こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

雑草は貴重な有機堆肥。

2018-09-25 19:24:03 | 農作業のこと

生い茂った雑草。


刈り取って2週間。
表面はカラカラに乾いていますが、土と接している側は分解が始まりかなり温度が上がっています。


刈り取った草は畝間に敷き詰めて、草の予防と同時にゆっくりと分解させて土に戻します。


草を片付けた畑は、耕して次の作付けの準備。
雑草の一部はこの段階で土に鋤き込まれ、土と混ざります。
そして遅効性肥料の役を果たしてくれます。


ここには大根を播きました。

雑草を疫病神のように考える人が多いと思います。
雑草を放っておくと種がこぼれてまた草が生えるという理由から、嫌がるんですね。
うちの場合、生えてくる雑草を有機堆肥として利用します。

使い方はいろいろです。
敷き藁のようにつかったり、
土に鋤き込んだり、
畑の隅に積み上げて堆肥化して使ったり。

雑草って、普通に考えれば解ることですが植物です。
植物=有機物
稲わらや木の枝は堆肥として使うのに、
雑草は使わないという考え自体がオカシイ。
そう思います。

畑の外からせっせと有機堆肥を持ち込む。
それでいて循環型農業とか詭弁を発する方もいます。

畑で育ったものだけで畑を豊かにしてゆく。
これが循環型農業だと思うんです。
だから迷いはないんです。雑草を使うことに。
そう、雑草は貴重な有機堆肥なのです。


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似た者同士?

2018-09-18 18:34:56 | きょうのひと言

シークワーサー


スダチ

一見すると区別がつきませんが、どちらもミカン科の常緑木で柑橘類という共通項があります。
いとこ位の間柄なんでしょうか?

苗木を植えて3年が経ったシークワーサーは、昨年数個の実をつけました。
今年は昨年以上に沢山実をつけました。
沖縄や台湾などで自生する木ですが、寒さにも結構強いです。
今年の2月には最低気温が-5.0℃にもなり、レモンは枯れてしまったのにシークワーサーは無事でした。
耐寒性と結実が確認できたので、少し増やしてみようかと考えています。




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