こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

登録フォームにリンク!

2006-10-31 21:05:27 | 農作業のこと
こだわり農家とこだわり消費者のコミュニティ「大地が好きっ!」の登録ページが違っていました。
せっかく興味を持たれた方には、大変ご迷惑をおかけ致しました。
今回ダイレクトに「入会登録フォーム」へジャンプできるように、リンクを変更しました。

相変わらず登録会員数は少なく、投稿もほとんど無い状態が続いています。
「食」に関することや「日々感じたこと」などをぜひ投稿してください。
押しつけではなく、手作りのSNSです。かしこまらず、あなたもぜひご参加下さい。
当然会費などは一切かかりません!
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虫退治

2006-10-30 21:02:32 | 農作業のこと
定植した白菜の葉が穴だらけ。
犯人は、写真中の”黒い虫”。カブラハバチの幼虫だと思います。
白菜を定植した畑は、水はけが悪いため見た目は元気に育っているものの、やや軟弱に育っているのかも知れません。

薬剤の散布をすればなんてこと無いのですが、わが家の場合は蚊取り線香を使って一匹ずつ焼き殺します。定植直後に防虫ネットをしておけば良かったのですが、秋だしもう虫は大丈夫だろうと油断をしたらこの有様。

今の時期って、春先と同様虫が発生しやすい気候。虫は春先と秋口に多いんです。
わかっていてもつい涼しくなってくると油断をしてしまう”悪い習慣”。何回後悔をすれば身にしみるのでしょう?我ながら、同じ失敗を繰り返していることに呆れてしまいます。「虫は退治するより、つかなくすればいい」これ、私の基本的な考えです。元気に育てることと同時に、保護してあげることを忘れてしまったバツですね。反省!!
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野菜でガーデニング

2006-10-25 21:22:12 | きょうのひと言
写真は、玄関の前の木に元気にツルを絡ませて実を付けている、赤毛瓜(赤モーウイ)。
きのうと一昨日の強風でついに落ちてしまいました。

秋の深まりとともに、さすがにツルが枯れていたのでいつ落ちるかと思っていましたが、
さすがに風速5mの強風には耐えられませんでした。

わが家の庭には、野菜や果物が少しですが植えてあります。
種類にもよりますが、庭の野菜や果物って結構「ガーデニング」に使えるものが多いんですよ。
野菜でガーデニング、結構気に入っています。

観てよし、食べてよし、ついでに意外と珍しい!庭を畑のように使っているお宅を目にすることがありますが、あれは×。いかにも畑って感じがします。庭に草花を植える感じで野菜を配置してあげると、野菜が「癒しの植物」に変身します。じか植でもプランター植でもアレンジ次第です。ぜひお試しを。
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ヤシの実から軽油?

2006-10-23 20:14:25 | きょうのひと言
きょうの読売新聞夕刊の一面に「ヤシの実から軽油」という見出しが。
新日本石油とトヨタ自動車が、マレーシア国営石油会社と共同で、ヤシの実から採るパーム油を原料にして自動車用ディーゼル燃料の開発に乗り出すのだそうです。

原油からつくられるガソリンや軽油・灯油などは、「化石燃料」として知られています。でもこれはあくまで”化石”、いつかは枯渇する運命です。
また燃焼するときに発生する二酸化炭素は、地球温暖化の原因として知られていますよね。

ヤシの実から作る軽油のいいところは、二酸化炭素を吸収する(光合成の時に二酸化炭素が使われるのです)植物の実を原料とするのですから、言い換えれば”循環型エネルギー”。
排出された二酸化炭素はヤシの木が吸収してくれる。
そしてそのヤシの木から採れた実でまた軽油を作る・・・。
これって「循環型農業」の考え方と差異がないように思います。

原油の代替えとしてすでに「バイオエタノール」がサトウキビなどを原料として作られ、ブラジルなどはそれを利用しているのは有名な話ですよね。
ヨーロッパでは菜種油などを原料とした燃料の開発競争が活発だそうです。

