こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

パパイヤか~

2007-09-30 22:33:13 | きょうのひと言
今朝の農業新聞に、露地でパパイヤを栽培している方の記事がありました。

私も毎年チャレンジはしているのですが、小さな実がつくのがやっとで
結局は霜にやられて枯らしてしまいます。

種を早めにまいて、気温の高いうちに一気に育ててしまえば、実の収穫まで到達出来るかも。

同じ関東で、それも露地で成功をしている人がいることを知り、
来年こそはと決意を新たにしました。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恵みの雨、でも寒い・・・

2007-09-30 22:12:44 | きょうのひと言
ひさしぶりの雨です。

先週まいた種にとっては、きのうからの雨はまさに作物に”恵みの雨”。

でも、私にとっては肌寒くてなりません。

一昨日と比べて、気温は確実に6℃は下がっています。

ついこの間までは、最低気温が20℃を下回ることはなかったのに、
ここに来て、20℃を下回る日が増えてきました。

明日から10月ということを思えば、これが平年並みなのかもしれませんが、
一気にここまで下がってくると、私の身体が順応できません。

皆さんも、体調管理にはご注意を。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピンチはチャンス!

2007-09-27 23:01:19 | きょうのひと言
農作業に集中したいこの時期、他にもやらなくてはいけないことが湯水のごとく
わき出てきています。

会社の仕事、親戚付き合い、近所付き合い、子供の受験、そして作業。

どれひとつ後回しに出来ることがなく、夫婦揃って毎日がめまぐるしく過ぎています。

どれかひとつのことに集中するなんてことが出来たら、どんなにか幸せだろう。

いえいえ、こんな時だからこそ毎日を大切にしなくてはいけないんですよね。

肉体疲労とストレスのダブルパンチを毎日受けながら、ほぼ気力だけで日々をやり過ごしている
自分たちの姿を冷静にみると、結構楽しんでいるところもある事に気づきました。

ともすると、何で自分ばかり?なんて事を考えがちですが、
私が思うに、ひとつのことにだけ集中できる環境をもっている人って、
案外少ないような気がします。

みんな口にはしないけれど、いくつかのストレスを感じながら頑張っているんだ!!

そう自分に言い聞かせています。

こんな時にはどうすればいいのか?

答えは簡単。出来ることから片付けていく。

大変な事って、案外長く続かないモノです。
だから、辛抱しながらひとつひとつやって行くしかない。

どうやったらやり遂げられるか?

少なくとも、同じ時間に2つのことは出来ません。
だから、何から手を付けるのか?これをいつも考えています。
きょうやることがいくつもある。だから優先順位を付けることが大切。

忙しい日が続くと、やることにムダがなくなってくることに気付きました。
忙しいからといってやるべき事をキャンセルせず、どうやったらやり遂げられるかを
考えるのです。

そうしているうちに、何となく出来ている(やることが片づいている)事に気付きます。

まさにピンチはチャンスです。

諦めずに取り組み、前をしっかり見据えて(目先のことにとらわれないで)現実を受け入れる。
これが良いのかもしれません。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わがまま云ってごめんなさい

2007-09-26 21:04:22 | 直売情報
わが家の通販「究極の直売!」。

とにかく新鮮なものをお届けしたいので、
当然のことですが、発送当日の収穫(イモ類などはちがいます)を基本にしています。

また顔が見えない分だけ、少しでも安心して頂けるよう月刊の「こだわり栽培」というニュースレターを
今月から野菜と一緒にお届けするようにしました。

直売の場合は、その場で色々と説明やいい訳が出来ますが、宅急便を利用した通販ではそれが出来ません。
だからとにかく私自身が納得の行くものだけをお届けしています。

だからこそ、こんな事が時々起こります。

**いつもありがとうございます。
この度はご注文ありがとうございました。

ご注文頂きました野菜セットですが、
今週末の発送ですと、葉物が全くなくイモ類が中心となってしまいます。
23日(日)に葉物の種をまきましたので、順調に育てば来週には
少なくともベビーリーフ程度にはなると思います。
(虫にやられてしまっては元も子もないのですが・・・)

つきましては、出来るだけ色々な種類の野菜をお送りしたいので、
10/9着でお届けしたいと考えています。

ご注文をいただいて1週間ちょっとお待ち頂くようになってしまいますが、
よろしいでしょうか?

