先住民族関連ニュース

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旭川市立大のロゴマーク完成 「知の拠点」表現

2023-03-30 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞
2023年3月29日 22:43(3月29日 23:50更新)

旭市大のロゴをお披露目する(左から)高瀬善朗理事長予定者、三上隆学長予定者、旭川デザイン協議会のやはずのよしゆき専務理事
 旭川大は29日、4月1日に開学する旭川市立大のロゴマークを発表した。キャンパスに見立てた四角形に「旭川」と略称「ACU」を組み合わせたデザインとした。地域に根ざし、グローバル社会で輝く大学として「知の拠点」の意味を込めた。
 色は、旭川大のロゴに使われていた青色から一新して赤色とした。旭川の地名の由来とされるアイヌ語「チュプペッ(太陽の川)」から、大雪山系から昇る太陽をモチーフにした。「ノースランドレッド」と名付け、期待感や高揚感を表現した。
 ・・・・・
(佐藤愛未)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/824077/

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第3部・エンチウの苦悩/上 消えた京大調査 「文科省が非公表指示」 /京都

2023-03-30 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2023/3/30 地方版 有料記事 1871文字
 「これが京大のやり方か」「どっちが犯罪者や」
 2022年9月21日午後、京都大総合博物館(京都市左京区)の前で激しい怒号が飛び交った。博物館が保管する先祖の遺骨返還を求めるアイヌの人々と支援団体のメンバーら約20人が入り口で話し合いを求めていたところ、博物館側が警察に通報したのだ。
 駆けつけた警察官4人は、現場で事情を聴くと30分ほどで立ち去った。検挙者は出なかったが、約1000キロ離れた北海道平取町から訪れたアイヌ団体共同代表の木村二三夫さん(74)は猛抗議した。「アイヌが何か悪いことをしたか。墓から盗み出したものを返して謝るのは子どもでも分かること。なのに、私たちの方を犯罪者扱いするとは」
 支援団体も憤る。「返還の申し入れを10年続けてきたが、警察の介入は初の事態だ。教育の場である大学で盗んだ骨を使う研究をすべきではないのは当然。なぜそこまで強硬なのか」
この記事は有料記事です。 残り1486文字(全文1871文字)
https://mainichi.jp/articles/20230330/ddl/k26/040/262000c

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昭和の伝説ドラマ「お荷物小荷物」 主演女優やファンが証言 前衛的な社会派作品が子どもを直撃

2023-03-30 | アイヌ民族関連
よろず〜2023.03.29(Wed)
 年度末になると、ドラマも改編期を迎える。テレビの普及から60数年、「伝説のドラマ」と称される作品は数々あるが、原版のビデオテープが消去されるなどして「幻」となった作品も少なくない。その中で1970年代初頭に放送された番組について、主演女優や当時の視聴者だった女性芸人に話を聞いた。(文中敬称略)
 今回、紹介する作品は「お荷物小荷物」(朝日放送製作、70-71年放送)と、その続編「お荷物小荷物 カムイ編」(同、71-72年放送)。俳優が突然、素の自分に戻って話し始めたり、セットやスタッフが画面に映し出されたり…といった実験性に富んだ手法から「脱ドラマ」と称された。また、沖縄問題やアイヌ民族といったテーマも盛り込まれた社会派の要素もあった。
 いずれも主演は中山千夏(74)。人気子役から女優となり、歌手、司会者などマルチに活躍した時代の寵児で、番組開始当時は22歳だった。中山は著書「芸能人の帽子」(2014年刊、講談社)で「脱ドラマは他にもあったが、このドラマが成功したのは『観念性』に徹した作者(脚本家・佐々木守)による『観念的前衛劇』にあった」と指摘している。
 ドラマは、名優・志村喬が演じる家長を筆頭に、その息子(桑山正一)、孫の5兄弟(河原崎長一郎、浜田光夫、林隆三、渡辺篤史、佐々木剛)による家父長制で男尊女卑の運送店一家が舞台。米国統治下の沖縄から上京した「田の中菊」(中山)が、孫息子(河原崎)との子どもをもうけながら捨てられて死んだ姉の敵討ちのためにお手伝いとして住み込み、男たちと戦う姿をコミカルに描く。カムイ編ではアイヌ民族の女性として中山が男たちの家に潜り込む。
 「お荷物小荷物」は全18回で、毎週土曜夜10時から放送。唯一、映像が保管されていた最終回が17年に早稲田大学・演劇博物館で開催された展示「テレビの見る夢-大テレビドラマ博覧会」で上映された。リアルタイムで視聴できなかった記者はリピート上映された映像を現地で確認。その内容をまとめると次のようになる。
 別れを告げる菊(中山)にほれている5兄弟が「この中で誰が好きか」と詰め寄り、菊が「このドラマは18回で終わりなのに…」と困惑すると、最終回が延長戦の〝第19回〟に変更。日本に徴兵制が施行され、軍服姿の兄弟全員が戦地で銃弾に倒れる場面が描かれ、菊が墓前に手を合わせる場面で終わり…かと思いきや、改めて〝本当の最終回〟として私服姿の出演者がスタジオに集結して視聴者へのメッセージと共に手を振って大団円。この回はシリーズ最高の36・2%の高視聴率をマークしたという。
 中山は記者が持参した撮影風景の写真を手に「これを見ると悲しいのよ。(共演者が)どんどん、いなくなって。河原崎さんは若くして亡くなられ、林さんも…」と思いに浸った。収録が朝日放送だったため、東京が拠点のキャストは大阪のホテルに長期滞在して交流を深めた思い出がある。番組終了後も「お荷物同窓会」と称した飲み会が、林の追悼も兼ねて行われた14年まで続いたという。
https://yorozoonews.jp/article/14871913

