こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

4月1日は節目の正月

2010-03-31 22:12:04 | きょうのひと言
2010年が明けて3ヶ月が過ぎ、もう少しで4ヶ月目にに入ります。
4月。新会計年度スタートの月でもあり、自分にとっては毎年”節目の月”になっています。
まあ誕生日が4月と言うこともありますが、
入学式、入園式、入社式など新しい門出を迎える”人生の節目”みたいなものは4月だと思っています。

自分にとって1月1日は、年の初めの”正月”。冬のまっただ中のためもあるんでしょうが、
しーんとした静けさの中に”ご~ん”という除夜の鐘。気持ちが洗われるような瞬間です。
4月1日は、背筋が引き締まる瞬間。
またこれから頑張るぞって決意を新たにします。

私は節目を結構気にする方です。
節目は、何かを始める(やめる)いいきっかけになると思っているからです。



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3月30日(火)のつぶやき

2010-03-31 02:06:00 | きょうのひと言
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3月29日(月)のつぶやき - こだわりの農業 http://bit.ly/9dTCMo #twitbackr
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農業も甘くないよ(就農をお考えの方へ) - こだわりの農業 http://bit.ly/b1b9yq #twitbackr
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農業も甘くないよ(就農をお考えの方へ)

2010-03-30 21:53:39 | きょうのひと言
前にも書きましたが、最近農業に関心を持つ人が増えていますよね。
特に”就農”を考える人が本当に増えていることを実感します。
わが家にも研修や就職の問い合わせがあるくらいですから、全国的にはかなりの人数だろうと思います。

また最近では、国を挙げて”農業後継者”の育成なんてことも報道されていますよね。
でもちょっと待ってください。
今まで農業を3Kの代表みたいに考えていた人たちがまでもが、
農業分野に目を向けるのってちょっとおかしくはないでしょうか。
冷めた目で見ると、景気低迷によって就職の機会が減少したことと農業者の高齢化問題をリンクさせて、
新しい就業の機会として農業をとらえるのは別に問題なく、ごく自然な考えのように思います。

問題なのは、興味関心を持った人たち。
何らかの職業に就いていた人がどうして農業へ向かうのか?
人間関係などのしがらみを嫌う人もいるだろうし、純粋に自然を相手にした仕事をしたい人もいると思います。

動機はどうであれ、農業はある意味”事業”です。
農業団体(法人)に就職するのは、やはり農業以外の組織に就職するのと同じ。
だって、給料を貰うわけですから。
給料を貰っていると、自分の考えで農作業などの”仕事”をすることは当然できないはずです。
指示に従い打ち合わせをしながら作業を進めるはず。
そこには、人間関係や業務評価が必ず存在します。
これがいやで農業団体(法人)へ飛び込んだとしても、状況は同じです。

また純粋に農業を選んだ場合、「何を作るのか」も自分の判断で決めなければなりません。
もちろん収穫した作物の販売先も”開拓”する必要があります。
まずこれができなければ、収入はありません。

兼業農家の私が言うのも何ですが、農業で生計を立てると言うことは理想です。
でも目先の生活が成り立たなければ、理想は夢へと変化してしまいます。
農業を事業として考えていた場合、マーケティングとセールスは必須のスキルです。
また会計処理もある程度自分でできなければ農業が”趣味の世界”になってしまいます。

農業で自立を目指すのなら、”事業を興す”という気構えがないとおそらく失敗します。
たとえば、飲食店をはじめとするお店を開業したりするのと同じことです。

誤解のないように断っておきます。
私は新規就農を拒絶したり否定しているのではありません。
ブームに流されていませんか?ということを、就農に関心を持っている人に問いかけたいのです。
昔から「甘い話には気をつけろ」っていうじゃありませんか。
最近の就農斡旋だとか、就農相談って場合によっては、「甘い話」になりかねないと思うのです。

技術指導を研修という形で受けて、販売は地元の直売所ですか?
それとも産地の特産品を作付けて市場出荷ですか?
おそらく自治体さんが考える経営のサポートはこんな感じだと思います。
経営がうまく行けば、”良かったね”うまくいかなければ、”努力が足りない”ってことになる。
アドバイスをしてくれるアドバイザーやコンサルタントの人たちは、
どこの世界でも失敗を認めて謝罪をすることはありません。すべての判断は、自己責任ですから。
これが大きな落とし穴。勤め人は基本的には、組織の指示で仕事をしているはずです。
ということは、ほとんど大きな決断を自らすることがない。たとえあって仮に失敗しても給料は支払われるんです。
減給になっても支給ゼロにはならないはずです。
農業経営は自己責任。失敗すればその責任は判断をした自分自身です。

