こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

切り干し大根販売中!

2007-02-18 22:24:54 | 直売情報


1/23の続きです。
皮をむいた大根を、スライサーと包丁を使ってこのように切ります。
切ったあと水にさらすことが多いのですが、わが家の場合はこのままの状態で
天日干しをします。

風のある晴れた日なら、1日で切り干し大根が完成します。

完成した切り干し大根は、1回使い切りの25gに調製して袋詰めします。
25gといっても、これで普通の大根の約1/2分くらいあります。
水で戻すと量が増えるので、ちょうど良い量だと思っています。


とかく量が多いと得した気分になりがちですが、使い切れずに捨ててしまっては
モッタイナイ!せっかく丹精込めて育てた大根を1本1本丁寧に洗って、皮をむいて、
スライスして、天日で干して、袋詰めしたのです。手間がかなりかかっています。
だから大切に売りたいし、買っていただいた方にもムダにしてほしくないんです。

こうして作った「こだわりの切り干し大根」は、げんきの市場で好評販売中です。

Comments (2)
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就農を考える方へ

2007-02-04 22:40:54 | きょうのひと言
農業を職業として選択する人が増えています。
食の根底を支える農業に興味・関心を持ってくれる人が増えることは
とても喜ばしいことだと思います。

農業という職業は、農業法人へ就職する以外はいわゆる「事業主」になると言うこと。経営計画、営業戦略、市場調査、受発注業務、経理、財務管理などを1人(家族で)で行うと言うことです。

単に質の高い作物を作れば売れるというものではありません。
もちろん栽培技術は農業を行うにあたって当然必要なスキルです。
しかし、どこへ売るのか?いくらで売るのか?どれだけ売るのか?
損益分岐点はどこか?
そもそも作った(作ろうとしている)作物が、市場(消費者)に受け入れてもらえるのか?等々。
考えなくてはならないことはたくさんあります。

学校を出てすぐに就農する人は後継者などの一部を除いてそんなに多くはないはずです。
きっと農業に興味を持っている人のほとんどは、サラリーマンに代表される、
いわゆる「給与所得者」だと思います。

特定の部署で力を発揮してきた人たちにとって、農業はほとんどすべてを自らの手で行うことだということに気付いていない方もいるのではないかと思います。
給料を受け取ることが当たり前だった人が、経営者となるのです。

就農する前に、「経営者としての考え方」をぜひ今の会社などで養ってください。
経営者の理想を追ってもあまり意味はありません。「自分が経営者だったら・・・」つねにこう考えてください。
当然、予算や経費についても、「もっと減らすためには何をすべきか?」と考えてみてください。

農業も職業のひとつ。ただし、「労働者」になることではなく「経営者」になるのです。経営者には、労働基準法は適用されません。法定休日や時間外手当などありません。ましてや、有給休暇なんてあるはずもありません。
1年365日毎日が業務です。休むと言うことは、売り上げがないと言うことです。

お勤めしているうちに、ぜひ休日や出勤前・帰宅後に農業を掛け持ちでやってみてください。
家庭菜園(ベランダ菜園)でも良いのです。こうすることによって、休みのない生活を体験してみてください。

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春の準備

2007-02-04 21:14:23 | 農作業のこと
きょうから本格的に春の作付けに向けて準備を開始しました。

手始めにきょうは、農業体験に見えた山崎さんと畑の一部をエンピ返し(天地返し)。何せ年に1回この時期にしかしない作業なので、結構身体には応えます。
土の状態を確認しながら、黙々と土を切り返しました。
きょうは朝から強い風が吹いており、非常に寒く感じていたのですが、
ものの5分もしないうちに汗が噴き出てくるほど。
久しぶりにいい汗をかきました。

1ヶ月ほどおいて堆肥を投入して春(ゴールデンウイークごろ)作付けをします。
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