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わいどローカル編集局>桃生(石巻市)

2023-03-30 | アイヌ民族関連
河北新報2023年3月29日 11:33
 石巻地方の特定地域のニュースを集中発信する「わいどローカル編集局」を開設します。4回目は「石巻市桃生地区」です。
川に囲まれた豊かな地
 石巻市桃生町は約43キロ平方メートルの広さを誇る。北上川に囲まれているため、柳津橋や豊里大橋、神取橋、天王橋といった多くの橋があるのが特徴だ。縄文時代から現代まで、樫崎貝塚、深山貝塚、桃生柵など歴史的な遺物も見られる。近年はチュニジア共和国との国際交流でも知られる。
 「桃生」はアイヌ語で「モムヌプカ(流域の丘)」の意味を持つと言われる。1955年、中津山村と桃生村が合併し、桃生町が誕生、2005年に石巻市と合併した。世帯数は2435、人口は6561(3月2日現在)。
 元石巻市文化財保護委員で、町史編さんに携わった千葉昌子さん(80)=同市桃生町中津山=は「当時は中津山村の方が人口が多かったが、桃生の名を採用した。当時の方々の先見の明に感謝したい」と話す。古代牡鹿郡から分かれて建郡された「桃生郡」は平成の大合併で消滅。「桃生」の名は残った。
 住民の憩いの場となっているのが北上川河川敷にある植立山公園。ソフトボール場、テニスコート、グラウンドゴルフ場のスポーツ施設に加え、江戸時代から続く松林が連なる。
 千葉さんは「一般的に海岸線沿いに多い松林が川の近くにあるのは珍しい」と話す。自生だったことに加え、江戸・享保の時代(1716~1736年)の領主黒沢氏が補植したことが大きかったと推測する。
 公園内には、1998年9月に当時の町文化協会、町教委が建立した地元出身で江戸時代後期の俳人遠藤曰人(あつじん)(1758~1836年)の「遠匂するや 野薮のかくれ梅」の句碑があり、俳句愛好者らの隠れた人気スポットになっている。
 米作りで栄えてきた桃生だが、近年はスリムネギやガーベラなどが名高い。「ものうウール」の名称で製品化しているグループも出ている。千葉さんは「新しい動きが出てきて、うれしい限り」と笑顔を見せる。
ものうウール好評 羊を育て手仕事で製品に
 「羊毛の素晴らしさを少しでも感じてもらえればうれしい」。石巻市桃生町の主婦らでつくる「ものうウール」の今野美江子代表(73)=石巻市桃生町太田=は語る。
 夫の公(いさお)さん(77)が敷地内の牧場3ヘクタールで育てる羊の毛から手作業で染色などを経て毛糸を紡ぎ、セーターやマフラー、帽子、手袋などを製品化。羊毛ならではの温かみのある肌触りが人気を集めている。
 天然素材の羊毛は、保温性や伸縮性などに優れているほか、タンパク質でできているため土壌の微生物に分解され、大地に戻る。環境に優しく、まさに持続可能な開発目標(SDGs)にふさわしい。
 「手作業のため、大量には作れないけれど『丁寧に』をモットーに心がけています」と今野代表。糸の紡ぎ方によって触感に違いが出るという。
 最近、うれしい出来事が相次いだ。ここ1年ほどで13人だった会員が20人に増加。今月中旬には双子の雄の子羊も誕生した。小中学生も訪れ、体験学習に取り組むようになった。「教えるとすぐに覚えてできるようになる。私たちも児童、生徒から元気をもらっています」と相乗効果に目を細める。
 会員が一緒に作業に取り組むのは毎月第2土曜日の1回だけ。それでも「空気を吸うだけでリラックスできるという人もいるほど」と和気あいあいとした雰囲気の中、作業に当たる。
 第2土曜日は見学もできる。連絡先は今野代表090(8612)2882=午前10時~午後4時。
寺崎はねこ踊り保存会、地域に元気を
 躍動感あふれる動きで、全国にその名をとどろかす県指定無形民俗文化財「寺崎はねこ踊り」。保存会の会長を務めるのが佐々木一さん(75)=石巻市桃生町寺崎=だ。
 1970年の保存会発足時から携わり、半世紀以上が経過した。「前年の69年に東京都内であった全国青年大会郷土芸能の部で2位になったのがきっかけ。当時の寺崎青年会のメンバーらで盛り上がり、保存会が誕生した」と振り返る。
 大きな転機は74年に始めた中津山二小児童への指導だ。96年には桃生、中津山一の両小、桃生中で指導を開始。桃生地区の全ての小中学校で寺崎はねこ踊りが伝承されるようになった。「児童、生徒は、はねこ踊りを通して古里を愛する心が芽生えたように感じる」と佐々木さん。子どもたちは卒業後も、はねこ踊りに魅了され続ける。保存会には20代から70代までが名を連ね、親子3代の会員もいる。伝統は脈々と受け継がれている。
 「ここ数年は新型コロナウイルスの影響で、年間20から30のステージがなくなった」と残念がる。それでも2021年の東京五輪聖火リレーや第40回全国豊かな海づくり大会の式典行事プロローグなどの大舞台で披露し、大喝采を浴びた。
 「長くはねこ踊りに携わってこられたのは前会長の西條金夫さん(故人)や保存会顧問の高橋新治ら先輩、同僚、後輩の支えがあったからこそ」と、感謝も忘れない。
 5月28日は市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)である「カンタータ大いなる故郷石巻」への出演も控える。会員は1月から週1回のペースで練習に励み、日増しに士気が上がる。「はねこ踊りを通して、少しでも皆さんに元気、勇気が与えられればと思う」。意欲は衰えない。
   ◇
 今回は桃生販売所と連携し、桜井泉記者が担当しました。次回は「東松島市赤井」です。
https://kahoku.news/articles/20230329khn000020.html

