こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

やること、山のごとし!

2006-11-30 19:42:14 | きょうのひと言
きょうで11月も終わりですね。

あっという間に明日から師走。

もう今年も11ヶ月経っちゃった!

べつに年末になるからというわけではないのですが、相変わらずやることはたくさんあるのに、
何一つ終わっていない!

元来欲張りな私は、”やりたいこと”と”やらなくてはいけないこと”の分別がつかなくなり、
「何でこんなことしてるんだ?」なんてはたと気付くこともしばしば。

確かにやることはいっぱいあります。
でも忙しくしているのは、やることがいっぱいあるからではなく、
やることの”優先順位”が狂っているからなのかも。

「あとでいいや・・・」この考えが甘い!!
今すべき事を忘れ、後回しにしたばっかりに忙しくなる。
新たにやることが現れて、さらにやることが多くなる。
完全に悪循環です。

きょうやることは今日中に!たったこれだけのことを実行すればいいんですよね。

”あしたは明日の風が吹く”まさにその通り。
何が起こるかわからないからこそ、やることをやっておかねば。



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予想以上の速さ・・・

2006-11-27 23:04:21 | 農作業のこと
19日に播いたレタス、ブロッコリー、ロケット(ルッコラ)は、順調に成長しています。
ブロッコリーは5~8cm程度になり、「ブロッコリーの芽」としてもう収穫しても良さそうな状態です。ルッコラは3~5cm程度。こちらもそろそろ良さそうです。
さすがにレタスだけは、まだ双葉の状態。本葉が出たら収穫です。

予想よりも成長が速くて少し困惑しています。
寒さよけ(雨風をただしのいでいるだけ)をしただけですが、ここまで成長が早いとは。

ともあれ、何となくですが栽培の方法が見えてきたので、
そろそろ本格的に「スプラウト」栽培を始めてみようかと思っています。

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農業体験

2006-11-26 23:09:01 | 農作業のこと
午後から農業体験を行いました。
きょうは、越谷市と春日部市から若い女性が2名です。

夏野菜を栽培した畑の片付けという、非常に地味な体験内容でしたが、
約3時間とても熱心に取り組んでくれました。

お二人はお友だち同士で、沖縄で民宿を開くのが夢なのだそうです。
きょうの作業の様子を見ていると、きっと夢が叶うと確信を私は持ちました。

何故かというと、本当にもくもくと作業をこなすし何よりも無駄な動きがない。
何にでも挑戦していこうとする姿に感心しました。

「また来ても良いですか?」「はい、ぜひいらしてください!」こんなやりとりをして、
本日の農業体験は終了しました。

わが家の農業体験は本当に地道な作業が多いんですが、これがわが家の日常の作業なのです。
リアルな体験、皆さんもいかがですか?
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11/26の直売情報

2006-11-24 22:32:13 | 直売情報
開催時間は、10:30~16:30です。
”売り切れ御免”方式です。品切れの際はどうか御勘弁を!
早めのお越しがおすすめです!!

今回も大根・カブ・春菊・みずな・ブロッコリーなど、鍋料理にピッタリの野菜がたくさんあります。
他にもルッコラやケール、島カボチャなどもあります。

うちの子供が社会勉強の一環として店番をしていることがありますが、
きちんと指示を出してあります。値段の違いなどの心配は無用です。

場所がわからない方は、ここをクリックしてください。

直売に来られない方は、究極の直売(通信販売)をぜひご利用下さい。
野菜セットは、送料込みの2,500円です。季節のとれたて野菜をギュッと詰めてお届けします。お申込は、こちらからどうぞ!

越谷市内及び周辺地域へは、宅配をします。ぜひご利用下さい!

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順調に発芽!!

2006-11-23 16:55:03 | 農作業のこと

19日に播いたレタス、ブロッコリー、ロケット(ルッコラ)は、順調に発芽しています。

種を播いた翌日には発芽の兆候が見られ、21日はぽつぽつと発芽を確認。
今日の午後の様子は、アップした写真の通りです。

土に種を播いてから覆土をしていないので、水耕栽培の発芽のように根に綿のような沢山の根毛が確認できます。

この調子で順調に育ってくれれば、再来週あたりには「スプラウト」として収穫が出来そうです。
これからどんどん気温が下がってきます。寒さ対策をどうするかいろいろ知恵を絞っています。
Comments (3)
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久しぶりのサイト更新

2006-11-22 22:59:28 | きょうのひと言
最近ブログの方が更新が楽なもので、ウェブサイトの更新をさぼっていました。

とりあえず今夜は、新しいコンテンツ(こだわりの食育)を作り、あとはトップページ+α程度。
少しずつサイト内をリニューアルして行こうと思います。あせらず、じっくりまいります。

私はブログ、ウェブサイト、メルマガの3種類を使っています。
この3つの媒体は、それぞれ異なる特性(長所と短所)を持っているので、
うまく活用して行きたいと思っています。

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消毒臭のする野菜?

