、一部、拝借しています。探してみて下さいな。    

関○

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http://www.youtube.com/watch?v=fl0dInPLJyA&feature=player_embedded#!

                   


親しみと心のふれあう「京の通称寺」・・・こぬか薬師(薬師院)

2012-03-14 | インポート

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千本釈迦堂(引接寺)、六角堂(頂法寺)、くろ谷さん(金戒光明寺)、嵯峨釈迦堂(清涼寺)など名を馳せた寺院もありますが、一方で慎ましやかにし寂然とした小さなお寺も京にはたくさんあります。ひっそりと建つ小寺にたまたま出会った、こぬか薬師(薬師院)になぜか引寄せられ、筆を走らせた次第であります。

二条城に近い釜座通り二条上る一角に小さなお堂がひっそりたたずんでおり、病平癒のご利益があるという「こぬか薬師」で知られています。こぬかの由来には、周囲に鹿子髪と呼ばれる髪型の女性が多く、「かのこ薬師」と呼ばれていたのが転じたとの説があり、薬師院は、かつて薬の市が立ったといい、二条通に薬問屋や漢方薬店が多いのは、その名残と言われています。

京の大路と名物にちなんだわらべうたに「一条の戻り橋 二条のきぐすり(生薬)・・・九条のおねぎ 十条の羅城門」とあります。ここでは「二条の生薬」として紹介されております。

私達の身の周りにも薬と縁のある人もいらっしゃいますでしょう。

当館からも近くですので、一度立ち寄ってみては如何でしょうか。

毎年10月8日にだけ開扉して法要が行われるそうです。

京都大好き しーちゃん


馬が酔う花 「あせび」

2012-03-13 | インポート

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お宿いしちょうの玄関先に可愛くひっそりと(私みたい・・・)に咲いています。
小さな壷のような可愛い花の姿に似合わず実は、食べた馬を酔わせるようにふらつかせるというほどの植物だとか。
まだ冷たい風に吹かれて、群れ咲く小さな可愛い壷のような花が揺れる光景は春の訪れをにおわす季語にもなっているそうです。

                                                                                              はーこ(-。-)y-゜゜゜


お宿いしちょう 改装物語

2012-03-12 | インポート

お宿いしちょうのローカが新しくなりました。

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お部屋も畳が一斉に新しくなって、お出迎えの準備完了、ほかの場所も順次改装してゆきますので皆様にご迷惑をおかけするかもしれません、大変申し訳ございません。

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御存じでしょうか?

2012-03-10 | インポート

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314日京都市下京区梅小路公園に京都発の水族館がオープンします。

海から50KM以上離れた内陸型の大規模な水族館で国内施設とし3階建てで、延べ焼き1万1千平方メートルある。

1、鴨川など地元の環境を再現し、国の特別記念物、オオサンショウウオなどを展示する京の川。

2、イルカのパフォーマンスが見られるイルカスタジアムなどを設備され。

3、オットセイ・ゴマアザラシのかいじゅうゾーン。

4、丘ではのんびり水中ではダイナミックな人気者のペンギン。

5、7つの顔を持つ洞窟や魚眼レンズのまるごと表現。

6、魚とサンゴ礁、磯場のナマコ、ヒトデにさわり意外な手触り感に驚き。

7、五感とフル活用の交流プラダ。

8、京都の自然と稀少生物保存のためイチモンジタナゴ、メダカなどの山紫水明。

9、棚田や用水路とその辺りに暮らすフナ、カエルたち、人間と生き物たちが共存してきた京の里山ゾーン、

以上九つのゾーン設備でゆっくりのんびり京都の観光を兼ね、文化教育・経済と総合的学識公園として親しまれることと思います。

営業時間  午前9時~午後5時

入場料   大人 2000円

      小中 1000円

京都水族館 TEL 075-534-3130

                            小山


いざ! 京都へ!

2012-03-10 | インポート

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3月に入り少しずつ日々暖かくなってきています。が、寒さのせいか、この時期に京都に来る観光客は少なく、そんな時期に静かに社寺を巡ってみるのもいかがかと、ここにもちょっとした情報を紹介します。宇治田原町の禅定寺の裏へ足を運ぶと防災壁に幅45m高さ8mの大涅槃図があり、その涅槃図の周りには、煩悩の数である108のマス目に区切り、その内の64マスは全国から書き手を募集して、老若男女が「私の仏様」と題したものが描かれています。1999年に完成して現在も色鮮やかさは健在です。

市内に目を向けると、菅原天満宮神社の井戸で、30年ほど前に水が枯れたが、3年前の社殿の修復工事で、井戸の近くを掘削すれば、かつての水脈に当たり再び水が湧き出たという。この井戸は菅原道真の産湯を汲んだと伝えられる井戸で、現在は水質調査で飲用もでき、井戸の前に手水鉢と蛇口を設置し、参拝客が自由に水を汲んで持ち帰ることができます。最後に青蓮院と退蔵院が大学生や短大生がカップルでお参りすると、拝観料を割引く試みを行います。

■退蔵院・・・3月10日~31日

(通常500円を、カップルのどちらかが学生の場合は、2人で600円)

■青蓮院

昼:3月10日~31日200円引きの2人で800円

夜間:3月10日~20日、3月30日~4月2日、4月28日~5月6日

1人800円を2人で800円の中高生割引

などです。是非、京都へ!!


京都随一の梅の名所 北野天満宮

2012-03-08 | インポート

Tenzin

北野天満宮は、菅原道真公(菅公)をお祀りした神社の宗祀で、親しみを込めて「北野の天神さま」と呼ばれているのは有名ですよネ。

代々皇室の御崇敬を受け、国家国民を守護する霊験あらたかな神として、崇められてきております。

江戸時代には教育施設として各地に読み書き算盤を教える寺子屋が普及し、その教室には、必ず天神さまがお祀りされ、学業成就や武芸上達が祈られてきました。

現在、全国各地には菅公をお祀りした神社が、一万二千社とも言われ、その多くは北野天満宮から、御霊分けをした神社とか。

学問の神様としての信仰は昔も今も変わることなく人々の生活の中で受け継がれていますネ。

「梅」は、天神さま(菅原道真公)の愛木として、広く知られるところで、御歌や京の紅梅殿の梅が一夜にして大宰府まで飛んだという「飛梅伝説」は有名です。

境内神域には50種、1500本余の梅の木があり、毎年厳冬の中、一輪また一輪と花を咲かせ2月初旬から3月下旬にかけて神域の「梅苑」うぃ一般に公開され、境内一円は梅の香りに包まれます。

写真は3月5日現在で、5部咲きのものです。
今日現在は七分だとか、見ごろですよ今度のお休みは。

隣の上七軒歌舞練場では、花街春のをどりのトップを切って「北野をどり」が始まります。

春ももうすぐですネ。

京都大好き しーちゃん 


梅の宮神社 梅・産祭

2012-03-07 | インポート

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まだ境内で梅の開花はわずかでしたが、朝から、数人のご婦人方が温かい梅ジュースと梅の実を振舞ってくださっていました。本殿参拝のあと、甘酸っぱい梅ジュースで身体を温めて神苑の方を拝観しに行ってみると・・・やっぱり梅で色付いているのは、ちらほらといったところです(ちょっとガッカリ)

それでも、奥へ進んで行くと、ポンと開いたばかりの梅の花からはいい香りが漂っています。梅もこんなに香りがあるものなのですね~

少し膨らんだ蕾や新芽には、寒々とした空気に負けない力強いエネルギーを感じたので、

開花には少し早過ぎましたが、嬉しい気持ちになりました。ヽ(´ω`)ノ

こちらの神苑は四季折々の花々が植えられていて、梅・桜・つつじ・菖蒲・杜若・紫陽花・椿・水仙など一年中楽しめるお庭なので、もう少し木々や花々が賑やかになった頃に来てみたら、どんなに綺麗だろうかと次の機会のお楽しみといたします。

チェリー