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【登別市】2023年3月1日(水)にオープンした「登別市観光交流センター ヌプル」に行ってみました。

2023-03-30 | アイヌ民族関連
号外ネット2023年3月29日
2023年3月1日(水)にオープンした「登別市観光交流センター ヌプル」に行ってみました。
こちらのFacebookを見て気になっていました。「ル」は小文字なんですね。

JR登別駅から徒歩でもすぐ行ける場所で、登別の由来アイヌ語「ヌプルペッ」(色の濃い川)から命名された施設です。
観光で訪れた方に観光情報を案内する場所や、地域市民の活動のためのスペースもできたそうです。
さっそく入ってみましょう♪
訪問したのはオープン日から数日後だったため、お祝いのお花がたくさんありましたよ。
レンタサイクルも充実♪
1階には物販コーナーや、
道内各地の観光情報やアイヌ文化の情報があります。
 Facebookに投稿されていたレゴも見つけましたよ♪
また、期間限定のようですが1階で大人気だったのがこちらのラーメン店、「MEN-EIJI」さん。お客さんがたくさんいたので写真の撮影ができませんでしたが、大好評の様子でしたよ。
そのほか、
ジェラート店「なな色のヒカリ」さんは3月21日(火)グランドオープン、
パンのお店「ピアチューレノーチェ」さんなどもありどこのお店も人気でしたよ。
また、市役所の支所としての役割もあるそうなので住民票や印鑑証明の発行などの手続きはこちらでできるそうです。
また、2階については先日開催されたこちらのワークショップのような貸しスペースとしてサークル活動などができるそうで、キッズスペースなどもあるそうです。
調理室などもあるそうですよ。
さまざまな楽しみ方ができる交流センター「ヌプル」、皆さんも行ってみてはいかがでしょうか。
場所はこちらです。
https://tomakomai.goguynet.jp/2023/03/29/nupuru/

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漂う名作感!グアテマラ代表、“魅惑の民族模様”を描く2023新ユニフォームを発表

2023-03-30 | 先住民族関連
Qoly2023年3月29日 19時0分
グアテマラサッカー連盟(Fedefut Guate)とキットサプライヤーのUmbroは21日、サッカーグアテマラ代表の2023新ユニフォームを発表した。
このユニフォームは24日のCONCACAFネーションズリーグ(ベリーズ戦)から使用を開始している。
Guatemala 2023 Umbro Home

