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北海道・阿寒湖アイヌコタンと有田焼のコラボ ~アイヌ文化を手元で感じる「アイヌ文様有田焼 皿」~

2022-01-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 01/27 17:00

2月14日(月)からクラウドファンディングで国内外に販売 
2022年1月27日
一般社団法人阿寒アイヌコンサルン
アイヌ文化の知的財産保護や普及啓発活動に取組む(一社)阿寒アイヌコンサルン(北海道釧路市阿寒町 代表理事:廣野洋)は、佐賀県有田町の伝統工芸品である有田焼の窯元とコラボレーションしたアイヌ文様デザインの皿を商品として開発し、販売いたします。
アイヌ民族は、北海道にその多くが暮らす日本の先住民族です。アイヌ民族は、自然と共生しながら生活をする中で、独自の工芸文化を育んできました。かつてアイヌの男たちは木彫りで、女たちは織物や刺繍で、生活に必要な多くの道具を作り出し、そこに独特の文様の装飾を施していました。それが、モレウ(渦巻文)、アイウシ(括弧文)、ラムラムノカ(鱗文)などに代表されるアイヌ文様として受け継がれ、刺繍や木彫など多くの工芸品が今も製作されています。
阿寒アイヌコンサルンでは、伝統的な工芸品の製作にとどまらず、より多くの方にアイヌ文化に触れていただくことができる新たなプロダクトづくりを進めています。
その取組の一環として、今回は有田焼の窯元と協業。阿寒湖アイヌの伝統の技と長い歴史に裏打ちされた有田焼の高い技術力が融合し、手に取りやすいアイヌ文様デザインの皿が生まれました。
今回開発した商品は、2022年2月14日からクラウドファンディングの仕組みを通じて、国内外に販売する予定です。
この皿を手に取って、アイヌ文化を身近に感じ、いつか安心して旅ができるようになった時には、北海道の阿寒湖アイヌコタンを訪ね、アイヌ文化の魅力に直接触れていただけることを願っています。
プロジェクトの概要
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O13-j489EVOC
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O21-EwSqf2o0
5名の阿寒湖アイヌアーティストと、2つの有田焼の窯元がコラボレーションし、全12種の皿を開発しました。
阿寒湖アイヌアーティストは、伝統工芸の木彫、刺繍や織物の技術を家族や地域で受け継いできました。そしてそれを自分のものとし、新しい創作活動に進化させています。
今回は、それぞれが持つ技法やアイデアのアイヌ文様デザインを制作し、そのデザインを有田焼の窯元が染付や鋳込などの技術を用い、アイヌ文様の皿を完成させました。
アイヌ文様 × 鋳込
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O1-JTbmJcWr
阿寒湖アイヌコタンの3名の木彫作家がそれぞれのデザインを木彫りで製作。それを有田焼の窯元“やま平窯”が石膏型を使って写し取り、アイヌ文様の彫りの深さや線の繊細さを、釉薬の濃淡で表現した、飽きの来ない皿ができあがりました。
■斉藤政輝デザイン 青磁/飴釉 5寸皿
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O4-94CyF8bO
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O11-x1mH30xU
■日川清デザイン 青磁/飴釉 5寸皿
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O2-TEnp5982
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O5-0NqfX1e1
■平良秀晴デザイン 青磁/飴釉 7寸皿
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O6-ytu5LIEN
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O9-a975J60M】
アイヌ文様 × 染付
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O21-EwSqf2o0
阿寒湖アイヌコタンの2名の女性工芸家が、それぞれ3種のアイヌ文様の絵柄を製作。それを有田焼の窯元“久右エ門窯”が、藍の染付で表現しました。アイヌ文様だけで構成された絵柄、アイヌ文様と有田焼の伝統的な吉祥文様が融合した絵柄など、独創的なデザインの皿ができあがりました。

■郷右近富貴子デザイン 染付 4寸皿
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O19-5242owCE
■鰹屋エリカデザイン 染付 4寸皿
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O25-KcAC5e0m
プロジェクトについて
阿寒湖アイヌコタンと有田焼の知られざる縁
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O27-Mv461v7L
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201256536-O26-Vw2Uv992
阿寒湖アイヌコタンは、北海道東部の阿寒摩周国立公園にあり、阿寒湖を抱く森はその美しさでよく知られています。その森を所有してきたのは「阿寒前田一歩園」(現在の前田一歩園財団)。阿寒湖アイヌコタンがある場所は、前田一歩園がアイヌの人々に無償で貸与した土地であり、前田一歩園は、今でも阿寒湖アイヌの人々にとって大切な存在です。
実は「阿寒前田一歩園」の初代園主・前田正名氏が阿寒湖畔に居を構える以前、1878年の第3回パリ万博で有田焼の紹介に尽力したことが史実として残っています。
阿寒湖温泉と有田焼、それぞれの発展を前田正名という人物が支えたという不思議な縁が、今回のプロジェクトのきっかけになりました。
本プロジェクトの参加作家・窯元について
<アイヌ文様有田焼 青磁/飴釉 7寸皿・5寸皿>
■阿寒湖アイヌアーティスト
・木彫作家 斉藤政輝
・木彫作家 日川清
・木彫作家 平良秀晴
各作家のプロフィールはhttps://akanainu-next.jp/artists/
■有田焼窯元
・やま平窯 山本博文 https://yamaheigama.co.jp/
<アイヌ文様有田焼 染付 4寸皿>
■阿寒湖アイヌアーティスト
・アイヌ工芸作家 郷右近富貴子
・刺繍作家 鰹屋エリカ
各作家のプロフィールはhttps://akanainu-next.jp/artists/
■有田焼窯元
・久右エ門窯 久保田剛 https://kyuemongama.com/
販売方法の概要
2022年2月14日(月)からクラウドファンディングサイトを通じて国内外での販売を予定しています。
●[海外向け]  Kickstarter
●[国内向け]  エンニチ FUNDING
クラウドファンディングでの販売開始など、プロジェクトの最新情報や詳細を
AKAN AINU ARTS & CRAFTS → NEXTのホームページでお知らせいたします。
一般社団法人阿寒アイヌコンサルンについて
名称 : 一般社団法人 阿寒アイヌコンサルン
代表者 : 代表理事 廣野 洋
所在地 : 〒085-0467 釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-19
連絡先 : 0154-65-8973
目的等 : ・アイヌ民族文化の知的財産保護、普及啓発活動及び知的財産管理
  ・アイヌ文化デザインの商品開発、販売並びにそのコンサルティング及びマネジメントなど 
プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202201256536
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/638512

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本別産タマネギの外皮を染め物に 若手経営者ら帯広に工房設立

2022-01-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 01/27 19:02
 本別町や釧路市阿寒湖温泉の若手経営者らがタッグを組み、環境に優しい染め物の製造会社nosome(ノーサム)を帯広市内に設立した。染め物の下準備には阿寒湖温泉の源泉、染料には本別産タマネギの外皮を活用。染色したTシャツやパーカなどを今春からオンライン販売する計画で、地域のPRにもつなげたい考えだ。
 中心となっているのは同町で喫茶店を営む尾崎将寛さん(35)と、阿寒湖温泉の民宿経営者円城寺篤さん(35)。高校時代からの友人で、コロナ禍で観光客が激減する中、地元資源を生かした商品を開発することで一致した。
 阿寒湖のアイヌ民族に伝わる「染色前の生地を源泉につけると色が入りやすくなる」という話をヒントに、染め物に着目。本別側にも染料として知られるタマネギがあることに気づき、組み合わせることにした。染め物の技術は、上川管内下川町の染め物工房に足を運んで学んだ。
 二人の同級生である帯広市の男性会社員の手も借りて、昨年7月に会社を設立。同市内で手頃な物件を見つけ、工房として借りた。
 農家から譲り受けたタマネギの外皮を数十分煮出して染料を作り、白地の衣服をつけ込む。出せる色合いは、黄色やオレンジ、カーキなど5色。1着ごとに仕上がりが異なるため、「個性を楽しんでほしい」と尾崎さん。化学染料より色落ちしやすいため、染め直しの依頼にも応じる予定だ。3人はそれぞれ本業の合間を縫って工房に通い、今春からの販売に向けて染め物の製造に励んでいる。
 タマネギのほかに、同町の野球バット製材工場で廃棄される木の皮を染料にすることも検討している。今後は工房で染め物のワークショップの開催も計画しており、尾崎さんは「染め物を通して本別や阿寒湖に興味を持ってもらえればうれしい」と話している。(田口友博)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/638573

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チキサニでアイヌ文化作品展 美しい刺しゅう並ぶ 白老

2022-01-28 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2022/1/27配信
 白老町末広町2のしらおいイオル事務所チキサニで、アイヌ文様刺しゅうを取り入れた作品44点の展示会が開かれている。  展示しているのは、一般社団法人白老モシリがチキサニで催したアイヌ文化体験行事に参加した人たちの作品。美しいアイヌ文様…
この続き:196文字 ここから先の閲覧は有料です。
https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/68422/

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台湾・新北の温泉地、貴重な写真で観光の発展振り返る特別展 28日から

