猛暑の夏が過ぎ、秋が来た。
彼岸花を求めて九州に来た。
ここは佐賀県・唐津市・相知町・蕨野です。
「蕨野の棚田」です。 「つなぐ棚田遺産」の一つです。
「蕨野の棚田」は、八幡岳(標高764m)のすそ野に広がる棚田です。
八幡岳は玄武岩でできています。
この玄武岩を石積みにして棚田を作っています。 棚田の石積みは野面積みを基本とし、平均の高さは3~5mです。
「蕨野の棚田」は約36ヘクタール、耕作されている田は約700枚です。
棚田が造成されたのは江戸時代。
現在、大平、石盛、南川原、下の木場、九郎谷という五つの谷間に棚田があります。
写真の棚田は「大平の棚田」ともいいます。
石積の棚田の脇に彼岸花が咲いていました。
ここでは石積の棚田が主人公ですね!