こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

ひとつずつ

2006-04-30 21:53:10 | 農作業のこと


<ジャガイモ:キタアカリ>

ジャガイモ、ニンニク、タマネギの土寄せと、紫芋(パープルスイートロード)、やつがしら、生姜の植え付けと、ロケット、しま菜、いろこい菜、イタリアンパセリの播種と、結構忙しくしています。                                                                                               

 <パープルスイートロード>

天気にも恵まれ、昨日今日と予定をひとつずつ確実にこなしています。

今年初めて導入した、紙マルチ、 
薄い段ボール紙みたいですが、使い勝手はまあまあといったところです。
地温上昇は期待できないそうですが、これからの時期は雑草の抑制と、保湿の2つができれば、”よし”と思っています。

きょうは、やつがしらと生姜の植え付けに使ってみました。
マルチ専用のカッターで、丸くマルチを切りとり穴を開け、そこに植え付けました。

ロケット、しま菜、いろこい菜、イタリアンパセリは、播種と同時に防虫ネットをかけ、収穫時期まで外しません。これで虫食いなどが防げるので、無農薬栽培が成立します。

なお栽培の記録は、サイト「ただいま栽培中!」から、各作物の栽培履歴で確認することができます。文字の記録だけではなく、できるだけ写真も加えようと思っています(まだできていませんが・・・)。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天気もちそうですね

2006-04-28 23:10:19 | 農作業のこと
明日の予報が、少し変わったみたいです。
昼頃から雨だった予報が、18:00頃から雨に変わりました。
午前中は晴れ、その後は曇り。気温も18℃くらいまで上がりそう。
風がちょっと気になりますが、雨が降らないだけよしということで。

明日からGW。いよいよ、わが家は作付けと種まきのピークを迎えます。
あすは、6:00から作業を開始。とにかく今までの遅れを一気に取り返すべく、
できることから片付けて行きます。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

負けちゃいられない!

2006-04-28 21:37:17 | きょうのひと言
熊本県阿蘇を拠点に農業を営む「秀命」こと高津さん。

「循環型」および「環境再生型」、「土地高度利用型」農業を目標としている、
「こだわりの農家」さんです。

とにかく熱心な秀命さん。お会いしてお話しをさせて頂くとき、メールをいただくとき、とにかくその熱心さが伝わってきます。

「負けちゃいられない!」そんなライバル心(ちょっとオーバー?)をかき立ててくれる方です。

そんな秀命さんが、ついにブログに進出です。
http://blog.goo.ne.jp/aso-syu-meiちょっと覗いて見てください。

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定植5品種

2006-04-23 22:16:32 | 農作業のこと
昼前から、フルーツトマト、なす、ピーマン、ししとう、キュウリを定植。
天気を気にしながら、無事終えることができました。

今回は、通常使っている黒マルチを紙マルチへ変更。
これで保温、保湿、雑草の抑止の効果を狙います。
紙マルチは生分解をしてくれるため、使った後の処理が非常に楽です。
何といっても土に帰ってくれるので、栽培後はそのまま耕耘・耕起することができます。循環型農業を実践して行く場合、塩ビやビニールなどの使用後の処理が大きな問題となってきます。しかしこれが紙製なら、そのままほおって置くことができます。そんなわけで、これからの農業資材としてこの紙マルチに大きな期待を掛けています。

また今回の植え付けでは、木炭を投入。
木炭の持つ保湿性、殺菌力、そして保温性を試してみるためです。
薬剤を使った土壌消毒をしないわが家にとって、木炭にその役割を果たしてもらおうという考えです。

例年通りの栽培形式から一歩進めて、さらに省力化を進めながら今まで以上の成果を狙っています。常に前進、常に試行錯誤。農業に限らず、これで良いなんてことはそう簡単に言えるものではありません。記録を取りながら、今年もわが家の「こだわり栽培」がいよいよ本格的にスタートしました。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農薬のポジティブリスト制

2006-04-21 23:09:54 | 営農のこと
5月29日から、食品の残留農薬に関するポジティブリスト制が始まります。
判りやすく言うといままでは、「使ってはいけない農薬」が作物ごとに決められていた(ネガティブリスト:言い換えれば、それ以外は使って良い)のに対し、今度は、「使って良い農薬」が作物ごとに決められた(ポジティブリスト:それ以外は使ってはいけない)に変わると言うことです。

今回の改正で何が大きく変わるのか?
作物ごとに使って良い農薬といけない農薬が決められたため、例えば隣り合わせで種類の違う作物を栽培した場合、使える農薬が異なってきます。使用が認められていない農薬が一定の残留基準を超えていることが判明した場合、その作物の流通や販売が禁止されることになっています。

意識的に「使ってはいけない農薬」を使うことは論外ですが、隣で栽培している作物には「使って良い」のに、この作物には「使ってはいけない」なんてことが日常的に起こりえます。
この制度では、風などで農薬が隣にかかってしまった(ドリフト)場合も「禁止農薬を使った」と解釈されます。このようにドリフトによる場合は、「禁止農薬」が0.01ppmを超えると流通禁止になります。

うちのように農薬を使わない栽培をしている場合、全く関係のない制度ということになると思われると思いますが、実はそうでもないんです。
お隣の畑や田んぼで農薬を使われた場合、それがうちの作物にとって「禁止農薬」であったりする可能性があります。幸いお隣も農薬を使わないので、とりあえず安心していますが。ただし田んぼについては、用水から水を引いているので、「禁止農薬」を上流で使われたりすると、手の施しようがありません。