もしよろしければ、来週中頃にカード手続きの依頼メールをお送りいたします。

いつも勝手なお願いで申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。**

これは、今週注文を下さったお客様へお送りしたメールです。
お馴染みさんはもちろん、ご新規さんに対してもこのメールをお送りしました。

あるもので野菜セットを成立させることは可能です。
でももう少し待って頂ければ、もっとバラエティーに富んだ野菜セットが作れます。
だったら正直に現状をお知らせして待って頂こう・・・。

少々身勝手な感もしますが、とにかく良いものをお届けしたいし、
変なものは絶対に送りたくない。

こんな気持ちから、このようなお願いメールをお送りします。
時には、「欠品のお知らせ」や「販売中止のお知らせ」をお送りすることもあります。

個人が運営している通信販売だからこそ、お客様とのつながりを大事にしたいし、
要望があれば出来る限りお応えする。

究極の直売!」は、こんな考えで運営しています。
もちろん出来ることと出来ないことがあります。
でもその時も、しらばっくれずに正直に反応する。

頑固オヤジのラーメン屋みたいですが、そうすることで少しずつですがお客様との
絆みたいなものが出来て行くのだと思っています。

究極の直売!」未経験の方は、ぜひ一度お試し下さい。
お届けする野菜には、わが家のこだわりがギッシリと詰まっていますから。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

露地栽培のメリットとは

2007-09-25 20:17:42 | きょうのひと言
よく「どうしてハウス栽培をしないのか?」という質問をいただきます。
内心は「どうしてハウスをやらなきゃいけないの?」と思いつつも、
いろいろ苦心しながら説明をします。

どれだけの人が納得しているのか不明ですが、
私が露地栽培にこだわるのは、「旬の作物を作るため」です。
なぜ旬の作物かというと、「一番育ちがよく、食べても一番美味しいから」。

ハウス栽培に代表される”施設栽培”では、1年を通じて何かしらの作物を育て
収穫することが出来ます。
特に冬は暖房を利用すれば、”春野菜”や”夏野菜”でさえも栽培が可能です。

でもこのような育て方をした野菜って、確かに野菜の顔をしていますが、
食べてみると味・コク・香りなどは残念ながらあまり感じることが出来ません。

それに対して露地栽培の”旬”の野菜では、味・コク・香りともに野菜本来のものを
味わうことが出来ます。

最近野菜に季節感がなくなったなんて良く耳にしますが、それは施設栽培が
発達したからです。なぜ施設野菜が多くなってきたかというと、”季節はずれ”の
野菜を欲しがる消費者のが多いからです。

だいたい、トマトが真冬になるわけないんですよ。
トマトは夏野菜です。当然夏に食べるのが一番美味しいんです。

それも太陽の日差しをたっぷり浴びて、時には風や雨、夜露なんかを受けて育った
”旬の野菜”は、自然の恵みをたっぷり受けて元気に育ちます。

一方、人工的に栽培環境を創り出す施設栽培では、
日光を浴びすぎればハウス内の気温が一気に上昇してしまうし、
雨は降らない(必要に応じて水やりが必要)し、
病気が発生すれば、ハウス全体に一気に広がってしまうし、
何よりも消毒を何回かはやらないと病気発生のリスクが露地よりも数段高いんです。

わが家の考えは、旬のものを旬に作り食べてもらうこと。
季節はずれの方が高く売れたりもするのですが、
食の安全というのは、そんなものではありません。

元気エネルギーを出しまくっている”旬”の時期に、そんな元気な野菜を食べれば、
食べた人も当然元気になります。
健康な作物を食べることで、私たちも健康になれます。

こんな願いと考えから、わが家は「露地栽培」にこだわるのです。


Comments (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋は無肥料・無農薬!

2007-09-24 22:02:03 | 農作業のこと
きのう秋の種まきと植え付けがほぼ完了。

秋に作付けをする場合、堆肥などの投入をせず耕して整地してそのまま作付けるのが石垣園芸流。

春の作付け前は、毎年それなりの量の堆肥を投入します。
堆肥には窒素・リン酸・カリの3要素の他、
いわゆるミネラルといわれる微量元素が含まれています。

それらを春から夏にかけての作物だけですべての”肥料分”を使い切るなんて
理論上無理な話で、作物ごとに必要な”肥料分”は違うので当然消費されない成分もあるわけです。

残留している肥料分を考えずに追肥をしてしまうと、特定の成分だけが突出して増えてしまい
結局生育に悪い影響を及ぼします。
(糖分ばかりを摂りすぎて、太ってしまったりするのと同じです)