2022-01-28 | 先住民族関連
フォーカス台湾2022年1月27日 12:51
台湾・新北の温泉地、貴重な写真で観光の発展振り返る特別展 28日から=写真は高茂源さん提供
(新北中央社)北部・新北市の烏来タイヤル民族博物館で28日から、烏来地区の観光発展の歴史を紹介する特別展が開かれる。21日には記者会見が行われ、関係者らが来訪を呼び掛けた。
烏来地区は台湾原住民(先住民)族タイヤル族が多く暮らす場所で、温泉地としても知られる。展示では、貴重な写真を通じて、終戦後に地元の人たちで結成された歌と踊りのパフォーマンスグループ「清流園」のメンバーの視点から、同地区の黄金時代を振り返る。
市原住民族行政局の羅美菁局長は、日本からの観光客増加に伴い設立された会社と清流園によって運営された商業施設「山地文化村」は地域産業発展の契機になったと説明。その後1990年代に起きた火災や2003年にはやった重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響を受けて、当時の盛況は次第に過去のものになったものの、烏来の観光発展はテーマパークやロープウェイの建設を促したほか、台湾原住民の音楽と踊りのイメージを形成したと語った。
記者会見では、山地文化村の運営会社で働いていた周彭玉鳳さんが、スナップ写真を記念プレートにプリントするサービスの裏話を語ったほか、当時ダンスを指導した高秋梅さんが、レベルの高いパフォーマンスを維持するために厳しいレッスンを行ったエピソードを披露した。
特別展は12月31日まで。
(黄旭昇/編集:齊藤啓介)
https://www.excite.co.jp/news/article/Jpcna_CNA_20220127_202201270003/

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ジョン・レグイザモ、“色白のラテン系”でいるために「日光を避けていた」と明かす

2022-01-28 | 先住民族関連
シネマカフェ 2022.1.27 Thu 12:25

『ジョン・ウィック』シリーズのジョン・レグイザモが、ジャーナリストのニック・バリーリと映画芸術科学アカデミーのコラボ・リアリティー番組「Seen」(原題)に出演。「色白のラテン系俳優」でいるために「長年、日光を避けていた」と明かした。
「ラテンカルチャーの中にもカラリズム(肌の濃淡による差別)はあり、私たちは正す必要がありますが、ハリウッドにもカラリズムはあります」とジョンは問題を提起。「私は色白の肌によって恩恵を受けてきましたし、仕事を得るために日光を避けていました。決して日なたには行かなかった。仕事ができるよう、何年もの間、すごく青白かったですね」と徹底的な日焼け対策を語った。
「これまで成功したラテン系の人々は、そのほとんどが色白です。アフリカ系の血を引くすべてのラテン系の人々、先住民族の血を引く大多数のラテン系の人々はどうなったか? チャンスがないのです」と説明する。
ジョンはコロンビア出身で、4歳のときにアメリカに移住。1980年代からショービズ界で活躍している。「自由に発言することに、犠牲はつきものです。政治意識を持って、SNSで政治的な発言をしたらフォロワーが半分に減ってしまいました。へイト・ツイートもたくさん寄せられました。『自分の国へ帰れ。メキシコへ!』みたいなものを。私はメキシコ人じゃないけれど、喜んでメキシコに帰りますよ。素晴らしい国ですから。すべてのヘイトは、ただ無視します。自分がある程度、成功したと感じられたら、お返しするのが務めだと思います」とヘイトに負けず、信念を貫く姿勢を見せた。
https://www.cinemacafe.net/article/2022/01/27/76975.html

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リアーナ、気候変動対策に取り組む団体に約17億円を寄付。

2022-01-28 | 先住民族関連
VOGUE JAPAN1/27(木) 20:55配信

リアーナが、気候変動対策に取り組む団体に1500万ドル(約17億円)を寄付した。自身が運営するクララ・ライオネル財団から、クライメイト・ジャスティス・アライアンスやムーブメント・フォー・ブラック・ライヴスといった地球温暖化防止のために活動する団体への援助を発表した。リアーナ声明にこう綴っている。
「気候災害がその頻度と強度を上げつつ、全てのコミュニティへ平等に影響を与えているわけではありません。有色人種のコミュニティや島に住む人々が気候変動の矢面に立っています。そうした思いを胸に、私たちはジャック・ドーシーの慈善活動『#StartSmall』と組み、アメリカとカリブ海地域の気候正義に取り組む18団体に1500万ドルの寄付します。この助成金は女性、若者、黒人、先住民族、有色人種、LGBTQIA+のコミュニティを支援するものです。皆さんも気候正義の運動の最前線に立つ彼らに協力し、経済支援やサポートをお願いします」
リアーナは自身の財団を2012年に設立、2018 年には故郷バルバドスの特命全権大使に任命され、その文化と若者をサポートしてきた。昨年には、バルバドスが共和国となったことを記念する式典で、ミア・モトリー首相から「バルバドスの国民的英雄」という勲章を授けられている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6beda485eee26f99522bea71ead16d2f1cc38fea

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