NHK 01月09日 15時43分

千歳市で新年の平和などを祈るアイヌ民族伝統の儀式「アシリパノミ」が行われました。
「アシリパノミ」は新年も安全に暮らせるように、火の神を通じて多くの神々に祈る儀式です。
千歳アイヌ協会が毎年行っていて、去年は新型コロナウイルスの影響で中止となり2年ぶりの開催となりました。
例年およそ80人が参加していますが、ことしは感染防止対策のため地元のアイヌの人たちなどおよそ20人に規模を縮小して行いました。
儀式では厳かな雰囲気の中、火の神を通じて様々な神に捧げ物を送るためサケを使った料理やトノトと呼ばれる神酒に加え、最後にはイナウと呼ばれる木幣を炉の火で燃やしていきました。
儀式の後には参加者たちが伝統の歌や踊りを楽しみました。
千歳アイヌ協会の中村吉雄会長は「参加人数は少なくしていますが、2年ぶりに新年の儀式ができてアイヌ民族として誇りに思う」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220109/7000041964.html

千歳市で新年の平和などを祈るアイヌ民族伝統の儀式「アシリパノミ」が行われました。
「アシリパノミ」は新年も安全に暮らせるように、火の神を通じて多くの神々に祈る儀式です。
千歳アイヌ協会が毎年行っていて、去年は新型コロナウイルスの影響で中止となり2年ぶりの開催となりました。
例年およそ80人が参加していますが、ことしは感染防止対策のため地元のアイヌの人たちなどおよそ20人に規模を縮小して行いました。
儀式では厳かな雰囲気の中、火の神を通じて様々な神に捧げ物を送るためサケを使った料理やトノトと呼ばれる神酒に加え、最後にはイナウと呼ばれる木幣を炉の火で燃やしていきました。
儀式の後には参加者たちが伝統の歌や踊りを楽しみました。
千歳アイヌ協会の中村吉雄会長は「参加人数は少なくしていますが、2年ぶりに新年の儀式ができてアイヌ民族として誇りに思う」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220109/7000041964.html