2023新ユニフォームはグアテマラの定番であるタスキ掛け(斜めストライプ)デザイン。ホームはホワイトを基調にブルーのストライプという国旗カラーで構成する。
背面は非常にシンプルで首元に国名“GUATEMALA”をレタリングするのみ。襟と袖口には国旗カラーのストライプを配する。
その美しさが海外のユニフォームファンの間で高評価を得ている今回の新ユニ。とりわけストライプ部分に描く民族模様が絶賛されているが、このデザインはグアテマラとその先住民族の文化に敬意を表したものだという。
2023新アウェイユニフォームはネイビーを基調にブルーのタスキ掛けデザインで、色のコンビネーションが絶妙な一着。ホームとともに美しき名作キットが誕生した。
今回の2023モデルはホーム・アウェイともに長袖ユニも発売。すらっと伸びる袖の先に、国旗カラーのストライプを配する。
斜めストライプ部分の幾何学的な民族模様は、ウィピル(イピル)というグアテマラなどメソアメリカの先住民族が着る民族衣装をモチーフとしたもの。これは主に女性が着用するものだという。
グアテマラの2023ユニフォームはグアテマラ国内と一部の国で購入が可能。日本でも是非取り扱っていただきたいユニである。
https://news.livedoor.com/article/detail/23960597/

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運命のオーストラリアレッグが始まる!CT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』

2023-03-30 | 先住民族関連
ザ・サーフニュース 2023/03/29
昨年から施行されたミッドシーズンカットまで残り2戦。
ベルズ、マーガレットリバーと転戦するオーストラリアレッグの初戦となるCT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』が4月4日〜14日にビクトリア州のベルズビーチで開催される。
すでに終了した前半の3イベントはルーキーがベテランを凌駕するなどサーフィンが常に予測不可能なスポーツであることを証明。
ベルズビーチはサーフィンの歴史の中で非常に重要な場所の一つであり、ベルズビーチで優勝して表彰台でトロフィーのベルを鳴らすのは大きな栄誉でもある。
独特の波質と風によって変化しやすいのが特徴のベルズビーチで優勝するには卓越したテクニックと戦略が必要。更にミッドシーズンカットというプレッシャーがある選手にとって非常に重要なイベントになり、激しい戦いが繰り広げられるだろう。
記念すべき60回目のベルズ戦
今年で60回目を迎える『Rip Curl Pro Bells Beach』は最も長い歴史を持つイベントの一つ。
ベルズビーチはメインスポンサーの「Rip Curl」のお膝元でもある。
毎年、オーストラリア全土が大移動するイースターホリデーを利用して開催され、サーフランチを除くと唯一入場料を徴収するのが特徴でもある。
ベルズビーチはインサイドのボウルズ、アウトのリンコンと2つのピークに分かれ、スウェルの向き、サイズ、潮でメインブレイクが変わる。基本的にボウルズの方が波質は良く、リンコンは難しいと言う選手が多い。どちらのピークもレール・トゥー・レールのサーフィンが求められる。
また、東側のピーク、ウィンキーポップはボウルズ、リンコンよりも掘れたセクションが多く、ここを好む選手もいる。
但し、見学のスペースが少なく、観客泣かせでもある。
昨年優勝したフィリペ・トレド(AUS)、タイラー・ライト(AUS)を始め、ケリー・スレーター(USA)、サニー・ガルシアHAW)、マーク・リチャーズ(AUS)、アンディ・アイアンズ(HAW)、ミック・ファニングAUS)、ジョエル・パーキンソンAUS)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ステファニー・ギルモア(AUS)、カリッサ・ムーア(HAW)などサーフィンの歴史を築いた強者達がベルを鳴らしている。
ベルズビーチはオーストラリアの先住民アボリジニのワタウロング族にとって文化的に重要な場所でもあり、毎年開催前にセレモニーが行われ、ワタウロング族の代表がトロフィーを授与して締めくる伝統がある。
オーウェン・ライトの引退試合
今イベントには特別なワイルドカードが用意されている。
「Rip Curl」の看板として10年以上CT選手として活躍しているオーウェン・ライト(AUS)が引退試合として参加する。
2018年に同じ「Rip Curl」の看板、ミック・ファニング(AUS)もベルズ戦を引退試合に選ぶほどこの場所は特別なのだ。
その他、メンズ、ウィメンズ共にトライアルを勝ち上がった選手がワイルドカードの枠を手にいれる。
欠場はラムジ・ブキアム(MAR)、ジャドソン・アンドレ(BRA)でリプレイスメントはカルロス・ムニョス(CRI)、デュラン・モファット(AUS)
怪我で3戦連続で欠場していたジョアン・ディファイ(FRA)は復帰して今季初のCT出場となる。
首位争いとミッドシーズンカット