必要に迫られると、人間はいろいろな知恵を出します。
「農薬や化学肥料を使わない農業」なんて、かつては当たり前のことだったはず。
でも今は、「そんなことできっこないよ!」という意見が残念ながらまだまだ多数派です。
でも知恵を出し、試行錯誤をすることで再びこれが当たり前になることだって夢ではありません。そうなれば「有機JAS」なんて制度そのものがなくなっちゃうかも知れません。

人間その気になれば、「出来ないことはない」のお手本のような記事を目にして、感動したと同時に、わが家の「こだわり(農薬や化学肥料を使わずに安全で安心な美味しい作物を作り提供する)」に自信が湧いてきました。
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ごめんなさい・・・

2006-10-22 17:32:27 | 直売情報
本日(22日)の直売へ午後2時過ぎにいらしてくださった皆さんへ。
きょうは、ならべた野菜が昼前にほとんど売り切れ午後2時前には完売となってしまいました。
お昼前に1回追加をしたのですが、おかげさまでそちらも完売。

本当は16:30まで開けておきたかったのですが、
そんなわけで急遽店じまいをさせて頂きました。

次回の直売は、11/5です。
来週(29日)は、お休みさせて頂きますのでよろしくお願いします。
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畑に小糠

2006-10-22 17:25:39 | 農作業のこと
夏野菜が終わり、一休み中の畑に小糠(米ぬか)をエンピ返し(天地返し)をした後にまきました。写真は小糠をまいて1週間が過ぎた、きょうの畑です。
写真を撮った後、万能鍬を使って土と小糠を混ぜてやりました。
2週間ほどしたら、春菊でも播いてみようと思っています。

とはいえ、土に小糠を混ぜて2週間というのは種を播いたり植え付けをするには本当は早すぎるのですが、うまく発芽してくれて土の中に根を張り巡らせてくれれば、土が軟らかくなり来春には土質が数段良くなっているはずです。

すべては土作りのために・・・。
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10/22の直売情報

2006-10-19 18:32:43 | 直売情報
15日の直売で好評だった、「間引き大根」が今回も登場します。間引き大根とは、その名の通り間引いた大根です。実を食べると言うより葉を食べるとイメージしてもらえればいいです。
浅漬けやお浸し、サラダ、みそ汁の具、炒め物など結構用途は多彩です。”葉大根”なんて云うこともありますが、間引きは間引きです。
でもホント、美味しいんです。

ほかに「間引きカブ」も出します。大根よりもやわらかいので、食べやすいと思います。

冬に向かって、葉もの野菜が多くなってきます。
いつも通り、ほかに何が出るかは来てからのお楽しみです。

開催時間は、10:00~16:30です。場所がわからない方は、ここをクリックしてください。
地図にリンクしています。

SNS「大地が好きっ!」登録会員大募集中です。
「招待メール」なしで登録が出来るようになっています。
和歌山県と熊本県のこだわりのある農家さんが参加してくれています。
ぜひ皆さんもご参加下さい。
登録ここから出来ます
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食育についての考え方

2006-10-18 21:36:59 | きょうのひと言
「食育」という言葉をよく耳にするようになりました。
でも内容は、栄養学的なもの、地産地消、農業体験など実にさまざま。

ただ言えることは、その取り組みの内容に差異がないということ。
全国の自治体や食育に取り組むと標榜している各団体のホームページを見てみると、まるで金太郎飴みたいに感じます。
なんか「右にならえ」しているみたいに違和感を感じます。

もっとオリジナルな発想はないの?なんて言ったら、叱られてしまうかも知れませんが、もう一工夫が必要なのではないでしょうか。

例えば小・中学校。農業体験と称して「農家や農業団体」におんぶに抱っこ。先生は何をするのですか?ただの引率だけですか?収穫をさせたり苗を植えたり、まるで観光農園ツアーみたいだとは思わないのでしょうか?

例えば栄養士の皆さん。”みのもんた”みたいに、○○は○○に良いみたいなことを羅列して、一般の人を脅かしてどうする気なのですか?