どこの世界にも、「わかりゃしない」とばかりに規制を無視する輩が必ずいます。
ましてクスリを使うことが当然と思っている人であればあるほど、うち1件くらい大丈夫という勝手な理屈がまかり通る可能性があります。

以上のことから、農薬を使わないから関係ないがどうも通用しそうにない状況です。まず敵を知ることで、対策も考えることができるというもの。

万が一を想定して、最近は特に「お隣の作物」がやけに気になります。そして、その作物に「使って良い農薬」を調べます。その後、うちの作物にとって「使って良いのか悪いのか」を調べます。あくまでも農薬(それも規定のもの)を使われる前提で最悪、うちにどんな影響が出そうかを見極めています。

「農薬のポジティブリスト制」、一見関係なさそうな無農薬栽培農家にも大きな影響を与えています。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栽培履歴公開しました。

2006-04-17 20:46:24 | 農作業のこと
昨日まいた、「ケール・島とうがらし・チマサンチュ・赤毛瓜・島カボチャ・
ゴーヤー・島ヘチマ」の栽培履歴をウェブサイト(http://www2.ttcn.ne.jp/~i-engei/)で公開しました。

昨年は忙しさにかまけて、希望された方に公開するのが精一杯でしたが、
今年は、できる限りサイトに公開しアップして行くつもりです。

うちは、「無農薬・無化学肥料」を”こだわり”としているわけですが、
残念ながら、導入(購入)前に薬剤処理されている作物もあります。

いずれにせよ、導入後は一切農薬を使いませんので、今後農薬を使うことは絶対にありません。
しかし農薬使用の事実は事実として、きちんと公表します。

いま、あらためて無農薬栽培の難しさを痛感しているところです。

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

せっせと種まき

2006-04-16 21:38:22 | 農作業のこと
予定より種まきが遅れています。

少々焦ってきています。

今日は午前中あいにくの天気。
畑で種まきをする状態ではないので、自宅で苗を仕立てる作物の種まき。

今日のところは、「ケール・島とうがらし・チマサンチュ・赤毛瓜・島カボチャ・ゴーヤー・島ヘチマ」をまきました。

沖縄野菜の「島とうがらし・赤毛瓜・島カボチャ・ゴーヤー・島ヘチマ」は、本当は地温が20℃を超えたあたりにタネをまくのが良いのですが、明日から天気が回復し気温も18℃くらいになるみたいなので、予報を信じてまいてみました。

気温にもよりますが、だいたい1~2週間もすれば芽が出そろうはずです。

発芽するまでは、毎回ドキドキ。
芽が出なかったらどうしょうなんて、ちょっと消極的な思考になったりします。

あとは気温が高くなってくれるのを祈るのみです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芽が出てきました

2006-04-10 21:39:04 | 農作業のこと
3/4に植え付けしたジャガイモ。

昨日久しぶりに様子を見に行ったら、カワイイ芽があちらこちらから出ていました。
比較的順調な生育です。もう少ししたら、芽かきをして土寄せをします。

今年もたくさん獲れますように!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンピ返し

2006-04-09 16:57:58 | 農作業のこと
今月下旬に種を蒔く畑を今日はエンピ返し。

「天地返し」のほうが一般的な言い方ですが、うちの方では「エンピ返し」といいます。

本来このエンピ返し(天地返し)とは、寒さの厳しい時期に、土の表層と深層を入れ替えることです。これによって暖かい土の中で越冬している虫を死滅させるたり(土壌消毒の代用として)、雑草の宿根を寒さにあてて、春に生えてくる雑草を抑えるために行うものですが、土を柔らかくすることにより、種まきしたり、植えつけたりしたときに、根がしっかりと張って、植物が丈夫に育ってくれるなどの効果があります。

この時期の目的は、前作で使った堆肥などが土の深層(表面から30~50cmくらい)に下がっているので、肥料分の偏りができています。これを修正してやるためです。

まんべんなくまいたつもりでも、偏りが出てしまいます。
作付け前にこれを修正しておくと、生育が良くなります。

また、機械に頼らず自らの手ですることにより、土の状態を五感で確認できるメリットもあります。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欠品です

2006-04-09 11:42:15 | 営農のこと
究極の直売!は、5月中旬頃までお休みをさせて頂きます。

もともとこの時期は、わが家にとって「端境期」なのですが、
それに加えて、作物の生育が予想以上に早く”トウ立ち”などが起こっており、
出荷できる状況でないと判断。

せっかくご注文をいただいた方々に、極度に”質”の劣るものをお送りするわけにはいきませんので、
この2週間は「キャンセル」をお願いするメールを何度となくお送りしています。

サイトのトップページには、「欠品」のお知らせをアップしたものの
何を勘違いしたのか、「究極の直売!」のページにアップするのを忘れてしまい、
多くの方々に迷惑をお掛けしてしまいました。

収穫の再開は、5月中旬頃を予定しています。
収穫時期になりましたら、サイトとブログとメールマガジンで、あらためてご案内したいと思います。

仕入れをせず、自家栽培だけで「野菜セット」などの通販を成立させているので
お許しを。

今回の件を大いに反省して、今年の作付け計画を一部変更しました。
計画通りに進めば、年間を通じて常時7~9種類の作物が収穫できるようになります。

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする