アムステルダムの南東、ユトレヒトの北にあるヒルバーサムに、「Dudokルート(Dudokroute)」という建築好きにはたまらないウォーキングルートがある。建築家Dudok(デュドク)が、1915年から1949年の間ヒルバーサム市の公共建築に携わった結果、この街の要所に独特の建築物が残っている。このDudokルートに沿って歩くと、昨日ブロクに書いた代表作のRaadhuis Hilversum(ヒルバーサム市庁舎)ほか、アムステルダム派建築の流れを汲んだ1919年建設のRembrandtschoolや1916年建設のGeraniumschool、目を引く色彩の1930年建設のRuydaelschoolなど学校建物を中心に見てまわることができる。Dudokルートの看板は、六角形で、茶色の文字で「Dudokroute」と書かれていて、見つけやすい。ルートの全長は約8km、所要時間約3時間。