『Rip Curl Pro Bells Beach』ではジャック・ロビンソン(AUS)、モリー・ピックラム(AUS)がランキング1位でイエロージャージを着用する。
ウィメンズではすぐ後ろに迫るカリッサ・ムーア(HAW)や、ルーキーにしてポルトガルを制したケイトリン・シマーズ(USA)の活躍にも注目が集まっている。
同じくポルトガルで優勝して最も勢いがある選手、ジョアオ・チアンカ(BRA)も他の選手にとって脅威だろう。
前半5戦の時点のランキングで下位がCS落ちになるミッドシーズンカットでは昨年のワールドチャンピオン、ステファニー・ギルモア(AUS)がカットラインを下回っている。
ファイナル5に進出した五十嵐カノア(JPN)も24位のカットラインぎりぎり、51歳のケリー・スレーター(USA)もすぐ下に位置しており、シーズン後半に残るためには、ここで結果を残す必要がある。
カレン vs オッキーのスペシャルヒート
かつてライバル関係にあり、サーフィン界で最も影響力がある二人、カリフォルニアのトム・カレンとオーストラリアのオッキーことマーク・オクルーポのスペシャルヒートが開催される。
スタイルのカレン、パワーのオッキー。
カレンはベルズで2勝、ワールドタイトル2回。
オッキーはベルズで1勝、ワールドタイトル1回。
2014年にJ-BAYで行われたスペシャルヒートではカレン、2019年にベルズで行われたスペシャルヒートではオッキーと勝負は五分五分。
イースターホリデーで大観衆が予想される会場で最も盛り上がるのはこのヒートになるかもしれない。
Rip Curl Pro Bells Beach Women’s Opening Round Matchups:
Heat 1: Caitlin Simmers (USA) vs. Bettylou Sakura Johnson (HAW) vs. Sophie McCulloch (AUS)
Heat 2: Molly Picklum (AUS) vs. Macy Callaghan (AUS) vs. Johanne Defay (FRA)
Heat 3: Carissa Moore (HAW) vs. Lakey Peterson (USA) vs. Event Wildcard
Heat 4: Tatiana Weston-Webb (BRA) vs. Caroline Marks (USA) vs. Isabella Nichols (AUS)
Heat 5: Tyler Wright (AUS) vs. Gabriela Bryan (HAW) vs. Sally Fitzgibbons (AUS)
Heat 6: Stephanie Gilmore (AUS) vs. Brisa Hennessy (CRC) vs. Courtney Conlogue (USA)
Rip Curl Pro Bells Beach Men’s Opening Round Matchups:
Heat 1: Ethan Ewing (AUS) vs. Nat Young (USA) vs. Carlos Munoz (CRC)
Heat 2: Griffin Colapinto (USA) vs. Seth Moniz (HAW) vs. Maxime Huscenot (FRA)
Heat 3: Caio Ibelli (BRA) vs. Ryan Callinan (AUS) vs. Ezekiel Lau (HAW)
Heat 4: Joao Chianca (BRA) vs. Matthew McGillivray (RSA) vs. Dylan Moffat (AUS)
Heat 5: Filipe Toledo (BRA) vs. Ian Gentil (HAW) vs. Owen Wright (AUS)
Heat 6: Jack Robinson (AUS) vs. Kelly Slater (USA) vs. Event Wildcard
Heat 7: Italo Ferreira (BRA) vs. Connor O’Leary (AUS) vs. Kolohe Andino (USA)
Heat 8: Callum Robson (AUS) vs. Jordy Smith (RSA) vs. Michael Rodrigues (BRA)
Heat 9: Leonardo Fioravanti (ITA) vs. Rio Waida (INA) vs. Jackson Baker (AUS)
Heat 10: Yago Dora (BRA) vs. Samuel Pupo (BRA) vs. Jake Marshall (USA)
Heat 11: Gabriel Medina (BRA) vs. Kanoa Igarashi (JPN) vs. Liam O’Brien (AUS)
Heat 12: John John Florence (HAW) vs. Miguel Pupo (BRA) vs. Barron Mamiya (HAW)
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
https://www.surfnews.jp/contest/world/63825/

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なぜ、アメリカは世界のなかでも「人種の問題」が大きい国なのか?

