わが家から目と鼻の先(約400m!)の
越谷レイクタウンが、来春(2008年春)JR武蔵野線の新駅「越谷レイクタウン駅」の開業とともに街びらきを迎えます。同時に、イオンによる総敷地面積約26万㎡、店舗面積約16万㎡を誇る超大型の複合商業施設がオープン。
長年この土地に住みんで来た者として、街の発展を喜ぶべきなのか都市開発(越谷レイクタウン地内は、
10年前まですべて田んぼ!!)を嘆くべきなのか・・・。
完成が目の前に迫ってきたいま、なんか複雑な思いがしています。
確かに、利便性は飛躍的に向上します。その見返りとして、のどかな田園風景が確実になくなりました。
これも時代の流れなのでしょう。
都市の中に人工的な自然空間を作り出して、「自然との共生」とおっしゃる方々がいますよね?
中には、これを称して”ロハス”なんて言ってたり。
もしこれが”ロハス”のひとつの形だとしたら、
私は”ロハス”という考え方を「ろくなもんじゃない」と強く思うでしょう。
自然というものは、人が創り出すものじゃないんですよ。
レイクタウン周辺にわずかに残った”昔からの風景”。
せめてこれらを維持して行くことが、昔からここに住むものの義務かな?なんて思います。
今夜も家の前の田んぼから、カエルの合唱が聞こえてきます。
これを”うるさい!”と思わない心をこれからも持ち続けたいです。