こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

予定が狂ってしまった

2020-02-28 13:52:57 | 野菜の実力



今朝の畑。
やっぱり今年は暖かいんだなぁ。
1月に蒔いた小松菜、水菜、ルッコラ、蕪が予想以上に早く育ってます。
この早さは例年の5月頃と同じです。
お陰さまで、収穫予定が狂ってしまいました😀😃










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唯一無二の野菜

2020-02-26 21:28:25 | 野菜の実力

チビッチョ野菜トリオ。
左から春菊、水菜、小松菜です。

早採りと言われれば早採りかもしれませんが、ただの早採りではありませんよ。ちっちゃいけれど骨太で味と香りはハウス等の施設栽培では出せない出来です。

小さくても一つ一つ収穫しますから手間が掛かります。小さい と言っても袋詰めは重量ベースでしていますので、例えば100g詰めるとするとその分収穫量は増えます(普通の大きさらな10本でするところが仮に一本が1gなら100本必要になります)。それでも一番美味しいタイミングでお届けしたい一心でチビッチョにこだわってます。

大味になりがちな出来すぎのような大きさになったものを好む人が結構いらっしゃるのは知っています。でも大味で香りも薄れている育ちきったものより、育ち盛りの勢いのあるものを食べて欲しいんですよね。

これじゃ売れないよって思われる方もいらっしゃると思いますが、お陰さまで「げんきの市場」さんでは毎回ほぼ完売させていただいている、知る人ぞ知る唯一無二の野菜となっています。


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自分は自分だ。

2020-02-23 11:31:47 | 野菜の実力


タマネギ。
育っているのかどうか判らないくらいゆっくり育ってます。定植した時と比べると大きくなってはいますが、まだタマネギの体をなしていません。

焦らずゆっくり。
あくまでも気候にあわせたマイペースな生育。それでも6月になるとちゃんと立派なタマネギになって収穫出来ます。

焦ることない。
自分は自分だ。
周りを見て焦って何になる?
なんかそんなことをタマネギから教えられているような気がします。


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常に上を目指す❗

2020-02-21 22:57:53 | 営農のこと


栽培技術の向上を常に目指す。

無農薬の自然農法だから、
虫食いは仕方ない。

無肥料の自然農法だから、
小さいのは仕方ない。

自然農法だから、
・・・。

これって全部甘えだと思うんです。

店頭で見かける「有機野菜コーナー」や「地場産コーナー」が自体がもしかしたら甘えの温床になっているのかもしれません。

自然農法、有機栽培、慣行農法。
たとえどのような栽培法であっとしても、見た目が良く食べたら美味しくて笑顔がこぼれるような作物を作らないと本当はいけないのだと思います。

実際にこれをするには、
どんな農法であっても技術が必要です。
頭でっかちな理屈じゃない栽培のノウハウです。
マニュアルに書けないノウハウです。

今日は1日かけて近隣の特色あるお店を6件回って市場調査をしてきました。
そこで見た自然農法、有機農法、慣行農法の野菜は自己主張している“完璧"なもの、ただあるだけで個性のないもの、どう見ても栽培法に“甘え”ているものと様々でした。うちの野菜と比べた時、味と香りはわかりませんが見た目で勝ったと思えたものもありましたが、完全に負けてると思ったものもありました。

これって当然のことですが、
私はとても悔しかったです。

風呂に浸かりながら今日見てきたことを思いだし、これから何をしていかなければならないかを考えました。
そしてその答えが冒頭に書いた、
「栽培技術の向上を常に目指す」です。

今の時代、
安全安心なんてあたりまえです。
有機JASなどの認証を取得していても大したことのないものもそれなりにあります。もちろん素晴らしいものも沢山あります。でも認証を取っているから素晴らしいのではなく、技術が素晴らしいんです。費用をかけて認証を取ってそれを継続するために定期的に費用を払って審査を受けるなんて、零細農家のうちにはできません。その代わり今に満足せず、上を目指すことは出来るしそれをしないといけないと思います。

冷静にこのようなことを考えることが出来た今日はとても有意義な1日でした。


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タマネギと長ネギ

2020-02-17 17:10:09 | きょうのひと言


保存中のタマネギから立派な茎が❗
触って見るとまだ硬いので問題なく食べられそうです。タマネギとしてだけじゃなく、これなら長ネギとしても食べられそうです。😅


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食品ロスは畑から始まっている。

2020-02-17 14:47:39 | 営農のこと


食品ロス。
賞味期限や消費期限の切れた商品としての食品の廃棄や食べ残しに注目が集まっていますが、収穫したての作物にもロスがあります。

ロスが起こる理由として、
① 食害や色味が悪い
② 規格に合わない
③ 豊作等で供給過多による価格暴落
以上の3つがあると思います。

うちの場合、①は仕方ないとして、
②と③が理由となる廃棄処分はありません。作物は同じタイミングで種を蒔いても、生長に差が出ることがあります。
同じ作物でもそれぞれに個体差がありますから、育ちの大小は致し方ないんです。

写真の小松菜は大小バラバラの無選別で袋にいれてあります。このようなパックの仕方をなぜか生産者はしませんし、まして店頭で見ることはほとんどないと思います。それではなぜしないのか?
理由は明確です。売れないからです。
見た目の良い大きさの揃ったものを求める傾向が強いことが、無選別を許さないわけです。育ち方に差があるのは生き物として冷静に考えれば当然のことです。
しかし買い手がそれを許さないから規格から外れたものは廃棄処分となってしまうんです。鉄腕ダッシュのゼロ円食堂と言う企画はまさにそれを突いたものだと思います。

お陰さまでげんきの市場さんを通してうちの野菜を購入してくださる方々は、そんなうちの野菜を「それが一つの規格」として認知してくださっています。
また、出荷を始めたらそのロットが終わるまで価格は一定にしています。だから値崩れもありません。

だからうちの畑では①以外の廃棄は無いのです。

食品ロスは収穫期から始まっていることを皆さんに知っていただきたいので、長文を書かせていただきました。


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これも緑肥にします。

2020-02-16 16:59:47 | 農作業のこと
lamium amplexicaule
ホトケノザ。
畑のあちこちで花を咲かせています。
これが生えて来ると言うことは、土は弱酸性~中性であると推定できます。
このように生えてくる雑草によって土壌チェックが簡単に出来ます。






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体質改善。

2020-02-15 18:10:03 | 農作業のこと
ほうれん草と小松菜。
今日までの一週間は日中だけトンネルを開けて換気をしながら自然環境に慣らして来ましたが、今日からはトンネルを外し自然環境下での完全な露地栽培に切り替えました。これから収穫まではトンネルの中で穏やかだった環境から気温や天気の変化をじかに受ける露地でひ弱な体を強靭な体に変えて行きます。





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まだまだだな。

2020-02-14 10:17:17 | きょうのひと言
良いことも悪いことも正直にお見せします。

トンネルの中で、
一夜にして虫にやられました。
まだまだ素人だな。
と、独り言をこぼしてしまった朝です。

ここは前作(チンゲン菜)も虫に悩まされた所です。この暖かさで土の中にあった卵が孵化したんだろうと思います。




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出来ることから

2020-02-11 14:58:20 | きょうのひと言
片付け。
収穫が終わった所から、
順次春の作付け準備を進めています。
ここは先週で小松菜の収穫を終えた所です。
トンネルパイプを外して左側の収穫が終わったらまとめて耕します。





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