2023-03-30 | 先住民族関連
ダイヤモンドオンライン2023.3.30 2:33
山中俊之:著述家/国際公共政策博士
「人種・民族に関する問題は根深い…」。コロナ禍で起こった人種差別反対デモを見てそう感じた人が多かっただろう。差別や戦争、政治、経済など、実は世界で起こっている問題の“根っこ”には民族問題があることが多い。芸術や文化にも“民族”を扱ったものは非常に多く、もはやビジネスパーソンの必須教養と言ってもいいだろう。本連載では、世界96ヵ国で学んだ元外交官・山中俊之氏による著書、『ビジネスエリートの必須教養「世界の民族」超入門』(ダイヤモンド社)の内容から、多様性・SDGs時代の世界の常識をお伝えしていく。
人種分断の根っこは奴隷制の爪痕
「なぜ、アメリカはイギリス系の移民が中心に建国した他の国に比べて、人種問題が大きいのか?」
 私のなかでこれは長年のテーマであり、いろいろな人と議論を重ねてきました。
 比較的黒人の人口比率が高いということは理由の一つになると思いますが、その他にたどり着いた仮説が、「国家の成り立ちに奴隷制が深く関わっているからではないか」というもの。
 移民によって作られた新しい国は、基幹産業がありませんし、労働者も確保されていません。
 インフラを整備するにも、社会経済を成り立たせるためにも、アフリカの奴隷の存在が不可欠でした。
 現在のアメリカでは黒人の人口比は10%ほどですが、19世紀の南部では黒人の数が非常に多かったのです。たとえば、ルイジアナ州では、1900年時点で州内人口の47%が黒人でした。
 西欧的なものが何もない土地にヨーロッパ系の移民が思い描く国を作るには労働力が不可欠で、その担い手が黒人奴隷だった──その意味で、黒人はアメリカ社会の重要な一部分だったという歴史があります。この話をもう少し掘り下げてみましょう。
 私たちの資本主義社会では、「新たな仕事があるから働き手が必要だ」となれば、資本家にも労働者にも朗報です。
 雇用の創出となり、労働者は働いた分だけ対価を得る、当たり前すぎる話です。
 ところが南部の大農園でハッピーなのは資本家だけ。労働者にはデメリットだけでした。
 農場経営者にとって、何人奴隷がいるかは収益に直結しており、今の会社経営でいうと、奴隷は売上原価にほとんどならないローコストです。
 給料は限りなくゼロに近く、福利厚生も労働条件もないので人件費は最小限。敷地内に小屋を建て、栄養も何もない残り物を食べさせ、与えるのは最低限の生活ですから、奴隷として「購入」した時の代金だけで後は減価償却となるのです。
 優しい経営者であれば、自分が所有する黒人に対して休日に教会に行かせたり、衣服を与えたりしたようですが、それは個人の(おそらくキリスト教的な博愛に基づく)施しであり、社会全体のシステムではありません。
 お金もメンテナンスもいらない労働力は、誤解を恐れずにいえば優秀な機械と同じで、多ければ多いほどいい。
 白人経営者にとって黒人奴隷は労働者ですらなく重要な財産であり、「逃げられるのも死なれるのも困る」という存在でした。
 そして、自らの意思と関係なく無理やり売られてきて働かされた黒人たちは、自分の意思で働く労働者ではなくまさしく強制的に調達された奴隷だったのです。
 アメリカの国力が増すにつれて労働力のニーズは増え続け、奴隷として強制的に連れてこられる人は増加していきます。
 17世紀初頭から200年も「奴隷」として強制連行され、人権ゼロの立場に置かれた人たちの苦しみは、簡単に癒えるはずがないでしょう。
 ヨーロッパにも黒人は増えていますが、アメリカのような問題にはなっていません。なぜなら、まず人数が少ないこと。
 何よりもアメリカに比べると自分の意思で移住した人たちが圧倒的に多く、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドも同様で、アメリカほど黒人の奴隷制度が国の成立の根幹と関わってはいません。
 中南米のカリブ海にも大勢のアフリカ奴隷がいましたが、カリブ海の国々は先住民や先住民と混血したメスティーソも働かされていたので、アメリカとは事情が異なる面があります。
 アメリカはアフリカと並んで、奴隷制の爪痕が深い地域といえます。それがアメリカの根深い人種問題であり、近年表面化したのが、ブラック・ライブズ・マターなのです。
なぜいま、「民族」を学ぶべきなのか?
「ダイバーシティが重要」「世界の多様な価値観を理解すべき」……。このような声を聞くことが最近増えましたが、ダイバーシティやその前提となる多様な文化・価値観を理解するためには、民族について知っていることが重要です。

『ビジネスエリートの必須教養「世界の民族」超入門』山中俊之著、定価1760円、ダイヤモンド社刊
 しかしながら、世界96カ国を巡り、様々な国や民族の人たちと仕事をしてきた私からすると、日本人の民族への理解――いわば「民族偏差値」は、世界最低レベルだと思います。
 日本人は単一民族ではないものの、限りなく単一民族的です。みんな似ているし、争いはあまりないし、言葉もそう違わず、結婚・就職の差別も世界的に見ればとても少ない。
 ただし、多様性がないから無知になり、発想が貧しくなります。多様であることが新たな文化を育み、イノベーションのもとになるのです。
 ダイバーシティ・SDGsが重視されるこれからの時代に向けて、もはや「民族」は必須教養です。拙著『ビジネスエリートの必須教養 「世界の民族」超入門』では、「民族」を知るために必要な材料を揃えました。
 言語、宗教、歴史、芸術文化を含む壮大なテーマではありますが、ビジネスエリートなど忙しい人たちのために、ポイントを絞ってお伝えしています。
 本書を読めば、皆さんの民族への知識はおおいに深まるでしょう。「これまでとは“世界の見え方”がガラッと変わる」。そんな書籍に仕上がっています。皆さんの助けとなる1冊となれば、著者としてこれほど光栄なことはありません。
https://diamond.jp/articles/-/319841