アタマではわかっていても、身体に染みついた給料を貰うという行為をまず忘れられるのか?
そこんところを良く考えてみるべきです。

もう一度言っておきます。
私は、新規就農を拒絶や否定しているのではありません。

何でも教えて貰うという感覚。これも勤め人の感覚です。
農作業の一般論は確かに教わることができます。
でも経験は自立してしない限り身になりません。
研修先ではうまくいったことも、場所が変わると必ずしもうまくは行かないものです。
自然を相手にする農業に絶対うまく行くというマニュアルはありません。
だから何でも教えて貰うというという発想でなく、失敗から学ぶ姿勢が大切です。

独立して失敗したら・・・。もちろん収入はゼロです。
どうせやるなら成功しなくては。
だとすれば、まずは技術を磨くために”家庭菜園”をやってみたらどうでしょう?
畑という土地がなくても野菜作りはできます。

数年いろいろ試してみるんです。これが続けられ、かつそれでも就農したいのなら農地探しです。
何事も周到な計画が大切です。
計画なきところに成功はありません。

仕事をブームで選ぶと、失敗します。生活をかけたギャンブルは避けるべきです。

最後に、就農して成功したら”協力してくれた人のおかげ”失敗したら”自分の計画の甘さが原因”と素直に思えるようになりましょうね。
経済状況が悪いから失敗する事業なんて世の中には存在しません。
失敗の原因は、見通しの甘さです。誰のせいでもありません。
あくまで自己の責任において農業界へいらしてくださいね。

私は技術の向上と販売経路をもっと充実させてから”専業”に転換する予定です。
自分の理想より、まずは生活です。
ただし兼業だからと言って、手抜きは一切しません。
兼業農家だからこだわりを持ち農業ができるし、農業以外の世界で得られる情報をどうやって農業に取り入れるかをいつも考えています。

もし方向性が同じだったら、ネットワークを作りたいですね。そのときは、ぜひ声をかけてください!

農業者の皆さん、私の考えは厳しいでしょうか?
ご意見いただけると幸いです。
農業の世界に入ってくるのなら、やはり一定の成果を上げて欲しいのです。
リタイヤされて、”農業じゃ食って行けない”とは言って欲しくないのです。


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Comments (6)
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3月29日(月)のつぶやき

2010-03-30 01:36:29 | きょうのひと言
01:08 from twitbackr
3月28日(日)のつぶやき - こだわりの農業 http://bit.ly/a6UV1T #twitbackr
18:32 from web
もう春だというのに、不覚にも風邪をひいたみたいです。アタマがボ~ッとして、少々だるいです。
19:13 from twitbackr
今週末から再開できそう(小松菜) - こだわりの農業 http://bit.ly/9tsQUn #twitbackr
19:18 from twitbackr
マイペース崩さず - こだわりの農業 http://bit.ly/bB9bHJ #twitbackr
21:52 from web (Re: @MEIGENNOW
@MEIGENNOW簡単なことが本当は一番難しいんだよね。なんか、ハッとさせられた名言です。
22:02 from web (Re: @VEGEANAAYU
@VEGEANAAYUブームじゃなくって、ずっと続くといいんだけどなぁ。
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マイペース崩さず

2010-03-29 19:17:38 | 農作業のこと
農業関係のブログやホームページを覗いてみると、
各地で春の支度が行われていることがわかります。

すでに種を蒔いたり苗を作付けている方もいらっしゃいますが、
うちは例年通りにことを始めています。
というか、例年よりゆっくりのペースです。

どうしてもよそで種を蒔いたとかを見いてしまうと、焦りが出てくるのですが、
焦っても仕方がありません。
気温が上がってきてで十分だし、うちの場合はすべて露地栽培なので焦ってやってもうまく生えないことが多いので、
だいたい例年並みの4月中旬~少しずつやっていきます。

天気とにらめっこをしながら、タイミングを見計らって畑を耕したり種を蒔いたり。
焦りは禁物です。



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今週末から再開できそう(小松菜)

2010-03-29 19:09:18 | 営農のこと
しばらく休んでいた小松菜の出品が今度の日曜日から再開できそうです。
暗くなる前の先ほど畑に様子を見に行ってきました。

種を蒔いたあとの強風で”べたがけ”の外れてしまったところは、まだかなり小さいんですが、
外れなかったところはだいぶ大きく生長していました。

大きさは生長しているとは言っても、まだ先月上旬並みです。
小さいんですが、かじってみたら味と香りは申し分無しです。

少量ながら今度の日曜日に「げんきの市場」さんへ出品します。




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3月28日(日)のつぶやき

2010-03-29 01:05:24 | きょうのひと言
01:08 from twitbackr
3月27日(土)のつぶやき - こだわりの農業 http://bit.ly/c5qsIr #twitbackr
17:23 from twitbackr
春の便り - こだわりの農業 http://bit.ly/c68UQE #twitbackr
21:56 from web
あさつき、よもぎ、茎ブロッコリー、リーフレタス、おかげさまで完売でした。来週もよろしくお願いします!
23:23 from twitbackr
わが家の環境対策? - こだわりの農業 http://bit.ly/btOQ4R #twitbackr
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わが家の環境対策?

2010-03-28 23:19:28 | きょうのひと言
環境問題、とりわけ地球温暖化に関してはそれなりの意識付けが”エコポイント”によってできたように思います。
ただ、省エネ家電などの”エコポイント”や自動車の”エコカー減税”を狙っての買い換え需要が多かったのも事実でしょう。
買い換えを考えていた人たちにとっては、これらの恩恵は買い換えを後押ししたことは間違いないことでしょう。
ただ買い換えをすることで「環境問題に関心を持った」とか言われても私はほとんど共感できません。
なぜかというと、今まで使っていた家電や車が一概に環境に悪影響を及ぼすとは思えないからです。

たとえば電気の節約。
確かに古くなった家電と最近の家電を消費電力ベースで比較すれば、何割か省エネには確かになっています。車の排ガスや燃費についても同じことがいえます。
しかしこれによって消費電力が0になったり、排ガスが0になるわけではありません。
あくまでも削減されるだけのことです。

費用対効果の面で見た場合、買い換えコストとそのまま使ったときのコストは必ずしも買い換え品に軍配は上がりません。
また”モッタイナイ”という考え方からすると、使えるものを買い換えるわけですから当然”モッタイナイ”。
下手をすると、電気やガソリン代が低くなっても削減のために投資した買い換え費用はすぐにはペイできないはずです。ペイする前に故障が生じて買い換えなんてことになれば、それこそ大赤字にだってなる可能性があります。

ところで農業分野での地球温暖化対策は?
いろいろ取り組みはありますが、やはり温暖化対策と言うよりコスト削減の考え方が多いのが現状だと思います。

それではわが家の環境対策は?
特別なことは何もしていません。
ただ、近所のコンビニや飲食店へ行くときは”歩いて”行きます。
だいたい20分くらいまでは歩くか自転車です。車は使いません。

農作業では、ハウスでの加温栽培をしていません。
すべて露地栽培のわが家では、作物を育てるための加温はマルチとビニールや不織布を被せるだけ。自然任せの加温法です。
よって二酸化炭素の排出は0。
ビニールや不織布は、何度も使い回します。丁寧に扱えば、2~3年は使えます。
動力機械類(トラクター・耕耘機など)は、最低限の作業にしか使いません。
トラクターと耕耘機の運転時間は、年間で15時間以下(軽油10リットルでまかなえます)です。
ほとんどは、手作業で行うので、年間で排出される二酸化炭素のほとんどは私の息かも?。荷物を運ぶ軽トラックも畑が家の近くにあるから年間で1,000Kmは走りません。

また雑草を最低限しか刈り取らないので、うちの畑には年中草が生えています。
計算はしていませんが、雑草が二酸化炭素を少なからず吸収しています。
よって炭素固定を作物はもちろん、畑の雑草も行っているので、農業機械から排出される二酸化炭素のうち
少量ですが自前の”植物”によって固定されているともいえます。

小規模農家だから、大きな機械は必要がないという理由ももちろんあります。
農地が狭いからできることかもしれませんが、間違いなく”地球温暖化対策”をしていると自負しています。

言い換えると、うちの野菜は”エコ野菜”ということです。

家電や車などは新しいだけがいいのではなく、使い方そのものを考えるべきだと思います。
すぐそこまで車で行ったり、電気のつけっぱなしなど器具・機械の新旧に関係のないことがたくさんあります。
無駄な買い換えと必要な買い換えがあります。
何でも新しければよいみたいな考えがもしあるのならそれを正し、必要に応じて買い換える。
無駄に使わないということももっとアピールすべきではないでしょうか。

買い換えを控えることで、”不必要な出費”も抑えられます。これも節約ですよね。
最近あちこちに大型家電量販店があって、そこへ足を運んでいる人も多いはずです。
使えるものを使わず買い換える。安ければ使えるものも買い換えるのは、どうでしょう?
これこそ環境対策をしている”ふり”をして、ゴミ問題を大きくしていたり・・・なんてことにはならないのでしょうか。



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春の便り

2010-03-28 17:18:17 | きょうのひと言

うちの庭です。

たとえ冷え込んでも、ちゃんと春は確実にやってきているようです。

 

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3月27日(土)のつぶやき

2010-03-28 01:04:46 | きょうのひと言
01:48 from twitbackr
3月26日(金)のつぶやき - こだわりの農業 http://bit.ly/a1vlST #twitbackr
20:43 from twitbackr
あす(3/28)の出品予定 - こだわりの農業 http://bit.ly/aLbjwq #twitbackr
21:13 from twitbackr
新しい出会い - こだわりの農業 http://bit.ly/cXSjGN #twitbackr
22:28 from web
あさつき、よもぎ、茎ブロッコリー、リーフレタス、そして切り干し大根。あした販売します。詳細はブログにて!
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