こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

かわいいマスコット!

2005-11-30 22:08:00 | 営農のこと
いま通販用に使っている段ボール箱のリニューアル中です。

サイズや段ボールの厚さの他、単価や納期についてメーカーさんと打ち合わせ中です。

ただ無地の段ボールを作ってもおもしろくないので、
マスコットを印刷することにしました。

娘(小1)が鼻歌を唄いながら描いたもののなから、選んだのがこの写真です。
左が”ぽてちまん”右が”じゃがちゃん”です。

大人が描く絵と違い、子供の描く絵は真似ができないほど単純なのに
どこかほのぼのとするような気がします。

年明けの出荷分からこのマスコット入りの段ボール箱に変更です。
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冬野菜できました!

2005-11-29 20:16:21 | 営農のこと


しばらく中断していた、自宅での直売を本格的にきょうから再開しました。

やつがしら、やつっ子、くわい、小かぶ、下仁田ネギほか、
冬野菜が今年もたくさんとれました。



無農薬・無化学肥料の有機農法で地元越谷でとれた、
野菜をぜひご賞味ください。

直売は、月・木を除く15:00~16:30
日曜日は、7:30~ 9:30 と 15:00~16:30に実施中です。

ぜひ一度いらしてください。
皆さんと安全な野菜のお話しができることを楽しみにしています!

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越谷産業フェスタ2005

2005-11-27 22:33:51 | きょうのひと言
「越谷産業フェスタ2005」が、越谷市総合体育館で開催されました。
農業祭(共進会)や市内を中心とする事業所の出展など、
盛りだくさんの内容でした。

例年私も見に行くのですが、そのお目当ては2つ。
1つめは「農業祭」。市内の農家が栽培した作物が出品されているので、
出来栄えを見るだけでも参考になります。
(昨年は私も出品(やつがしら)したのですが、ことしは間に合わなくって出品を
しませんでした。)
また、市内で何が栽培されているのかを確認することも出来るので、
栽培の参考(需要の多い作物は何か?)にしています。

2つめは、事業所のブース。
資材の仕入れの参考にします。当然商談をして、条件が合えば取引をします。

またきょうは、越谷タウン情報サイト「越谷っ子」の代表・坂本さん(女性)と
お会いすることが出来ました。
サイトに無料でわが家を掲載していただいているので、
お会いできて良かったです(とてもハキハキとしている、チャーミングな方でした)。
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起こしてごめんね!

2005-11-27 22:12:08 | 農作業のこと
きょうもくわいを掘るために田んぼへ。

例によってスコップで土を起こしていたら、なんと冬眠に入った”どじょう”。
はじめはピクリともしなかったのに、手のひらの上に乗せたとたん動く動く!
まだ眠りが浅かったのか?それとも寝起きがいいのか?

どちらにしても、起こしてしまったことは間違いありません。
他にも、”ザリガニ”や”アマガエル”も起こしてしまった!
”ミミズ”は、元気に活動中でした。

うちの田んぼは、冬を越す小さな生き物たちの”ベッド”のようです。
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くわい

2005-11-25 22:00:25 | 農作業のこと
正月料理では”めでたい”と縁起を担がれつつも、3が日を過ぎるとあまり見向きされなくなる”ピン野菜”くわいは、ビタミンB1、B12、カリウム、鉄分、銅をはじめ、免疫力を高め細胞そのものの健康維持に欠かせない亜鉛などをたっぷり含む栄養バランスの良い野菜です。

正月料理に当て込んで出荷がされているため、あまり店頭では見ないかも知れません。私は、おせちのくわいはハッキリ言って嫌いです。
でも天ぷらや、フライ、スープにして食べるのは大好きです。

食べ方を工夫するだけで、見違えるように美味しくいただけます。

明日も、くわい発掘(掘り)の続きをします。
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のどかな風景

2005-11-24 22:27:38 | 農作業のこと
よく田舎の軒先に柿、大根と並んで、写真のようなものがぶら下がっているのを
見かけたことありませんか?

これは、やつがしらの”ずいき”(茎の部分)です。
これを干して乾燥させたものが、”芋がら”です。

さといもの芋を食べるのは、普通でしょ?
やつがしらは、芋のほか”ずいき”も食べられるんです。
結構美味しいですよ!
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ジャガイモ入荷!