2006-11-21 22:24:27 | きょうのひと言
「サラダを買ったら、消毒臭がした。
だからこの店ではもう買わない。」なんて、経験ありませんか?

消毒臭の正体、おそらく「次亜塩素酸ナトリウム」です。
「なんか身体に悪い影響があるような気がする。」こんな意見が聞こえてきそうです。

ではどうして次亜塩素酸ナトリウムを使っているのかというと、実は「きまり」だからなんです。
厚生労働省から、『大量調理施設衛生管理マニュアル』という決めごとが出されています。
このマニュアルは、同一メニューを1回300食以上又は1日750食以上を提供する調理施設に適用されるものです。その中の<Ⅱ 重要管理事項>に「野菜及び果物を加熱せずに供する場合には、別添2に従い、流水(飲用適のもの。以下同じ。)で十分洗浄し、必要に応じて次亜塩素酸ナトリウム(生食用野菜にあっては、亜塩素酸ナトリウムも使用可)の200mg/ℓの溶液に5分間(100mg/ℓの溶液の場合は10分間)又はこれと同等の効果を有するもの(食品添加物として使用できる有機酸等)で殺菌を行った後、十分な流水ですすぎ洗いを行うこと。」とあるのです。

生野菜には、一般生菌や大腸菌群・大腸菌などが多く付着しています。これはある意味、仕方のないことです。ただ、これらを調製して”お総菜”として販売する場合、これらが原因で”食中毒”を起こしたら世の中がパニックになってしまいますよね。
ですから、このような消毒が行われるわけです。
ここでの「安全・安心」とは、「食中毒などの衛生事故を起こさない」ということです。

ところでもし消毒臭がした場合、その原因として ①濃度が濃すぎた ②すすぎが充分ではなかった のいずれかが考えられます。きちんとこれらが守られていれば、においが残ることはありません。いずれにしても、においのするサラダを製造するところは、衛生管理がしっかりしているとは残念ながら言えません。
何故かというと、だいたい①濃度が濃い方がよく効くと思った ②このぐらいで洗い流せると思った なんていい訳がこのようなところではよく出てきます。
ということは、食品衛生の知識はもちろん、衛生教育を充分行っていないということです。
そんなわけで残念ながら食品を扱う業界は、必ずしも”レベルが高い”とは言えません。

口に入る命の源を、衛生管理に無知な多くの人たちが支えている現実。
同じ命に関わる、お医者さんや薬剤師さんなどの医療従事者と比べてみるとこれは明白です。
また食中毒は家庭で多いという事実

食の安全を農産物に求める傾向が強いいま、食品衛生と調理方法に関する知識を持ち合わせないと本当の「食育」にはならないのではないでしょうか。

最後に、どうして私がこのようなことを知っているのかというと、
私はいま食品会社で品質管理をしています(わが家は兼業農家ですから)。
工場の中を巡回したり、社員に対する衛生教育や器具や食品の細菌検査などを管理しています。何の因果か、卒業した大学は医療系。
家では「こだわり栽培」、会社では「食品衛生」。
どちらも食の安全には欠かせないと思っています。
Comments (2)
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「げんきの市場」の山下さん

2006-11-20 20:29:55 | 営農のこと
「こだわりの生産者と消費者をどうにかして結びつけよう!」そんな心意気がヒシヒシとお話しをしていると感じる山下さん。
そんな山下さん率いる、「げんきの市場」の直売市にお世話になるようになってから早いもので、
1年半が経ちました。

とにかく、山下さんは熱いんです!!
地元の農家が愛情を込めて育てた作物を、”モノ”としてではなく、”命を支える食料”として丁寧に扱ってくれます。また我々生産者に対しても、非常に紳士的にかつ、熱く接してくれます。

げんきの市場に集まるお客さんたちは、単に安いモノを狙って買い物に来ている人たちではなく、地元の農家が無農薬や減農薬で愛情を込めて育てた”旬”の採れたてを目当てに
いらしてくれます。
私もお客さんとの何気ない会話が大好きです。時には「美味しかったわよ!」というお褒めの言葉から、「この間のはダメ!!」という痛烈なダメ出しまで、とにかく遠慮なくおっしゃってくれるので、「少しでも良いもの」を、「少しでも採れたて」を、という気持ちになります。