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深冷分離技術を用いた水素関連装置を開発するニュージーランドのベンチャー企業 AFCryo Global Limitedへ出資

2023-03-30 | 先住民族関連
OBAYASHI2023年 03月 28日
株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治)は、ニュージーランドで水素関連装置の開発を手掛けるFabrum Solutions Limited(ファブラム ソリューションズ社、以下 Fabrum社、本社:ニュージーランド クライストチャーチ、CEO:Ojas Mahapatra)の持株会社AFCryo Global Limited(エーエフクライヨ グローバル社、以下 AFGL社、本社:ニュージーランド クライストチャーチ、取締役:Christopher Boyle)に対して、英国の投資ファンドであるAP Ventures(本社:英国 ロンドン)(※1)、ならびに世界中で再生可能エネルギープロジェクトを推進しているFortescue Future Industries(本社:オーストラリア パース)(※2)他と共同で出資しました。
ニュージーランド政府は、2050年までにカーボンニュートラルを達成する政策を掲げており、その一環として水素の利活用を積極的に推進しています。大林組は2014年頃から同国のグリーンエネルギーの将来性に着目し、2021年には北島の中央部に位置するタウポ地区に地熱発電所を所有するTuaropaki Trust(トゥアロパキ・トラスト)(※3)と共同で、地熱発電を利用したグリーン水素の製造、販売を試験的に開始しました。
製造したグリーン水素は、現在、タウポで公共バスや長距離輸送トラックなど車両向けの燃料として活用しており、オークランドの水素ステーションにも供給する予定です。
2004年に設立されたFabrum社は、AFGL社グループの中核を担っており、水素と酸素それぞれの沸点の差を利用する深冷分離技術を有しています。また、英国の水素製造装置メーカーCPH2社と共同で、交換膜を用いない水電解と同技術を組み込んだ水電解装置の販売にも取り組んでいます。同装置は膜を用いないため、水素製造におけるメンテナンスの手間とコストを削減できるメリットがあります。
同社がこれまで積み上げてきた技術と実績はニュージーランドでも高い評価を受けており、同国の各種水素プロジェクトに計画段階から参画しています。また、同社はニュージーランドで水素製造装置を製作可能な唯一のメーカーであり、同社への出資は、同国でのサプライチェーンも含めた大林組の水素事業推進に大きく寄与するものと期待しています。
さらに、同社は航空機などの燃料としても期待される液化水素の貯蔵タンク・充てん設備の開発も進めており、小規模から中規模の液化水素製造、貯蔵・輸送および充てんまでの一連のサプライチェーンに応じた装置を提供できる可能性にも注目しています。
今後、Fabrum社の高い技術力と幅広い営業ネットワーク、大林組の実績・経験とのシナジー効果で、ニュージーランドでの水素事業をさらに開拓し拡充してまいります。
大林組は、2019年6月に発表した「Obayashi Sustainability Vision 2050」に基づきESG経営を推進しており、今回の取り組みを通じて、目標の一つとして掲げた「すべての人を幸福にする価値ある空間・サービスの提供」を実現する事業への深化・拡大を推進していきます。
* ※1 AP Ventures
ロンドンに本社を置く、再生可能エネルギーの普及などのグローバル課題を解決する技術や事業に投資するベンチャーキャピタル。2013年より水素産業へ投資し、水素バリューチェーン全体の中で、AP Venturesは主要なベンチャーキャピタルと認識されている。12のリミテッドパートナーが参画し、3億9,500万米ドルの資産を管理している。水素バリューチェーン全体で20社以上のベンチャー企業へ投資している
* ※2 Fortescue Future Industries(FFI)
世界有数の鉄鉱石生産者であるFortescue Metal Groupの子会社で、100%の再生可能エネルギー源からゼロカーボンのグリーン水素を生産することを会社の使命とする世界的なグリーンエネルギー企業。脱炭素化が困難な産業向けの技術ソリューションを開発し、グリーン水素とグリーンアンモニアのプロジェクトを世界中で構築している
* ※3 Tuaropaki Trust
ニュージーランドの先住民マオリの地権者をオーナーとする共同土地信託組織。持続可能な資源利用を重視した国内有数規模の地熱発電所を開発し、これまで20年間にわたり安定的に運転してきた。同発電所から得られた地熱電力、蒸気、排熱は、近隣の乳製品加工や温室栽培などのアグリビジネスにも活用されている
https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20230328_1.html

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BlackRock、気候戦略や排出目標に関する企業との協働を継続へ