2005-11-24 22:16:20 | 営農のこと
おとといJA越谷市から、予約をしていたジャガイモの「種芋」が届きました。
この種芋の植え付けは、来春。

ずいぶん早いと、感じる人も多いと思いますが、
希望の品種を希望収量確保するのって、意外と難しいんです。
ですから栽培計画に沿って、必要量を決めあらかじめ確保するわけです。

普通農家は1年単位で、栽培計画を立てます。
田畑を有効に活用し、ムリ、ムダのない栽培をする上で、
計画は非常に重要です。

今年も品種は、キタアカリ、メークイン、男爵。
個性派揃いのラインナップです。用途に応じて使い分けることで、
それぞれの長所を引きだす事が出来ます。

お店で買い物をするときは、”種類”ではなく、”品種”で選んでみてください。
きっとお気に入りのものが見つかるはずです。
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(再掲)ちょっと違いませんか?

2005-11-23 22:55:31 | きょうのひと言
バックナンバーとして公開を継続しているサイトが、今月いっぱいで閉鎖されるとのこと。
今まで書きつづったものの中から、残しておきたいものを選んで再掲します。

きょうは、私が最近感じたこと。
「地産地消」という言葉を聞いたことのある方も多いと思います。要するに、地元で採れたもの(作ったもの)を地元で消費するということですよね。基本的には、私はこの考え方には「賛成」です。基本的には・・・。以前読んだ記事(どこで読んだのかは忘れてしまった・・・)に、”気”のことが書いてありました。”気”です。そう、気功の”気”です。その記事によると身体によいものとは、「自分が生活をしているところと同じ気候で、同じ空気と水を使って育ったもの」だというんです。なぜ身体によいのかというと、”同じ波動で育ったもの”だから。
 
 よく水が合うとか、合わないとか言いますよね。結局、同じ波動のものって、身体に無理な負担をかけないのだそうです。だから、地元のものが良いという理屈になるのです。何となく、理にかなっているような気がします。さらに付け加えると、生産地と消費地が同じ生活圏なのだから、当然鮮度は抜群。もしかしたら○○さんが作った野菜なんて言って、顔も見えるしましてご近所産だったりすると、野菜に親近感も持てたりして。こうゆう売り方、私が目指すものに近いものがあります。

 ここからが本題。では実際に、地産地消でどんなことがされているか。新聞記事などを見ると全国各地で「学校給食」に地元産の野菜を使う、なんて言うのが結構出ています。もしくは、道の駅に代表される「農産物直売所」。直売所はありとしても、どうして「地産地消」イコール「学校給食」なんだ?ひねくれた考えかも知れないけれど、私の目には、”手っ取り早く地元産を供給できるところ”として、学校給食がターゲットにされているように感じるのです。今は何かと原価(コスト)計算がシビアにされる時代にあって、学校給食は、各自治体がイニシアチブを取っているでしょ?無理して地元産を使うとすると、①市場よりも高値で取引される(生産者はステータスも満たされ、収入も良いのでうれしい。でもこれって、明らかにムダ使い)。②子供のためという殺し文句にやられ、相場よりも安く取引される(学校、自治体はコスト削減ができて大喜び、生産者は出してもステータスが満たされるだけで、実入りは少ない)。ついでに自治体とすれば、”地産地消に力を入れている”というアピールができる。

 すべてがそうだとは言いませんが、もしかしたらこのような側面もあるのではないでしょうか?市場に次ぐ第二の市場として学校給食が位置づけられているのではないでしょうか。

 もっと純粋に「地産地消」が進められることを、私は望んでいます。美味しくって、新鮮で、身体によいもの。これが地産地消の原点なのではないでしょうか。 (7/7記) 


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(再掲)試練の日々?

2005-11-23 22:51:04 | きょうのひと言
バックナンバーとして公開を継続しているサイトが、今月いっぱいで閉鎖されるとのこと。
今まで書きつづったものの中から、残しておきたいものを選んで再掲します。

ご存じのようにわが家は、兼業農家です。残念ながら、農業だけに集中できる環境ではありません。いつもはそれを逆手にとって兼業のメリットを活かすように努力しているつもりです。
農業以外からの”給与所得”があるから、手間暇かけたり良い資材があれば若干コストが上がっても迷わずそれを使いますし、いろいろな取り組みに対しても挑戦することができる訳です。

勤めのほうではこの1ヶ月、毎週のように監査があり、その対応に追われています。書類の整理やら、各部署との調整やら、いつもの業務と勝手が違うこともあり、ちょとお疲れ気味になっています。加えてこの天候。疲れが一気に出てきたのか、身体がだるくてたまらない日々が続いています。明日からは、気温が上がってくるらしいので、ちょっと楽しみです。元来私は寒いのが苦手で、むしろ大汗をかくくらい暑い方が好きなのです。

そんなわけで、現在私は仕事と気候の激しい変化のお陰で、肉体的、精神的にちょっと疲れています。別に弱気になっているわけではないんですよ。ここが試練の時と自分に言い聞かせながら、日々の仕事をこなしています。まあ、兼業という2足のわらじを履くことを自ら選んだのですから、ここは負けられないところです。またこんな時こそ、いろいろとアイデアを巡らせてこんな状況下でも良い仕事をするにはどうするかを考えたいと思っています。

どんなに険しい山でも歩き続ければ、やがて越えることができますよね。時間が解決してくれる試練もそうですが、途中で諦めたりしないことが大切なのでしょうか。(7/14記)
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(再掲)ひとりごと

2005-11-23 22:46:30 | 営農のこと
バックナンバーとして公開を継続しているサイトが、今月いっぱいで閉鎖されるとのこと。
今まで書きつづったものの中から、残しておきたいものを選んで再掲します。

大辞林によると「農業」とは、「土地を耕して穀類・野菜・園芸作物などの有用な植物を栽培し、また植物を飼料として有益な動物を飼育して、人類の生活に必要な資材を生産する産業。広義には、畜産加工・林業も含む」とあります。

「人類の生活に必要な資材を生産する産業」ですよ。要は、食生活の根幹を担っている産業が農業ということだと思います。このように重要な役割を担っている農業という仕事は、誇り高いものだと思います。また「消費者」とは、「物資を消費する人。商品を買う人。」とあります。我々農家が生産した農産物を購入してくださる方々のことです。この両者の利害が一致したとき、販売あるいは購入ということになるわけですよね。当たり前のことですが、この利害が千差万別で、①安ければよい ②安くて新鮮がよい ③高くても新鮮で無農薬がよい ④何でも良い ニーズはもっと沢山あるはずです。

新聞の折り込みチラシを見ると、びっくりするほど安い野菜の広告を目にします。特売の目玉としているのだと思いますが、私にはその値段が信じられません。安すぎるのです。たぶん生産者が手にする売り上げは、仮に100円で店頭に並んでいる野菜を例にすると、たぶん30~40円。もしかしたら10~20円かも知れません。経営コストを考えると、かなりの規模で生産をしないと利益は出ません。時々、豊作になった野菜や果実を出荷せずに処分しているニュースを目にしますが、あれなんかは、包装資材(箱や袋)代と、輸送コストを計算すると、出荷すればしただけ赤字になる(それほど安く取引される)から、ああするわけです。

農家だって、前述のように誇りを持って仕事をしていますから、丹精込めた作物を処分するのは非常につらいものです。でもこのような事態を引き起こす原因を作ったのはいったい誰かというと、これもまた生産者側なのかも知れません。売れるものを「産地化」して有利に取引を使用と考え、地域で同じものを作る。考えてみれば、簡単。生産量と消費量を比較したとき、生産量が上回れば消費を促すために価格を下げるという方法を採らないと物が流れないということ。要するに、「作りすぎた」ということです。

私は、この流れには乗っていないので、トコトンこだわり納得できる物を納得してくださる方々にお売りしています。時には、オマケもします。反面、初めから値引きを求めて来たり、「スーパーよりも高い」とおっしゃる方には、売ろうとしませんし、場合によっては売らないこともあります。たいがいそのような方々は、消費者(客)は偉いという信仰をお持ちのようで、このような方々にいくらうんちくを述べても始まりません。生意気なこと言うな、とか客を馬鹿にするな、という声が聞こえてきそうですが、その他大勢のように丹精込めて育てた作物たちが見られ、単に値段だけでとやかくいったり、サービスをあからさまに強要されると、私は反対にしたくなくなりますし、絶対にしません。

生産者と消費者立場は違っても、して良いことと悪いことの区別ぐらいは、きちんとしたいものです。また、知らない作物を見たとき、申し訳ない言い方ですが、「知らないなら、知ったかぶりをしないで、食べ方も含めていろいろ質問して欲しい」と思っています。それを知らない方に評価されるなんて、とんでもないことだと思います。・・・なんて、ちょっと時間があるといろいろ考えてしまう私です。
(7/30記)
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