例えば農業団体さん。地産地消と称して、直売所を開き学校給食へ食材を提供して「食育」ですか?単に経済効果を期待しているだけなんてことないですよね?

別に私はどこかに噛みついたり、喧嘩をしようと言うのではありません。
私の考えている「食育」は、「土作り~種まき(植え付け)~管理~収穫~調理~食卓」という直線です。つまみ食いではなく、はじめから終わりまでを体験することが遠回りかもしれませんが実は一番効果的な食育ではないかと思います。

ですから食育に関しては、「時間内で」みたいな考え方は当てはまらないと思うのです。少なくとも半年、出来れば1年くらいかけないと食育にはならないのではないでしょうか。

「つまみ食いをさせて、関心をひく」という手法は、学校がよくやりたがる手法です。でもその先への発展がない。単元学習みたいなことでは「食育」にはならないと思います。

「食」が本当に大切だと思っているなら、体験も限りなく「本物」に近いものである必要があります。どんな分野でも”うわべ”は楽しく見えます。でも本気で取り組むと、共通して”キツイ”。要するに、何をしてもそんなに甘くはない訳です。

わが家で行う農業体験は、うちの作業に「加わってもらう」というスタイルを採っています。体験希望の方がいらっしゃるからと、作業計画を変更することはありません。
説明はしますが、作業中は”うけとり”(ノルマ)を決めて体験をして頂いています。
休憩時間に、作業の意味や栽培時の苦労、収穫の喜びなどを話します。
そして最後にその作物の食べ方をお知らせします。

結構作業がキツイとおっしゃる方が多いものの、皆さんすがすがしい顔をしています。本物に本気で触れてみる。そんな気持ちがなければ、食育(教育)は成り立たないと思います。

今後もわが家はわが家なりのやり方で「食育」を進めて行こうと思っています。
ですから「食育」に関係する団体の皆様、ぜひ組織の力を発揮され、それぞれのメンツなど捨てて本気で情報交換をし、頭を使って効果のある「食育」を展開なさってください。私も負けずに頑張りますので。

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参加型式を「オープン」にしました

2006-10-17 22:23:34 | きょうのひと言
9/30に「大地が好きっ!」というSNSをFC2に開きました。
「作り手」のこだわりと、「食べる側」のこだわりをひとつにすることで、お互いを知ることできてそれが”安心”に、相手を思いやる気持ちが”安全”を守るという考えから、どうしてもこのようなコミュニティを以前から作りたかったのです。

飾りっ気のないSNSですので、飾りっ気なしでざっくばらんにいろいろなことをお話しできたらいいと思います。

とはいっても招待式にしていたため、なかなかメンバーが集まりません。
そこで当分の間、参加形式を「オープン」にしました。
招待なしでメンバー登録が出来ますので、興味のある方はぜひこの小さなコミュニティに参加してください。「大地が好きっ!」を、どうぞよろしく!
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雑草で堆肥を作る

2006-10-17 22:03:32 | 農作業のこと

いつものことながら、何もしないで放っておくとうちの畑はよく草が生えます。
約半年何もしないでほったらかしにしておいたこの畑。雑草が見事に育ちました。

この畑は以前書いた、元”田んぼ”。田んぼの土を寄せて作った畑です。
雑草を生やしたお陰か、土質はだいぶ畑らしくなってきました。

さて、この生えるだけ生えた雑草をどうするのか?
まず刈り払い機で刈り取ります。
その後また3ヶ月くらい放っておきます。そうするとほぼ完璧な「枯れ草」になります。
その上に鶏糞や米ぬかをまき、トラクターを使って一緒にすき込みます。

カッターで小さく切り刻んで堆肥化することもありますが、時間をたっぷりとかけられるときはそのままにしておきます。

そしてさらに2~3ヶ月くらい放置。この間に雑草はほぼ完全に分解され、土と化します。
そして土目(土質)が飛躍的に向上します。

来春ここの畑には、「やつがしら」「さつまいも」「カボチャ」を植える予定です。
時間のかかる工程ですが、時間をかけた分だけいい作物が出来ます。たぶん・・・。
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