生産者同士の情報交換や世間話も楽しいひととき。

こんなすばらしい場を創り出しているのが、山下さんなのです。
わが家は生産する種類は多くても出荷できる量が少ないため、あまり売り上げには貢献できていませんが、毎週日曜日には少しでも出そうという気持ちで出荷を続けています。

生産者と消費者をいい具合に結びつけている「げんきの市場」。

今度の日曜日(26日)には、恒例の収穫祭が開かれます。
相変わらず量は少ないのですが、わが家の野菜もそこには並びます。


<げんきの市場>
 越谷市赤山町1-96-3 tel:0120-852439

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実験!スプラウト

2006-11-19 22:05:17 | 農作業のこと
「まずやってみる。」
これ、うちの流儀です。栽培・収穫ともにバリエーション少なくなる冬。
何かないかといろいろ探して、スプラウトに辿り着きました。

スプラウトとは植物の新芽の総称です。
ですから最近ブームになっている「スプラウト」とは、発芽野菜(新芽野菜)ということになります。
このスプラウトには、ビタミンやミネラルが豊富で、更にがん予防効果などの研究も進められ、健康食品としても最近脚光を浴びています。

部屋の中で水分を切らさないように育てると、だいたい1週間~10日くらいで食べることができる栽培の手軽さから、家庭でも栽培している方は多いのではないでしょうか。

スプラウトは「水耕栽培(水栽培)」で育てるのが一般的ですが、
わが家では水耕ではなく”土耕”で育てることにしました。

しかし冬の入り口にさしかかっているいま、単純に畑に種を播けば育つと言うことはあまり期待できません。かといって、水耕をするにも設備がない。
考えたあげく、発泡スチロールの箱の中に土を入れ、育苗用の小さな温室(無加温なので、雨風をしのぐ程度のものです)で育ててみることにしました。

発泡スチロールに土を入れ、種を播き、水をたっぷりと与えてフタをする。
比較的保温性の高い発泡スチロールをと雨風をしのげる温室を併用することで、
気温が低くなっても(きょうの越谷市の最低気温は7.8℃)その影響を少しは交わすことが出来ると考えています。何とか15~20℃位をキープできれば、発芽して元気に育つはずです。

とりあえず今回は、この方法で栽培が可能かを検証する「実験栽培」です。
結果が良ければ、あらためて今度は販売用としての栽培を始めます。

露地栽培とは違う、私にとっては初体験になる「発泡スチロール」栽培。
わが家の冬の柱として期待をふくらませています。
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なにしようかな?

2006-11-18 22:50:17 | きょうのひと言
あす(19日)は、天気があまり良くないみたいですね。

雨の降らない日曜日は、日の出(最近は6:00過ぎですが)とともに収穫のため畑へ行き、
戻ってから収穫した野菜を水洗い(根に付いている土を落とす程度ですが)して出荷と販売の準備。
9:00過ぎに出荷をして10:30開始の直売の準備。
お客さんとお話しをして一息ついたらだいたい11:30というのが午前中。

昼食を食べ、13:00頃から作業のため畑へ。
日が落ちるのが早くなっているので、だいたい16:30頃まで作業をして直売の片付け。

その後畑から戻る寸前に収穫をした野菜を水洗いして、通販(究極の直売!)の発送準備。
出荷案内と発送伝票を作成して発送準備完了。
17:30ごろ集荷依頼の電話を入れて発送。

ほとんど例外なくこのような日曜日を送っていますが、
雨の日など天気が悪い日は、”天の恵み”とばかりに農作業を潔く休みます。

空いた時間はブログとホームページの更新に充てたりメルマガ書いたりとパソコンに向かう時と、スーパーや道の駅などの農産物売り場へ散歩(本当は価格や販売されている作物のリサーチ)へ出かけたりすることが半々。

外を見ないと自己満足の世界に浸かってしまいそうなので、「何が/いくらで/どのような形態で売られているか/と何が売れているのか/鮮度や品質はどうかを時々リサーチします。
そのリサーチの結果は、作付けや販売の参考にしています。

消費者の方にどのような作物が好まれるのか/どのくらいの量目が一番買いやすいのかなど、
実際に見てみないと気付かないことがたくさんあります。

わが家の量目は基本的に「1回使い切り」。
ムダに量を多くしたりはしていません。
新鮮なうちに使い切れる量を買ってもらうことで、冷蔵庫の奥に忘れ去られた野菜を作らないようになるとの考えからこうしています。

予報が当たれば、明日の午後は農作業が出来ません。
直売は「売り切れ御免」方式の販売なので、雨が降り出す前に今回も”完売”することを目指し、
午後は久しぶりに”散歩”でもしてこようかと思っています。
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