畑で元気よく育っている、イタリアンパセリです。
昨日(10/20)の東京太田市場では、
愛知県産のイタリアンパセリに10gで100円の値がついています。
普通は競り値に販売者の利益を載せて市中に出回りますので、
小売価格は120~160円程度になるはずです。
それに対して、いつも「げんきの市場」へ出荷するうちのイタリアンパセリは、
30gで160円。通販「究極の直売!」でも、40gで200円で販売しています。競り値の約1/2です。
市場調査を兼ねて時々近所のスーパーで実際にイタリアンパセリをはじめ、
うちで生産している野菜を購入します。
値段と言うより、味や香りがどの程度なのかを確認・比較するためです。
その結果はほとんどの場合、判官贔屓もあるかもしれませんがうちの野菜が勝ちます。
これはおそらくハウス栽培や水耕栽培などで育てられたため、味や香りが弱いからかもしれません。
野菜本来の味や香りを引き出すには、露地栽培が一番です。
露地栽培は天候や気候に左右されますが、それらを乗り越えて育つ野菜はまさに自然の恵みといえます。
本来の味と香りをもつ野菜を、無農薬・無化学肥料で露地栽培という自然農法で育てる。
肥料は土作りの時に堆肥を投入するだけで、その後(栽培開始後)は追肥をしない。これがが”うち流”。
だから本当は、ほとんど無肥料栽培に近いんです。
このような栽培法で育てた野菜たちを、高すぎず、安すぎず”適正価格”でお届けする。
これがうちの考えの根底にあります。
うちのミッション、「農業活動を通して、食と健康の架け橋となる。」を具体化するためにも、
適正価格は重要です。
お客様がいつでも無理せず手軽に手に入れることが出来る(食べることが出来る)ことが、
「食と健康の架け橋」に繋がる道だと思っています。
なお相場は、入荷量・引き合い量・産地など様々な要素が加わって決まるので単純に比較することは難しいものですが、
太田市場の相場が全国の相場の目安になっていることも事実です。
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