2023-03-30 | 先住民族関連
ESGJournal2023/3/29
3月23日、BlackRockは、2023年のエンゲージメント優先順位を発表した。本優先順位は、BlackRockが重要なリスクまたは機会の源泉として特定し、今年の企業とのエンゲージメントの焦点となる主要なテーマの概要を示している。
BlackRockは、世界最大の投資運用会社として、また気候変動やエネルギー転換に関連する投資テーマについて投資コミュニティの主要な発言者として、米国内の共和党政治家による反ESG運動の中心的存在となっており、BlackRockが企業に社会的課題を押し付けているとか、エネルギー企業に損害を与えるために「ボイコット」していると非難されている。
しかし、政治的な圧力にもかかわらず、ブラックロック・インベストメント・スチュワードシップ(BIS)が発表したエンゲージメントの優先順位は前年とほぼ変わらず、”取締役会の質と有効性”、”戦略、目的、財務の回復力”、”財務価値創造に沿ったインセンティブ “などの優先テーマと並んで、主要テーマの中に、「気候および自然資本」、「企業が人に与える影響」といったサステナビリティに関するテーマを引き続き盛り込んでいる。
しかし、今年のリリースでは、BlackRockは、そのエンゲージメントが、企業がどのようにリスクを管理し、機会を生かすかを理解することに重点を置いており、「企業に何をすべきかを指示するものではない」と強調している。同様に、気候に焦点を当てたエンゲージメントを論じたコメント欄で、BlackRockは、”現実の経済において特定の脱炭素化の結果を設計することは我々の役割ではない “と述べている。
また、気候セクションは、この分野への投資顧問の注力は、”顧客に対する受託者としての基本的な役割に基づくものである “と強調している。
BlackRockの気候関連エンゲージメントの重要な側面の一つは情報開示であり、BISはTCFDの枠組みに沿った情報開示を奨励し、ISSBがグローバルなサステナビリティ報告基準を策定する作業を歓迎するとしている。
同文書は、具体的な気候変動に関する目標や戦略を提唱するものではないが、「企業が、地球温暖化を2℃以下に抑えるシナリオや、1.5℃に抑えるという世界の野心を考慮したシナリオなど、様々な気候関連のシナリオに対して自社のビジネスモデルがどう整合するかを詳述することにより、投資家はより明確になりリスク評価ができる」と指摘し、次のように付け加えている。
エンゲージメント・プライオリティの解説では、企業のバリューチェーンにおける排出量(スコープ3排出量)の報告に対するBlackRockのアプローチに若干の変化があることも示されている。昨年の報告書では、重要な場合にはスコープ3排出量と目標を開示するよう企業に奨励したものの、「方法論の複雑さ、規制の不確実性、ダブルカウントの懸念、企業が直接コントロールできない」ことを理由に、これらの開示が取締役への支援に不可欠とは考えていなかったが、今年の報告書は、同じ懸念を認めつつも、現在、多くの企業がスコープ3排出量を開示し、「投資家が企業のバリューチェーンに対する長期リスクと回復力を評価できる」ことを指摘した。ブラックロックは、残された課題を踏まえ、「企業が行うことができるスコープ3の開示は、必然的に誠意と最善の努力に基づくものであると理解している」と述べている。
BlackRockは、「財務的価値の創造に沿ったインセンティブ」のテーマにおけるエンゲージメントの優先順位について、企業のインセンティブプランにおけるサステナビリティ関連要因の利用が増加していることを指摘した。
BISは、インセンティブプランに持続可能性に関連する要素を用いる企業に対して、それが他の財務目標や業務目標と同様に厳格であることを確認し、インセンティブと企業の戦略的優先事項との関連性を企業が説明できるようにすることを奨励した。
自然資本の面では、BlackRockは、”自然関連の影響や依存関係に重大なエクスポージャーを持つ企業の長期的な財務リターン “に影響を与える可能性があることから、土地利用、水、生物多様性の主要要素に関する開示に焦点を当てていると述べている。
BlackRockのエンゲージメントテーマ「企業が人に与える影響」は、戦略を遂行するための労働力を惹きつけ、維持する能力を含む人的資本管理の主要分野と企業の人権への影響に焦点を当てている。BISが取り上げた主な人権リスクには、企業やそのサプライヤーによる劣悪な労働条件、基準以下の賃金、強制労働や児童労働の使用、係争地の使用や先住民の権利侵害などの地域社会への被害や移住、敵意や差別のある職場、などがある。BlackRockは、「企業が人権関連リスクをどのように特定、管理、軽減するかについて、アドバイスや指示をする立場にはない」としながらも、企業がバリューチェーン全体で人権を考慮しているか、取締役会がどのように人権リスクを監督しているか、企業がどのように潜在的な人権影響を軽減・防止し、これらの戦略の有効性を測定しているか、さらに、企業が影響を受けるステークホルダーと関わり、これらの問題について業界の仲間や他のステークホルダーと協力しているかを把握するなど、これらのリスクに対するガバナンスに焦点を当てていることを指摘している。
【参考ページ】
(原文)BlackRock issues 2023 investment stewardship report
(日本語参考訳)ブラックロック、2023年版投資スチュワードシップレポートを発行
https://esgjournaljapan.com/world-news/26903

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