だから、春に投入した堆肥の残った成分だけで秋に栽培をすることで、
余計な肥料分を使い切ってしまうのです。

生育状態はというと、ほうれん草を除く葉物のほとんどはなんの影響もなく
よく育つし、良いものが出来ます。

また草刈りに翻弄されている方が多いと思いますが、
雑草は足のくるぶし位の丈であればすき込み、膝くらいの丈のものは除草します。

雑草が生えると言うことは、除草剤を使っていないことの証。
湿度が下がり空気が乾燥してくるこれからの時期は、草がないと地表は完全に
乾燥してしまいます。保湿のためにも雑草は生えていた方が良いのです。

そんなわけで、秋の作付けはわが家にとって、”余剰肥料分の処分”も兼ねているのです。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょうの農業体験

2007-09-24 18:57:03 | 直売情報

7月から3ヶ月越しできょう農業体験のため
東京大田区からバイクでわが家へいらした”亮さん”。
じつは7月に体験の申し込みをいただいていたのですが、
なかなか日程が合わずやっときょう実現しました。
きょうの作業は、ズバリ「草刈り」。

草がうっそうと茂る畑を見て、きっと唖然としたことでしょう。

1時間程度黙々と作業をしたら、 

                        

こんなにきれいになりました。

鎌をもつのは小学校以来とかおっしゃっていましたが、
作業はとても丁寧です。草刈りのようなある種面倒な作業をすると、
その人の性格が不思議なくらいよくわかります。

”亮さん”は、かなり几帳面な方のように思いました。

農業に興味を持って頂くことは、私にとって非常にうれしいことです。
作物は勝手に出来るのではなく、どれだけ面倒を見たかによって
その善し悪しが違ってきます。

巷では、大変なところを見せず(体験させず)に”楽しい”という印象を与えることで
農業に興味を持って貰おうという取り組みが盛んに行われていますが、
本来”楽しい”ことだけの仕事なんてあるわけがありません。

一定の苦労や努力をするから充実感が生まれ、そこからやり甲斐や楽しさを見いだすのです。

わが家の体験は、遠慮無しの”本物”。
派手な作業なんてひとつもありません。
どれもこれも”地味”なものばかりです。

それでも、農業に興味を持ってくれる人たちは遠くからわざわざわが家へ来てくれます。
そんな人たちに、農業の楽しさと同時に現実の厳しさを伝えることが
私の出来ることだと考えています。
営利目的の体験ではないので、なおさら本物を体験していただき、そこから何かを
感じてもらえたらよいと思います。

自然の中で、自然と戯れながら1日を過ごすことの楽しさをぜひ多くの人に感じて欲しいと思います。

ところで、慣れない作業で明日腕や足腰が痛くならなければ良いのですが・・・。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の新聞に

2007-09-24 08:28:38 | きょうのひと言
今朝の「東武よみうり新聞」に「こだわりのスプラウトキット」が紹介されています。

水耕ではなく、土で育てるスプラウトキットです。
お子さんの自由研究の題材やお部屋の緑としてもそこそこ人気があり、
考案した私も「みんな育てるのが好きなんだな~」なんてあらためて感じています。

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不覚!寝坊した!!

2007-09-23 19:18:35 | 営農のこと
毎週日曜日は、げんきの市場への出品の日。

きょうもその予定でした・・・。

しかし目が覚めると、8:00!!
「??・・・。寝過ごした!!」

朝どりをしているわが家にとって、朝寝坊は致命的です。

収穫に90分、選別・袋詰めに60分、どうやっても10:00の開店には
間に合わない・・・。

そんなわけで、お店に電話を入れてきょうはお休みにして貰いました。

作物がなかったり、用事があってやむなくお休みは今までもありましたが、
今回は違います。
ちょっと気が弛んだみたいです。大いに反省です。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種まき終了!

2007-09-23 14:55:14 | 農作業のこと
じつは昨日畑の整地が終わっており、
きょうは朝から種まきです。

天気があまり良くないので、
きょうは9:30ごろから作業を開始。

大根、カブ、ルッコラ、サラダからし菜、ほうれん草、小松菜、春菊の種を
順番にまき、13:30ごろ終了。

あとは適度な雨が降ってくれれば、発芽も揃うはずです。

ドタバタしながらも秋の種まきがやっと終わり、
少し気持ちが楽になりました。

来月中旬ごろルッコラやサラダからし菜などが収穫出来るはずです。
虫にやられず、良い状態で収穫できることを期待しています。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする