こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

順番を決めないと

2016-03-31 20:40:59 | 農作業のこと


種を播く順番と、
種を播く場所を検討中!

考えがあって準備した種ですが、
手当たり次第に播くと効率が悪くなるので
何を・いつ・どこに、を考えています。

作業の省力化には計画と検討が必須ですからね。
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完全な無農薬栽培の限界。

2016-03-30 19:51:51 | きょうのひと言
<種に使われる薬剤に対する考え方について>

本日播いたスナップエンドウの種は、薬剤処理が施されています。
無農薬を標榜しているのに薬剤を使っているじゃないか、と思われる方もいらっしゃることと思います。
逃げ口上に聞こえるかもしれませんが、うちは種の自家採取をしていないため基本的には種は仕入れます。
その中には薬剤処理なしから薬剤処理有りの種までいろいろあります。
種から完全無農薬を実践すると栽培できる品種に大きな制約がかかり、少量多品目栽培がかなり難しくなってきます。
そのためうちは、「栽培期間(種を播いてから収穫まで)中」は最低でも完全無農薬、種の導入に関しても出来る限り薬剤処理なしの種を捜す努力はいているものの、どうしても入手できない場合もあります。
従って種に関しての薬剤処理は、グレーゾーンになっているのは事実です。

種の薬剤処理は種の劣化を防ぐために行われています。
使用される薬剤は分解が早いことと使われている量が微量であることから、
発芽して大きく育ち始める頃にはほとんど消失し、収穫期には完全に消失しているものと考えています。
このようなことから、わが家では種子消毒の薬剤は容認するという立場に立ち
、播種(種まき)以降は完全に農薬や薬剤を使わないという観点で無農薬を標榜している次第です。

なお、チラウムの毒性試験の概要をリンクしておきますので、関心がありましたらご覧ください(PDFファイルです)。
http://ci.nii.ac.jp/els/110001712386.pdf?id=ART0001835853&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no&ppv_type=0&lang_sw&no=1459334149&cp
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これまでの12年とこれからの1年。

2016-03-29 21:44:03 | きょうのひと言
誠実に、
自分も他人もごまかさず、
自分の想い描く農業と農産物を現実ものもとするために
ただひたすらに走ってきた12年。

親からのアドバイスはもちろん、周囲の諸先輩方からのアドバイスも自分がしたいという方向とは違っていたので、
あえてスルーし試行錯誤を繰り返して気がついたら12年という月日が経っていました。
畑に地力が付いてきたことを実感しはじめたのは、ここ数年です。
それまでは雑草堆肥と雑草を鋤込んでも土目はよくなったように思えてもなかなか理想の作物が出来ませんでした。

まだ12年、もう12年。
とらえ方によって解釈も違ってきますが、
始めた当初から応援してくださる方々に幸い恵まれここまで来ることが出来たのは間違いありません。

無農薬・無化学肥料の露地草生栽培。
いまここからさらに無農薬・無肥料の露地草生栽培に徐々に舵を切っているところです。

最終ゴールは、石垣式自然農法の確立。
どの作型とも似ているけど本質が違う。
唯一無二の農法を作り上げるとともにこれに共感して下さる方を一人でも多く増やして、
その人たちにうちの農産物をお届けしたい。

成果は時間が連れてきます。
こんなことを思いながら、13年目を迎える来月から気持を新たに誠実さを忘れずにまた1年を歩いて行くつもりです。
価値ある農産物を誠実に育てるその延長線上に、「食と健康の架け橋」というミッションがあると信じて。
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メリットを知ってどうするのだろうか?

2016-03-28 19:56:46 | きょうのひと言
2007-09-25 に「露地栽培のメリットとは」という投稿をしました。
投稿からもうすぐ9年になろうというのに、
未だにほぼ毎日この投稿にアクセスがあります。

私は露地栽培のメリットを、
「風雨や気候の変化に曝されるから、美味しい作物が育つ」ところだと思っています。
ただし気候の変化が激しすぎたりすると、作物に大きなダメージを受けることも確かです。
でもそんな厳しい環境の中ひたむきに生き育つ作物には、強い生命力が宿っていると思います。

強い生命力。
これを手にした作物は、虫にも強く食べれば本当に美味しいです。
植物も生きています。
命ある植物から生命力と本当の美味しさを分けてもらう最良の方法が
露地栽培だと思うんです。

生産性を最重視すると施設栽培がベストかもしれません。
しかし自然の恵みを自然を無視して育てると、
病害虫の問題が発生したり元気のない軟弱作物になってしまったりすることがあります。
病害虫の対策には農薬を使うことになります。
不自然な自然を維持するために、不自然な薬を使う・・・

少なくとも露地栽培において、病害虫で畑一枚が全滅することはまずありません。
しかし密閉された空間に於いては、それはあり得ることなんです。

もちろんメリットがあればデメリットもあります。
でもそのデメリットって、自然環境の問題ですから万が一の時も
受け入れることが容易です。

作物は工業製品ではありません。
だから最終的には作物栽培をどのように考えているかが、
露地、施設栽培という栽培法の選択に繋がっているのかもしれないですね。


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ソラマメ。

2016-03-28 19:50:42 | きょうのひと言


ソラマメの花がいま満開です。
種を播くのが少々早かったので、
冬を越すか心配していましたがなんとか頑張ってくれました。
いまのところアブラムシの被害はほとんど見られません。
この状態で収獲を迎えられたら最高ですね。

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棚を再利用して。

2016-03-27 21:35:02 | 農作業のこと
   

昨年5月にフルーツトマトの棚としてデビュー。
トマト終了後の10月下旬にスナップエンドウとインゲンの棚として再利用。
そしていま、三度活用します。

まずは枯れたツルと足元に生えた雑草を片付けて、
インゲンをここに播く予定です。

トマトから数えて3作目。
いわゆる不耕起栽培というやつです。


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年に2回の排水路清掃

2016-03-27 21:26:27 | きょうのひと言
田んぼの排水路清掃。

この辺は開発が進みもはや数枚の田んぼしか残っていないのですが、
春と夏の2回毎年行っている農家の恒例行事です。

でもただ1つ気がかりな事があります。
それは、若い者の参加がないこと。

後継者のいる家といない家があるのは確かですが、
この先どうなるのか?と一抹の不安を感じたりします。

だれも楽しみにはしていないと思いますが、
長年みんなで協力して来たことですから後継者諸兄には
その伝統を早く受け継いで欲しいところです。


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遅ればせながら、たまねぎ。

2016-03-23 21:11:35 | 農作業のこと
  


玉ねぎです。
発芽までは順調に育ったのですがその後雑草にまかれて苗がヒョロになってしまい、
今年は止めようかと考えましたがせっかく育った苗を見殺しにするのは心苦しいので定植をしています。
時期が遅れているので、大きくなるのは期待薄です。


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切り干し大根2016、商品化。

2016-03-23 21:04:00 | 直売情報


切り干し大根の商品化(袋詰め)もいよいよ大詰めになってきました。
21日(月)は100パック作りました。
最後に千切りした大根もきれいに乾いています。
今シーズンの切り干し大根作りもあと一回の袋詰めで終了となります。


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ネギを定植していたら真っ暗に!!

2016-03-17 19:57:25 | 農作業のこと
まだ明るいから、行けるな。
単純にそう思ったのが運の尽きでした。


鍬で畝立てをしてネギの苗を一本ずつ定植しているうちに、
辺りはあっという間に真っ暗。
そんなに長い時間していたわけではないのですが、
日没から暗くなるまでの時間はまだまだ早いですね。


ともあれ、植えきることが出来ました。
うまく活着して、大きく育ってくれることを願います。

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